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columnお悩み解決コラム

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【ヘルニアとぎっくり腰の違いとは?】あなたの腰痛の本当の原因

腰痛

公開日:2020.2.6 / 最終更新日:2020.4.23

腰痛を訴えて病院や整形外科を受診すると、「ヘルニア」や「ぎっくり腰」と言われることがあります。では、ヘルニアとぎっくり腰は何が違うのでしょう。

また、ヘルニアの手術やぎっくり腰を繰り返す人がいますが、なぜ根本的に改善できないのでしょう。

今回は腰痛の本当の原因と、根本的な改善法を紹介します。

ヘルニアって何?

ヘルニアという言葉はよく聞かれますが、実際にどんなものか詳しく知っている方は少ないかもしれません。

そこで、初めにヘルニアについて解説したいと思います。

腰椎椎間板ヘルニアのこと

私たちが「背骨」と呼んでいる骨は、医学的に見ると「頸椎(けいつい)」「胸椎(きょうつい)」「腰椎(ようつい)」の3つに分けられます。

頸椎は首の骨のことで、胸椎がいわゆる背中の骨、そして腰椎が腰の骨です。

頸椎は7つの椎骨(ついこつ)で構成されており、胸椎は12個、腰椎は5個の椎骨で構成されています。

ヘルニアは椎間板のどこにでも現れる可能性があるのですが、圧倒的に腰椎に現れるケース他多いため、単にヘルニアといった場合、それは「腰椎椎間板ヘルニア」のことを指すケースがほとんどです

ヘルニアが起こるメカニズム

椎骨と椎間板

椎骨と椎骨の間には椎間板と呼ばれるクッションの役割をする組織があり、椎骨にかかる衝撃を緩和する重要な働きがあります。

椎間板ヘルニアとは、椎間板に対して偏った力が加わり、椎間板の中から髄核(ずいかく)と呼ばれる組織が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを発する症状です。

ぎっくり腰とは?

ヘルニアについて知っていただいたところで、次に今回のもう1つのテーマであるぎっくり腰について見ていきたいと思います。

急性腰痛症のこと

ぎっくり腰というのは俗称で、医学的には急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)と呼ばれています。

ぎっくり腰とは、腰に過度な負担がかかるなどがきっかけとなり急に激しい腰痛に見舞われる疾患のことです。

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰は、重い荷物を持ち上げたときや、無理な姿勢を取ったときなどに発症しやすいことから、腰部に過度の負担がかかることで発症するとされています。

ただ、医学的に見た場合、ぎっくり腰のはっきりとした原因は分かっていません。

というのも、ぎっくり腰を起こした人の腰のレントゲンやMRIをとっても、骨には異常が見られないことも多いからです。

ヘルニアとぎっくり腰の違い

腰を痛めた女性

それでは今回のメインテーマである、ヘルニアとぎっくり腰の違いについて見ていきたいと思います。

症状の現れ方の違い

ヘルニアとぎっくり腰では、症状・痛みの現れ方が違うとされています。

ぎっくり腰は急性腰痛症ということからも分かるように、急に肉離れのような激しい痛みに襲われるのが特徴です。

ヘルニアの場合は、「なんとなく腰痛を放置していたら徐々に痛みが強くなり、しびれもともなうようになってきた」といったように、神経の痛み・しびれを感じる方が多いようです。

腰に痛みがあらわれたときに温めるべきか冷やすべきかはこちらのページで詳しく解説しています。

参考:腰痛は温める?冷やす?腰痛の本当の原因を知って正しく対処しよう!

急性かどうか

ぎっくり腰は何度も述べているように、「急性」の腰痛症です。そのため、ある瞬間に症状が現れます。

一方、ヘルニアの場合、急性ヘルニアなどといった疾患名はありません。

レントゲン検査でも原因の特定が難しい?

ヘルニアやぎっくり腰を発症すると、腰部の強い痛みに襲われます。では、なぜそのような痛みが現れるのでしょう。

腰痛の85%は原因不明とされている

ぎっくり腰のところでも述べましたが、ぎっくり腰を含む腰痛の原因の特定は容易ではありません。

実際、病院や整形外科でレントゲンを用いて検査をしても、約85%もの腰痛が原因不明とされます。

腰痛の整形外科的治療法

病院や整形外科では、腰痛に対して薬物療法をメインとした治療がおこなわれます。

具体的には、痛み止めやシップが出されることとなります。

なぜなら、病院や整形外科の検査では、腰痛の原因が分からないからです。
原因が分からない以上、目の前の症状だけを抑えるために「対症療法(原因ではなく目の前の痛みだけを抑える)」を施すしか術がないのです。

ぷらす鍼灸整骨院での腰痛の改善法

ぷらす鍼灸整骨院には、「病院や整形外科に通っても治らない」という腰痛患者様がたくさん来られています。

では、なぜぷらす鍼灸整骨院の施術で腰痛が改善するのでしょう。

腰痛の本当の原因を探る

腰痛が治らない原因は、先述したように腰痛を発する原因が分かっていないからです。

そこでぷらす鍼灸整骨院では、腰痛の本当の原因を探ることから始めています。

なぜ画像診断で腰痛の原因が見つからないかというと、それは、骨や神経しか見ていないからです。

私たちは、腰痛の多くは筋肉や筋膜、腱、靭帯といった軟部組織の損傷によってもたらされると考えています。

つまり、腰痛を起こしていると思われる軟部組織の損傷に着目すれば、腰痛の原因を断ち、根本から腰痛を改善することが期待できるのです。

筋膜リリースや骨盤矯正をおこなう

最近になって、腰痛の原因として注目され始めているのが筋膜の存在です。

筋膜は筋肉を覆う膜のことで、離れた場所の筋肉とも膜でつながっています。

例えば腰痛が見られる場合、臀部(でんぶ:お尻の周囲)や太ももの筋膜にも緊張が見られます。

つまり、臀部や太ももの筋膜に引っ張られることで、腰痛が現れているとも考えられるのです。

そこで、ぷらす鍼灸整骨院では筋膜リリースをおこない、腰への負荷を取り除きます。

また、骨盤矯正を併せておこなうことで、腰に負担がかかるような姿勢を改善していきます。

鍼灸で患部にアプローチする

ぎっくり腰の発症直後は痛みが強いため、鍼のようなソフトな施術が効果的です。

また、慢性的な腰痛には、温熱療法であるお灸もおすすめです。

ぷらす鍼灸整骨院には柔道整復師だけでなく、鍼灸師も多く在籍しているので、急性期の腰痛の方であっても、慢性腰痛をお持ちの方であっても、安心して施術を受けていただけます。

腰痛を予防するストレッチや生活指導をおこなう

腰痛は日々の生活習慣や姿勢、運動習慣などから起こるケースがほとんどなので、ぷらす鍼灸整骨院では腰痛を予防するためのストレッチや生活指導もおこなっています。

整骨院でぎっくり腰を治したいという方は以下ののページもご覧くださいね。

参考:長引く腰痛を解消したい!対処法と治療できる場所を徹底解説
参考:ぎっくり腰になった!整骨院には行くべき?
参考:整骨院で施術!ヘルニアの痛みを緩和する方法もご紹介

どこへ行っても治らなかったぎっくり腰が鍼灸で改善されたという方もたくさんいらっしゃいます。

鍼灸でぎっくり腰改善を図りたい方はこちらのページがおすすめです。

参考:ぎっくり腰(急性腰痛)は鍼灸で緩和!役立つ応急処置方法も紹介
参考:腰痛はお灸で緩和できる?お灸をする際の注意点やポイントを紹介!

腰痛は生活習慣の「結果」です!

ここまで読んでいただいた方ならもうお分かりだと思うのですが、腰痛は日々の生活習慣の「結果」として起こるものです。

だから、痛み止めやシップでは根本的に改善することはできませんし、画像診断では原因が分かりません。

腰痛の原因は1人1人異なりますので、ぷらす鍼灸整骨院であなたの腰痛の原因を究明し、一緒に改善していきましょう。

まとめ

ぎっくり腰とは過度な負担が腰にかかったときなどに急に起こる腰痛のこと。

腰椎椎間板ヘルニアとは骨と骨のクッションの役割を果たす椎間板がずれ、とびだした髄核という組織が神経を圧迫することです。

ぎっくり腰は肉離れのような激しい痛みが突発的に起こるのに対し、椎間板ヘルニアは圧迫された神経の痛み・しびれが特徴です。

病院で痛み止めや湿布だけ処方されたことに疑問を感じている方や、根本的な改善をしたい方は、ぜひぷらす鍼灸整骨院までご相談くださいね。

合わせて読みたい:【腰痛を和らげる方法】「急性期」と「慢性期」それぞれの対処とは?

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

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