columnお悩み解決コラム
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公開日:2020.12.1 / 最終更新日:2021.1.6
日本で何らかの腰痛に悩まされている人の数は、なんと約2800万人もいるとされています。
腰痛があるときには、「温める」のと「冷やす」のと、どちらが正解なのかで迷いますよね。
肩こりは冷やすほうがいいのか、温めるほうがいいのかについては以下のページでわかりやすく解説していますのでお役立てくださいね。
原則として腰痛は温めるのが一番です。
一部の例外を除き、腰やお腹周りを温めた方が、症状の早期改善が期待できますよ。
基本的には温めたほうがいい理由と、冷やしたほうがいいケースについてそれぞれわかりやすく説明していきます。
東洋医学では「冷えは万病のもと」とされており、体温計もない時代から冷えを「未病(病気になる前段階)」と捉え、この段階で治してしまうのが名医だとされてきました。
西洋医学では冷えを単に「身体的状態」としかとらえておらず、「冷え症」に関しても、ただ冷えに対して過敏なだけと捉え、治療の対象とはなっていない現実があります。
およそなんらかの不調が見られる場所には、必ずと言っていいほど血行不良が起こっています。
私たちの身体は、自律神経の働きによって支えられています。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成っており、両者がバランスを取ることで円滑な生命活動が保たれています。
ところが、ストレスや睡眠不足、過労などが原因で交感神経が優位になりすぎると、身体のブレーキが利かなくなり、心身の疲労を回復させることが出来なくなります。その結果、腰痛のリスクも高くなるという訳です。
副交感神経を優位に導くためには、身体を温めることが重要であり、また、もっとも簡単な方法でもあります。単純にお風呂に浸かると気持ちいいものですよね。
炎症部位を温めてしまうと、かえって炎症状態を悪化させ、腰痛からの回復を遅らせてしまいます。ぎっくり腰などの急性腰痛症の場合には発症から48時間までを目安に、冷やすようにすると良いでしょう。
腰痛がある時に、温めるか冷やすか迷った場合には、自分の身体に聞いてみましょう。
温めて気持ちよく感じるのであれば、ほとんどのケースで温めて大丈夫です。
どうしても自分で判断がつきかねる時は専門家に相談してくださいね。
腰が痛いときの楽な寝方や座り方もこちらで紹介しています!
腰痛は日本人の多くを悩ませていますが、そんな腰痛を引き起こす代表的な疾患としては、以下のようなものが知られています。
腰痛を訴えて病院や整形外科でレントゲンを撮った方の中には、「ヘルニアが出ていますね」と言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヘルニアは腰の骨と骨の間にある椎間板(ついかんばん)から髄核(ずいかく)が逸脱し、神経を圧迫することで痛みや足のしびれを生じる疾患と説明されています。
ヘルニアでお悩みの方には以下のページもおすすめです。
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、比較的高齢者に多く見られる疾患です。背骨(脊柱)の中を通る神経の通り道が狭くなり、神経を圧迫することで痛みやしびれを発します。
背骨のどこにでも起こりうる疾患ではありますが、圧倒的に腰に多く見られることから、単に脊柱管狭窄症といった場合、腰部脊柱管狭窄症を指すケースがほとんどです。ただ、脊柱管狭窄症の場合、腰痛よりも足のしびれの方が出やすいようです。
腰の骨のことを腰椎と呼んでいますが、人間の腰椎は5つあり、それぞれ上下の腰椎と靱帯で結合され、関節を形成しています。
腰椎椎間関節症は、簡単にいうと腰椎の捻挫のようなものです。捻挫によって周囲の軟部組織(筋肉や筋膜、腱、靱帯など)を損傷し、腰痛を発症するという訳です。
実は、腰痛の原因はほとんど分かっていないことをご存じだったでしょうか。
検査の結果、原因がハッキリと分かるものは、腰痛全体のたった15%程度に過ぎません。そのため、腰痛に関する誤った知識も蔓延(まんえん)しているようです。
腰痛を訴えて病院や整形外科を受診しても、ほとんどのケースで「原因不明」とされます。中には湿布や痛み止めをもらっただけという方も少なくありません。
では、湿布を貼って腰痛は根本的に改善するのでしょうか。
湿布には消炎鎮痛剤が含まれており、貼ることによって血行を阻害し、神経伝達を妨げます。
つまり、湿布によって痛みを「一時的に感じなく」させているだけなのです。これでは腰痛を根本から改善することにはつながりませんよね。
腰痛の人の多くが「腹筋を鍛えなさい」とか「痩せなさい」などと言われますが、腹筋がムキムキのアスリートにも腰痛持ちは多くいますし、反対に体格がよくても腰痛とは無縁という人もいます。
筋力不足が腰痛の原因になることはありますが、人によって腰痛の原因となっている箇所はちがいますので、腹筋だけに原因を求めるのは危険かもしれません。
ちなみに、アメリカの軍隊では、私たちがイメージする上体を起こすタイプの腹筋運動はたいした効果が無い上に、腰痛のリスクを高めるだけとして、訓練項目から除外されています。
腰痛予防のためのストレッチはこちらで紹介しています。
参考:ぎっくり腰は安静のしすぎに注意?整骨院が教える腰痛予防ストレッチ
腰痛の原因が二足歩行だとする説もありますが、どう見ても四足歩行のミニチュアダックスフントの方が、腰にかかる負担が大きいそうですよね。
実際、胴の長い犬種にはヘルニアが多く見られるようです。
なぜ腰痛の85%が原因不明とされるのかというと、あまりにもレントゲンやMRIといった画像診断では軟部組織にはあまり注目しないからです。
実際には、以下のようなことが腰痛の引き金となります。
腰痛の方のほとんどに不良姿勢が見られます。
本来、首の骨や腰の骨は緩やかに前弯しているものですが、猫背やスマホの見過ぎなどで反対方向に曲げられると、肩こりや腰痛のリスクが増すのです。
冒頭でも述べたように、なんらかの不調が見られる場合、必ずと言っていいほど血行不良がともないます。
ちなみに、腰痛の方を見ていると、腰に産毛が生えているケースがあります。
西洋医学には無い考え方ですが、産毛が冷えから身体を守ろうとしているのかもしれませんね。
腰痛をお持ちの方のほぼすべてに、筋肉や筋膜の緊張が見られます。逆にいうと、腰痛は筋肉や筋膜の緊張の「結果」として起こっているということも可能です。
なぜ西洋医学的検査で腰痛の原因が分からないかというと、骨や神経にばかり注目し、筋肉や筋膜の緊張を見ることが少ないからです。
ぷらす鍼灸整骨院では、その人その人の腰痛の状態に応じで、さまざまな施術法を使い分け、腰痛の早期改善と再発の防止を図っています。
腰痛というと腰の筋肉ばかり注目しがちですが、実は腰につながる筋膜が腰痛の原因となっているケースが少なくありません。
筋膜は筋肉を覆う膜で、全身をボディスーツのように覆っています。そのことから、筋膜は「第2の骨格」とも呼ばれているのです。
特に腰痛がある場合、臀部や太ももの筋膜が硬くなっており、その牽引力によって腰痛を引き起こしていると考えられます。そのため、臀部や太ももの筋膜リリースが重要となるのです。
骨盤が後ろに傾くと、腰椎の前弯が失われ、姿勢の悪化などにより腰痛のリスクを高めます。
そこでぷらす鍼灸整骨院では骨盤調整をおこない、腰痛の原因を根本から取り除いています。
ぷらす鍼灸整骨院では、温罨法(おんあんぽう:蒸しタオルなどで患部を温める施術法)やマイクロ波などを用いて局所の血行を促進し、症状の回復を促進しています。
整骨院や鍼灸院で腰痛改善を図りたいという方はこちらのページもおすすめです。
腰痛が原則として温めて血行を促進することで早期の回復が期待できます。
腰痛のほとんどが原因不明ということに、驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、症状が出ている以上、必ず原因はあるはずです。
ぷらす鍼灸整骨院では、その原因を筋肉や筋膜の緊張、不良姿勢、血行不良に求めています。
ツラい腰痛を和らげる方法については以下のページで詳しく紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
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