columnお悩み解決コラム
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公開日:2019.8.21 / 最終更新日:2021.2.17
みなさんはストレートネックという言葉をご存知でしょうか。人の首には成長に従って綺麗なカーブができるのですが、このカーブが無くなってしまうのがストレートネックです。ストレートネックの状態になってしまうと大きな負荷が首にかかり、仕事や日常生活にも支障をきたしてしまいます。ストレートネック対策を身につけ、適切な対処ができるようにしましょう。
目次
ストレートネックになっているかどうか自分である程度判断できるととても役立ちます。
まず、ストレートネックになっているかどうかを簡単にセルフチェックしてみましょう。
□デスクワークが多い
□タブレットやスマートフォンを利用する時間が長い
□首を横に動かすと痛みを感じる
□首をひねるように動かすと痛みを感じる
□首を前に倒すと痛みが走る
□頭が重く感じ、慢性的に肩こりがある
□猫背になっている
□腕や手に痺れがある
ここに挙げた項目のうち、いくつかの項目に当てはまっている方はストレートネックに注意する必要があります。ストレートネックになってしまうと、なかなか症状が取れないこともあり、生活にも支障をきたしてしまうので、注意しておきましょう。
ストレートネックを予防する上で意識しておきたいのが姿勢です。人間の頭は非常に重く、成人した方であれば大体5kg程度の重さがあります。この重さを支えるのは本来は非常に大きな力が必要になるのですが、首や背骨周りの筋肉が最小限の力で体を支えるために背骨はカーブを描いています。
背骨のカーブを維持するためには正しい姿勢に意識を向けることがとても大切です。壁に背をつけて立ったときに頭が壁から離れてしまう方はストレートネックになっているか、重度の猫背になっている可能性があります。立ったときに自然と両肩が壁につき、後頭部が壁に軽く触れ、体を横から見て耳・肩・外くるぶしまで綺麗な直線ができるような姿勢が理想的です。
立った時の姿勢と共に重要なのが座った時の姿勢です。座っているときには背骨の一番下にある骨盤で体を支えているのですが、このときに姿勢が崩れてしまうと背中の筋肉に負担が加わり、ストレートネックや腰痛の原因になってしまいます。
座った時の姿勢で注意したいのは背骨ではなく、腰の部分の骨盤です。座っているときに体を支えている骨盤が後ろに寝てしまった状態になると背中の筋肉に負担がかかり、猫背の原因になります。骨盤をしっかりと起こした座り方をすると自然と姿勢が改善してきます。
座った時の姿勢はこちらのページに記載してあるので、是非参考にしてみましょう。
参考:【骨盤を立てる座り方】体のプロも実践している正しい座り方をご紹介
寝る時の姿勢も実は非常に重要なポイントです。寝るときにどのような姿勢を取るかで、体にかかる負担は変わってきます。寝ているときに腰の部分がくの字に折れ曲がってしまっていたり、うつぶせ寝になって腰が過度に曲がりすぎてしまうのは要注意です。
寝る姿勢が悪い状態が続いてしまうと骨盤矯正などの施術が必要になることもあります。寝る時の姿勢はこちらのページに詳しく解説しています。寝ている時の姿勢について適切なイメージを持っておきましょう。
参考:【要確認】ストレートネック改善のために避けたい寝方と枕とは?
ストレッチを行うのも有効なストレートネックの対策になります。ストレートネックになってしまうと首の筋肉が硬くこわばり、ひどい肩こりのような状態になってしまい、無理をして首を動かすときにさらに痛みがひどくなってしまいます。ストレートネックにならないように、まずはストレッチを行い筋肉の緊張を解きほぐすことが大切です。
ストレッチを行うときには、適切なやり方を適切な指導を受けながら行う必要があります。こちらの体験談にもありますが、ストレッチを正しく行うことで首の負担が緩和され、日常生活の負担も軽減されます。
ストレートネックをスッキリ解消するストレッチは、こちらページで詳しく紹介しています。
今日から気軽に実践していただけるものばかりですので、是非参考にしてくださいね。
参考:【スマホ首】ストレートネック改善ストレッチで首や肩のこりを撃退!
ストレートネックの対策に市販のグッズを利用することがあります。それぞれメリット・デメリットがあり、利用には注意が必要です。ストレートネックの対策グッズに注意しておきましょう。
ストレートネック対策でよく行われる対策が枕の交換です。枕は寝ている時の首の高さを調整することができるので、姿勢の保持に役立ち、誰にでも使うことができる対策グッズです。ストレートネックになったときに枕を変えるだけで済むので、非常に簡単にできる対策です。
反面、一つ注意しておきたいのが自分にあった枕を選ぶのがとても難しいというデメリットです。人によって肩の筋肉の厚さも、首の長さも異なっていますし、なで肩の方といかり肩の方では選ぶべき枕も異なってきます。枕を選ぶときには実際に横になって選ぶことができるお店で購入するようにしましょう。
サポーターも枕と同じように使い勝手の良い道具です。首回りにサポーターをつけると、首の動きが制限され、首が過度に動くことがありません。首に取り付けるだけなので、非常に簡単なものだと思われるかもしれませんが、こちらも人によって使うべき道具が異なりますし、サポーターを使ったからといってストレートネックが改善するとは限りません。サポーターを利用しても症状が改善しない場合には整骨院で施術を受けたり、他の対策を講じたりするようにしましょう。
市販のマッサージ機を使って筋肉のコリをほぐすのも、よく行われる対策です。市販のマッサージ機の中には筋肉に力を加えて揉みほぐすように動くものもあり、肩こりや筋肉のこわばりがある方にとって非常に使い勝手の良いものでしょう。
しかし、マッサージ機を利用してマッサージをするときにはいくつか注意しなければいけません。マッサージを行うときには、筋肉の張りに応じて細かく力加減を調整する必要があるのですが、中には力加減の調節ができないマッサージ機もあります。マッサージ機を選ぶときには調節機能のついたマッサージ機を選ぶようにしておきましょう。
ストレートネックの対策は長期的に継続して行うことが重要で、痛みが消えた後もある程度自分で体の状態を維持する必要があります。
ストレッチなどの対策や綺麗な姿勢の維持はとても重要ですが、日常的に継続してストレートネック対策を行うのはとても難しいものだと思います。
自力で首の状態をキープするのが難しい場合には一度整骨院で施術を受けることをお勧めします。整骨院では柔道整復師という筋肉と骨のプロが施術を行うので、専門的な体の調整を行うことができます。
参考:ストレートネック改善はどこに行くべき?整骨院と整体院の違いとは
参考:つらい「首こり」は整骨院で改善?整骨院の首こりに対する施術を紹介
ぷらす整骨院でも国家資格者によるストレートネック改善の施術を行い、事前カウンセリングを重視していています。
料金や施術内容など納得いただいてから施術を行うのでどなたでも安心して施術を受けていただけるよう心がけています。
独力で改善するのが難しいと感じたときには、気軽にお近くのぷらす整骨院にご相談ください。
ストレートネックは猫背と共に現代人が抱えやすいトラブルの一つです。
デスクワークが多く、毎日長時間スマートホンを使う方は症状がなくても定期的に体の調整を意識することが大切です。
整骨院で行う施術はストレートネックなどの症状が出てくる前に予防する役割もあります。
1人で継続して予防を行うことが難しい場合には、一度ぷらす鍼灸整骨院へご相談くださいね。
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