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首こりが自律神経失調症を招く!?首こり解消なら整骨院へ行こう!

[首の痛み]

公開日:2020.3.31 / 最終更新日:2020.4.17


何らかの不調を訴えて病院を受診した場合、検査をしても異常が無いと「自律神経失調症ですね」と言われることが多々あります。

実は、首こりが自律神経失調症を招くこともあると知ったら驚かれるでしょうか。

首こりと自律神経の関係は医学的にも証明されているので、詳しく紹介したいと思います。

首こりが自律神経失調症の原因に!?


自律神経失調症というと「心の風邪」のようなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実は、首こりによって自律神経失調症のリスクを高めることが、医学的に分かってきています。

では、なぜ首こりによって自律神経失調症を発症するのでしょうか。

首こりと自律神経との関係

人間の生命活動は自律神経によって維持されています。気温の変化に従って体温を調節するのも、食べたものを消化・吸収するのも、寝ている間に身体を回復させるのも、全て自律神経の働きによるからです。

自律神経は交感神経と副交感神経から成っており、日中は交感神経が優位になり、夜間は副交感神経が優位になります。

ところが、なんらかの原因で夜になっても交感神経優位の状態が続くと、神経が興奮状態になって睡眠の質を低下させ、身体を休めることができなくなるのです。

このような状態が続くことで、徐々に体力が奪われ、気力が減退し、自律神経失調症を発することとなります。

実は、首には副交感神経によって支配されている神経が多数存在しているため、首の筋肉が緊張することによって神経圧迫を起こし、交感神経優位に傾いてしまうのです。

自律神経失調症は病気ではない

先程、自律神経失調症というと「心の病」のようにイメージされがちだと述べましたが、実は、自律神経失調症は病気でも何でもありません。

単に、自律神経の働きが悪くなっているようですね、という「現象」を述べているにすぎないのです。なんらかの不調を訴えて検査をしても原因が分からない場合、自律神経失調症という言葉が便利使いされる傾向にあります。

首こりによって頚性神経筋症候群を発症することも

一晩寝たら回復する程度の首こりなら特に問題ないのですが、慢性的に首こりを抱えている状態が継続した場合、頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)を発症する可能性があります。

頚性神経筋症候群は別名を「首こり病」とも言い、東京脳神経センターの松井孝嘉博士によって命名されました。

頚性神経筋症候群の代表的な症状


首こりが慢性化して頚性神経筋症候群を発症した場合、主に自律神経系の症状が見られるようになります。

自律神経失調症

自律神経失調症は病気という訳ではありませんが、様々な症状が見られるようになります。ただ、症状がいつも同じという訳ではなく、その時々によって異なった症状を訴えるのが特徴です。

このように、その時々によって訴える症状が異なることを不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼んでおり、自律神経失調症の特徴となっています。

パニック障害

パニック障害は、突然動悸やめまい、息苦しさ、発汗、手足の震えといったパニック発作が起こり、日常生活に支障を来たす疾患です。

パニック障害の原因に関してはハッキリとしたことが分かっていませんが、遺伝的要因や環境的要因(ストレスによる自律神経の乱れなど)が関わっているのではないかと考えられています。

気分障害

頚性神経筋症候群を発症した場合、気分障害が見られることもあります。訳もなく悲しい気分になったり、些細なことでイライラしたりと、情緒不安定になるのが特徴です。

単に機嫌がよくなったり悪くなったりするのではなく、気分の変化によって日常生活に支障を来たすのが気分障害の厄介な点です。

慢性疲労症候群

慢性疲労症候群は単なる疲労とは異なり、疲れのあまり身体を満足に動かせない状態が6カ月以上続く疾患です。慢性疲労症候群を発症するリスクも首こりによって高くなるとされています。

自律神経のバランスを乱す首こりの原因


「首こりなんて肩こりと同じでしょう?」と思っていた方にとって、ここまでの解説はショッキングだったかもしれません。では、なぜ首こりが起こるのでしょう。

不良姿勢

首こりの原因としては不良姿勢があげられます。普段からデスクワークなどで猫背気味の姿勢をしていると、頭の位置が前に移動します。

頭には体重の10分の1程の重量があるため、頭の位置が少し間に出るだけで、首にかかる負担が増大し、首こりのリスクを高めるのです。

スマホをみるときの姿勢

最近は「スマホ首」という言葉が知られるようになっていますが、いつも画面を覗き込むように下を見てスマホを触っていると頭の位置が前に移動し、首こりのリスクを高めます。

スマホ首(ストレートネック)についてはコチラでも分かりやすく解説していますので、お悩みの方は参考にしてくださいね。

参考:【知っておきたい】ストレートネックの原因と治し方を解説します

参考:【ガイド】ストレートネックを治したいときの対策法まとめ

血行不良

冷えなどが原因で血液の循環が悪くなると、局所の栄養状態が悪化し、回復力の低下を招きます。その結果、寝ても疲れが取れにくい状態になり、首こりを慢性化させるリスクが高くなります。

睡眠不足

東洋医学はもちろんのこと、西洋医学においても「睡眠に勝る薬なし」と言われます。それほど睡眠は健康にとって重要だということですが、睡眠時間が減少することで身体の回復力を低下させ、首こりのリスクを高めます。

寝違えたかも?とお悩みの方はこちらも参考にしてください。
参考:寝違えた!整骨院に行っても大丈夫?対処法とは

首こりを解消して自律神経のバランスを整える方法


ここまでの解説で、首こりが人間にとって非常に危険なものだとご理解頂けたことと思います。では、首こりを解消して、自律神経のバランスを整えるにはどうしたらいいのでしょう。

湯船に浸かってリラックスする

首こりの問題点は交感神経が優位になり、身体の回復力を低下させることです。そのため、湯船に浸かってリラックスするのがおすすめです。

湯船に浸かって温まること自体、首の筋肉を緩めることにつながりますし、リラックスすることで副交感神経が優位になり、身体の回復力を高めることが期待できます。

副交感神経を優位にするためには、40~41度程度のぬるめのお湯に20分ほどゆっくりと入るのがポイントです。

ストレス解消する

ストレスは万病のもとであり、自律神経のバランスを乱す元凶でもあります。そのため、たまにはストレスを解消し、自律神経のバランスを整えることが重要です。

適度に身体を動かす

実は、人間の筋肉が硬くなる(こる)原因は2つしかありません。1つは身体を動かしすぎることで、もう1つが長時間身体を動かさずにいることです。そのため、適度に身体を動かすよう心がけましょう。

睡眠の質を高める

私たちの身体は寝ている間に回復するため、睡眠の質を高めましょう。簡単な方法が、起床時間の14、5時間後に照明を一段階落とすというものです。それによって自然と眠くなり、睡眠の質を高めることが期待できます。

また、日中になるべく日光にあたる時間をつくることも良質な睡眠につながります。

首こりを解消するなら整骨院など専門機関へ!

肩こりの悩みを整骨院で相談する女性
首こりを解消するには生活習慣を見直すことが重要ですが、それでも改善が見られない場合、整骨院などの専門機関で見てもらうことが重要です。

首はとてもデリケートな場所

首は脳と直結しており、自律神経の働きに関わる重要な場所です。国の最高権力者のことを「首脳」と呼びますが、人体にとって首や脳はそれほど重要だということです。

あまりにも強い力で首をマッサージした場合、自律神経の働きに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、自分で揉んだりせず、専門家に見てもらうことが重要なのです。

人によって適切な刺激量が異なる

ドーゼとは身体に対する刺激量のことを意味します。人によってドーゼは異なっており、同じだけのドーゼを加えてもドーゼオーバーを起こし、いわゆる「揉み返し」につながる可能性があります。

ぷらす鍼灸整骨院にはその人その人のドーゼに合った施術がおこなえる、熟達した鍼灸師や柔道整復師がたくさん在籍しているので、1人1人に合った適切な施術をおこなうことが可能となっています。

首こりを改善していきたいという方は以下のページも参考にしてくださいね。

参考:首こりの解消法6選!首こりを放置するリスクやチェックリストも紹介

参考:しつこい首こりには鍼灸がおすすめ!血行促進で改善を目指そう

参考:つらい「首こり」は整骨院で改善?整骨院の首こりに対する施術を紹介

まとめ


たかが首こりだと侮っていたら、思わぬ疾患を招く可能性があることに驚かれたのではないでしょうか。

実際、肩こりだと思っていたら実は首こりで、首の筋緊張を取り除いたら不調が改善したという例は少なくありません。

ただ、首はとてもデリケートな場所なので、自分でゴリゴリ揉んだりせず、専門家の施術を受けるようにしてくださいね。

ぷらす鍼灸整骨院でも首こりやそれにともなう症状に悩まされている方をサポートさせていただいておりますので、お気軽にご相談くださいね。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。