首こりの解消法6選！首こりを放置するリスクやチェックリストも紹介

肩こりという言葉はよく聞くものの、首こりという言葉はあまり聞いたことが無いという方もいらっしゃることでしょう。

実は、肩こりのほとんどが、首こりによってもたらされているといったら驚かれるでしょうか。

首こりの解消法

それでは早速ですが、首こりの解消法について見ていきたいと思います。首こりは首の筋緊張によって起こりますが、筋緊張の緩和だけでなく、筋緊張が起こる原因も取り除くことが重要です。

ストレッチをする

首こりを解消する方法としては、ストレッチがあげられます。筋肉を適度に伸ばすことでこり固まった筋肉が自然とほぐれていきます。以下に簡単な首のストレッチ法を紹介しておきますので、試してみてください。

1. 右手で頭越しに左の側頭部（こめかみの上あたり）に触れる
2. 右手を左方向に引きながら顔を右に倒す
3. 30秒したら反対側も同様におこなう
4. 左右とも3セットおこなう

マッサージをする

首こりの解消法としては、マッサージもあげられます。硬くなっている筋肉を気持ちよくマッサージすると良いでしょう。

ただし、首は人体の中でもっとも大事な部分の1つなので、強すぎる力でマッサージしないよう注意しましょう。適切な加減でマッサージを受けたいという場合は、専門家に頼ると良いでしょう。

お風呂で温める

首こりを解消するには、お風呂でゆっくりと温めるのも有効です。温まることで血行が良くなり、筋緊張が緩和されれば、自然と首こりも楽になってきますよ。

適度に身体を動かす

首こりを訴える人の多くに、運動不足や長時間の同一姿勢が見られます。そのため、適度に身体を動かして、筋肉が固まらないようにすることが重要です。

姿勢を見直す

首こりが慢性化している方は、姿勢を見直してみましょう。猫背気味になって頭が前に倒れると、首にかかる負担が増大します。背筋を伸ばしてまっすぐ座るよう意識すると良いでしょう。

自然に背筋を伸ばすには、骨盤を立てる意識をもつのがポイントです。

首こりの原因

肩こりという言葉はよく聞かれますが、首こりはなぜ起こるのでしょう。

実は、肩こりのほとんどが首こりによってもたらされています。

座り方が悪い

座り方が悪いと首こりのリスクが高くなります。特にソファに踏ん反りかえって座っていたり、椅子に浅く腰掛けて背もたれにもたれ掛ったりしていると、頭の位置が前に移動するため、首の筋肉が硬くなってしまいます。

長時間のデスクワーク

首こりの原因としては、長時間のデスクワークもあげられます。デスクワークをしているとモニターを覗き込もうとついつい顔の位置が前に移動してしまい、首の筋肉にかかる負担が増すのです。

スマホを見すぎる

スマホを見すぎることも首こりの原因となります。最近は「スマホ首」と言って、スマホを見る姿勢によって、顔の位置が前に出るケースも指摘されています。

スマホ首（ストレートネック）かな？とお悩みの方にはこちらのページもおすすめです。

参考：【知っておきたい】ストレートネックの原因と治し方を解説します

参考：ストレートネック改善はどこに行くべき？整骨院と整体院の違いとは

冷え

東洋医学の世界では「冷えは万病の元」と言っており、冷えは首から入るとされています。実際、首が冷えると血行が悪くなり、首の筋肉もこり固まってしまいます。

巻き肩

巻き肩も首こりのリスクを高めます。最近「スマホ肩」という言葉が使われていますが、スマホを長時間見ていると、肩や顔の位置が前に出るため、首こりのリスクが高くなるのです。

首こりを放置した場合のリスク

たかが首こり、されど首こり。首こりを放置すると、首だけでなくいろいろなところに不具合を生じるリスクが高くなります。

寝違え

筋肉は筋繊維の束でできています。茹でたささみをイメージしてもらうと分かりやすいと思うのですが、あの繊維の1本1本が筋繊維に当たります。

首こりを放置した場合、寝ている間の不良姿勢などが原因となり、筋繊維を断裂するリスクが高くなり、それが寝違えの原因となるのです。

参考：寝違えた！整骨院に行っても大丈夫？対処法とは

頭痛

首は身体と頭を結んでいますが、首の筋肉が硬くなると、脳へと送られる血液の循環が阻害されます。

すると、脳が「血液を送って」というサインを出します。これが頭痛の原因となるのです。

日本人の多くが頭痛に悩まされていますが、病院で検査をしてもほとんどが異常なしとされます。そのような頭痛のことを一次性頭痛と言いますが、一次性頭痛のほとんどが、首や肩の緊張によってもたらされるということです。

吐き気

脳から出た神経は脊髄（背骨）を通って身体の各部へと送られますが、首こりによって神経伝達が阻害されると、吐き気や胃の不調につながることもあります。

自律神経失調症

首や骨盤は自律神経の働きに深くかかわっています。そのため、首こりが起こると自律神経のバランスが乱れ、自律神経失調症を発症するリスクが高くなります。

参考：首こりが自律神経失調症を招く！？首こり解消なら整骨院へ行こう！

あなたも隠れ首こりかも？首こりのセルフチェックリスト

肩こりと同様、首こりも自覚症状を感じない方がいらっしゃいます。
そのような「隠れ首こり」を放置してしまうと、ある日突然、寝違えに悩まされないとも限りません。そこで、自分が首こりかどうかをセルフチェックしてみましょう。

• デスクワークが主な仕事である
• 姿勢が悪いとよく言われる
• 気を付けの姿勢をした時に、手の甲が前を向いている
• 眠りが浅い
• 腰痛持ちである
• 寝る直前までスマホを見ている
• 電車では主にスマホをチェックしている
• よく寝違えを起こす
• あまり運動しない
• 定期的に頭痛に見舞われる
• 風邪を引きやすい
• 立ちくらみを起こしやすい
• 肩こりがひどくて吐き気がする
• 目の乾燥に悩まされている
• すぐに疲れる
• 集中力が続かない
• 胃の調子が良くない
• 寝汗をかく

ぷらす鍼灸整骨院での首こり改善法

首こりを解消するにはストレッチやマッサージも効果的ですが、根本から改善したいのであれば、専門家の施術を受けるのが一番です。

ぷらす鍼灸整骨院では、以下のような方法で首こりの根本的な改善に取り組んでいます。

筋膜リリース

首こりを改善するためには、こり固まって首の筋緊張を緩めることが重要です。ただ、それ以上に大事なのが、首につながる筋膜を緩めることです。

筋膜は筋肉を覆っている膜のことで、その他の場所とつながっています。例えば、首の筋膜と顎の筋膜がつながっています。そのため、首の筋膜が硬いと、顎関節症（がくかんせつしょう）を発症しやすくなるのです。

逆もまたしかりで、顎の筋膜が硬いと、首の筋肉を緩めたとしても、筋膜を介してまた硬くなってしまいます。

そのため、ぷらす鍼灸整骨院では、首の筋緊張に関わる筋膜のリリース（緩めること）をおこない、首こりの根本的な改善を目指しているのです。

骨盤調整

首こりを訴える方のほとんどに不良姿勢が認められます。そのため、ぷらす鍼灸整骨院では、骨盤調整をおこない、首にかかる負荷が少ない姿勢へと導いています。

ぷらす式骨盤矯正はブロックを使ったソフトな施術なので、お子様からご高齢者さままでどなたでも安心して受けていただけます。

鍼灸施術

ぷらす鍼灸整骨院では、鍼灸の施術も取りいれ、首こりの改善に取り組んでいます。鍼の施術で筋肉や筋膜を緩め、お灸の温熱効果やリラクゼーション効果で、人間が本来持っている自然治癒力を高めていきます

日常生活のアドバイス

首こり自体は施術によって効率よく取り除くことが可能ですが、日常の生活習慣や運動習慣、身体の使い方、姿勢などを見直さないと、また同じことの繰り返しとなります。

そこで、ぷらす鍼灸整骨院では、患者様1人1人のライフスタイルに関する聞き取りをおこない、その人その人に合った日常生活上のアドバイスをおこなっています。

まとめ

肩こりのほとんどは首こりによってもたらされるため、肩こりを根本から改善したいのであれば、首こりを解消することが先決です。

また、首こりは首だけの問題ではなく、全身のアンバランスによってもたらされます。
そのため、首の筋緊張を取り除いたうえで、首にかかる負担そのものを除去する必要があります。