PageTop
大阪・兵庫・東京・横浜・広島で展開しているぷらす鍼灸整骨院

columnお悩み解決コラム

columnお悩み解決コラム

腰痛は整体で改善!長引く腰痛は専門家に任せるのがおすすめの理由

腰痛

公開日:2020.11.30 / 最終更新日:2020.12.11


整骨院はケガを治すところで、整体院は身体のバランスを整えるところというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。ただ、ぷらす鍼灸整骨院では保険診療だけでなく、整体の施術も駆使して、慢性的な腰痛の根本的な改善に取り組んでいます。今回は整骨院と整体の違いや、腰痛に対する整体の施術について解説します。

①慢性的な腰痛には整体の施術がおすすめ


厚生労働省の調べによると、腰痛は男性のお身体における悩みのナンバー1(女性ではナンバー2)とされています。そんな腰痛ですが、慢性的に続いているものに関しては、整体の施術がおすすめです。

整体って何?

街中を歩いていると整体の看板をよく見かけますが、実は、整体にはこれといった定義がありません。日本では主に徒手(手でおこなうこと)による民間療法のことを整体と呼んでいます。

整体という言葉自体は大正時代に使われ始めましたが、それを大成したのが故・野口晴哉で、野口整体の創始者として、また日本療術会のカリスマとして知られていました。

実際の施術も整体院や整体師によって異なっており、アメリカで開発されたカイロプラクティックやオステオパシーなどの施術を取り入れたり、独自の技法を開発したりいろいろです。

整体の目的を簡単に説明すると、身体が本来持っている回復力を取り戻し、自分で自分の症状を治せる身体にすることといえるかもしれません。そのために、骨盤調整や頚部調整、自律神経調整などさまざまな施術がおこなわれます。

整体と整骨院の違い

整体と整骨院の最大の違いは、国家資格の有無の違いです。整骨院では国家資格者である柔道整復師が施術をおこないますが、整体師は誰でもなることができます。

また、整骨院では健康保険を使って施術が受けられますが、整体院では施術費用が全額自己負担(自由診療)となります。

ぷらす鍼灸整骨院でも整体の施術をおこなっています

最近は、整骨院や鍼灸院でも整体の施術を取り入れるところが増えてきています。ぷらす鍼灸整骨院でも整体の施術をおこない、さまざまなバリエーションのお悩みにお応えしています。

慢性的な腰痛に整体の施術がおすすめの理由


慢性的な腰痛に関しては、整体の施術を受けていただくのがおすすめです。その理由としては、次のようなことがあげられます。

施術に対する制限がない

整骨院のメリットとして、健康保険を利用できることがあげられますが、健康保険が適用されるのは、捻挫や打撲、挫傷といったケガのみです(骨折や脱臼の場合は、医師の診察を受けたのち、整骨院でも後療が可能です)。

もう少し詳しく言うと、明らかに原因のある直近のケガに対してのみ、健康保険が適用されます。

気が付いたら痛かったとか、慢性的に痛みが続いているなどといった場合、健康保険を適用した施術は受けられません。

そのような場合、整体の施術を受けるという選択肢が出てくるのですが、整体の施術を受けるメリットとして、施術に対する制限のないことがあげられます。

腰痛に対しても整骨院の施術は有効なのですが、保険の範囲内でしか施術をおこなうことができません。整体の場合はそのような制限がないので、腰痛に対して効果的と思われるさまざまな施術を同時におこなうことが可能です。

1人1人に合ったアプローチが可能

整骨院で保険が適用されるのは、電気治療や罨法(温めたり冷やしたりする処置)に対してのみです。厳密にいうと、マッサージのような施術には保険が適用されません。

そのため、どうしても画一的な施術をおこなうことになりがちです。整体の施術の場合はそのような制限がないので、1人1人の腰痛に合わせたアプローチが可能となります。

腰部以外からのアプローチも可能

整骨院で腰部に対する施術をおこなう場合、基本的に腰部に対してのみアプローチすることとなります。というのも、整骨院での施術が対象となる腰痛の多くは、腰部捻挫に分類されるからです。

仮に、全身のアンバランスから腰痛が生じているとしても、全身のバランスを整える施術は保険の範囲内ではおこなえません。

整体の施術にはそのような制限がないので、腰痛の原因と思われるすべての原因に対してアプローチすることが可能です。そのため、特に慢性の腰痛に対して、整体の施術が有効なのです。

時間をかけて施術が受けられる

整骨院には毎日多くの患者さんが来られるため、1人1人の患者様にそれほど時間をかけることができません。また、保険でおこなえる施術は限られているので、物理的にそれほど長い時間が必要ないのです。

整体の施術の場合、1人1人時間をかけて、ゆっくりと施術をおこなうことが可能です。施術に対する反応をその場で確認できるので、腰痛のタイプに応じた施術法を選択することも可能です。

その人が本来持っている回復力を高められる

先ほど少し触れましたが、整体の目的の1つが、その人が本来持っている回復力(自然治癒力)を高めることにあります。

施術を終えてしばらくしたら元通りというのでは、症状を根本から改善したことにはなりませんし、症状の根本的な改善には、その人その人の自然治癒力を高めることが不可欠なのです。

自然治癒力を高めることにより、薬に頼らないで、自分で自分の身体を治す体質へと転換することが可能となります。そのため、「薬に頼りたくない」という方に、特に整体の施術はおすすめといえます。

整骨院でみられる腰痛の種類


整骨院では、整形外科のようにレントゲンやMRIといった画像診断をおこなうことができません。ただ、だからこそ画像診断では見落としがちな、腰痛の本当の原因に気づく可能性もあるのです。では、整骨院ではどのような種類の腰痛をみているのでしょうか。

ぎっくり腰

ぎっくり腰は急性腰痛症とも呼ばれており、激しい痛みと可動制限をともなうのが特徴です。このような腰痛に対しては、健康保険を用いた施術が可能となっています。

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、神経の通り道である脊柱管が、何らかの原因によって狭くなることで起こります。腰痛だけでなく足のしびれも主な症状となっていますが、手術ではなく、手技によって改善がみられるケースもあります。

腰椎分離症・すべり症

腰椎分離症・すべり症は、跳躍をともなう競技(バレーボールやバスケットボールなど)の選手によく見られます。ほとんどは自覚症状がありませんが、まれに足のしびれを訴えるケースがあります。

椎間関節症

椎間関節症は、簡単に言うと腰椎の捻挫のようなものです。明らかな受傷起点があるケースも多く、整骨院での保険診療の対象となる疾患でもあります。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨と骨の間にあるクッションである椎間板から、髄核が飛び出すことで起こります。ただ、ヘルニアが出ていても腰痛の自覚がないケースも多々あり、ヘルニアだけに着目していると、腰痛の本当の原因を見落とすこととなりかねません。

ぷらす鍼灸整骨院における腰痛への施術法


ぷらす鍼灸整骨院では、慢性の腰痛に対して整体の施術もおこなっています。主に次のような方法で、慢性腰痛の改善を目指しています。

骨盤矯正

慢性的な腰痛のほとんどは、腰には原因がありません。ではどこに原因があるかというと、その答えの1つが骨盤です。

骨盤がゆがむことで腰への負荷が増し、結果として腰痛を発症してしまうのです。そのため、ぷらす鍼灸整骨院では、骨盤矯正をおこない、慢性的な腰痛の元を断っていきます。

筋膜リリース

筋膜は、筋肉や内臓、骨、神経、血管などの器官を覆う膜のことを意味します。筋肉の緊張がゆるんでも、筋膜が硬いままだとまた元通りになってしまいます。

例えば、濡れたシャツを着ていると身体を動かしづらいですが、シャツが乾けば身体を動かしやすくなりますよね。筋肉を覆う筋膜を緩めることで、身体をスムーズに動かせるようになるため、慢性的な腰痛などのリスクを下げられるのです。

全身矯正

腰痛は骨盤をはじめ、全身のバランスが崩れることで発症リスクを増します。そのため、ぷらす鍼灸整骨院では、全身矯正をおこなうことで、腰痛を根本から改善していきます。

まとめ


整骨院と整体は別々のものと考えるのはもう古いのかもしれません。柔道整復師が整体院をオープンすることは珍しくなくなっていますし、整骨院の中にも整体の施術を取り入れるところが増えてきています。

なぜそのような流れになってきているかというと、やはり患者様の症状を根本から改善に導くためと言えます。ぷらす鍼灸整骨院でも、保険の施術と整体の施術を組み合わせ、皆様の症状の早期改善を目指しています。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

出店物件募集

          ぷらす鍼灸整骨院ではさらなる店舗拡大のため出店可能物件を募集しております。
           詳しくはこちらから >>