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寝違えた!整骨院に行っても大丈夫?対処法とは

[寝違え]

公開日:2019.5.27 / 最終更新日:2020.3.16

寝違えた首の痛みを気にする女性

起きたときに辛いと感じる寝違え。すぐには治らず、一日中通して寝違えによる痛みが続くこともあります。

寝違えを治すために対処するには、どうすれば良いのでしょうか。整骨院や病院・クリニックの整形外科が選択肢にあげられます。

特に整骨院であれば、寝違えの根本的な原因にアプローチすることが可能です。寝違えになるメカニズムから対処方法まで解説しながら、相談すべき専門家・専門医についても紹介していきます。

寝違えとは?

寝違えによる首の炎症

寝違えとは、どのような状態のことをいうのでしょうか。起床時、体の一部に痛みを感じる場合に寝違えたと私たちは感じます。

実際には、首から肩にかけての痛みによって、思うように動かせない症状のことを指します。筋肉痛や捻挫に似たような痛みで、一種の結合織炎だと考えられています。

簡単にいえば炎症です。首まわりや肩、背中の筋肉や靭帯が損傷、炎症を起こしている状態のことを寝違えといいます。程度は軽い痛みで済む症状から、首や肩を動かせないほど重度のレベルまであります。

すぐに治るわけではありません。場合によっては、2~3日以上、辛い痛みが続くこともあります。どんな程度であっても寝違えは、筋肉や靭帯に異常が起き、悪化を防ぐために筋肉が緊張して、固まりだすことで発生しやすくなるのです。

寝違えが起こる原因

寝違えが起きてしまう原因はさまざまですが、主に血液の循環が関係しています。例えば、睡眠時は同じ姿勢を保ったままで、体を動かすことはありません。

特に寝返りが上手くできない人は、朝まで体勢を変えることはほとんどないでしょう。ときには、頭部が正常な位置からズレてしまった状態で、就寝してしまうこともあります。不自然な体勢で寝たまま、部分的に筋肉が拘縮してしまい血行不良に陥ってしまいます。

こうして凝り固まった筋肉が起床時、急激に伸ばされてしまうため、筋肉が部分的に断裂してしまう、いわゆる肉離れが生じるというわけです。

突発的に筋肉を動かした

日頃スポーツをしない人が急な運動をした場合や、慣れない運動や仕事をして痙攣をおこした場合に、寝違えは起きやすくなります。

寝違えで悩まされるのは一般人だけではありません。プロのスポーツ選手やボディビルダーでも肉離れになるので、寝違えないように心がけていても起きてしまうものです。

悪い姿勢

姿勢が悪くなると、正しい姿勢でいるよりも筋肉にかかる負担が大きくなり、ときには筋肉がねじれたり、血管や神経が圧迫されたりします。その状態が長く続くと、筋肉が硬直して簡単にはほぐれません。

同様に寝相が良くないのも、悪い姿勢が長時間維持されるため、寝違えになりやすいといえます。特に疲れていたり、酒に酔っていたりするなどして熟睡していると、そのリスクは高まるでしょう。

寝具との相性が悪い

適切な寝具を使えば、寝ている間も簡単に正しい姿勢を保てるようになり、筋肉に必要以上の負担がかかりません。逆に相性の悪い寝具を使うと、不自然な姿勢になり、寝違えやすくなります。

体を支えるマットレスや、頭から首を支える枕の相性には個人差があり、全ての人に最適な寝具というのは残念ながらありません。

なので、できれば実際に店頭で試してから購入するのが望ましいですが、難しいようであれば調節できるタイプを選んだり、タオルなどを使ったりして自分の体に合った寝心地にしましょう。

ストレス

ストレスを溜め込むと、自律神経の交感神経が優位になり、常に筋肉が緊張した状態になります。これまで説明したとおり、筋肉が緊張すると柔軟性が失われ、血流も滞りやすくなるので、寝違えになる可能性が高まるわけです。

軽い運動をしたり、寝る前に腹式呼吸をしてリラックスしたりすると、副交感神経が優位になって、ストレスが和らぐだけでなく筋肉も緩みます。早めに解消して寝違えを防ぎましょう。

腋窩神経(えきかしんけい)の圧迫

腋窩とは脇の下にあるくぼみを指し、動脈や静脈が走り、リンパ節が集中しているところです。腋窩の神経は肩甲骨(けんこうこつ)や上腕骨(じょうわんこつ)に伸びていますが、途中にある筋肉や骨に圧迫されると、麻痺して腕が上がらなくなってしまいます。横向きで眠るクセがある場合は要注意です。

冷え

体の冷えは血流を滞らせて、老廃物の排出を妨げます。損傷した筋肉を修復するための栄養や酸素も十分に届きません。その結果、寝違えを引き起こしやすくなってしまいます。気温の低さや冷房などの環境による要因だけでなく、運動不足や不規則な生活、食事によっても体は冷えがちです。

まずは、冷えやすい足元や太い血管が集中する首回りを温め、入浴や軽い運動を習慣にするよう心がけましょう。

過度な飲酒

先ほどの「悪い姿勢」とも関係しますが、飲酒によって泥酔すると、不自然な姿勢のままで眠りに落ち、そのまま長時間熟睡する傾向があります。当然、その間は筋肉に大きな負担がかかり続けるため、目覚めたとき寝違えになりやすいわけです。飲み会が集中する春先に寝違えが急増するという事例もあります。

飲み過ぎないのが一番ですが、せめて正しい姿勢で眠りにつきたいところです。

寝違えたときの対処法

寝違え
寝違えたときは、すぐにでも対処をしたくなります。痛みによって、仕事や日常生活に支障をきたしてしまうためです。

すぐにでも実践できる対処法を解説します。

寝違えて2日まで

寝違えて2日までは、安静にしておくことが、もっとも効果的です。激しいスポーツや重労働は禁物です。体を動かすのは極力避けましょう。

とくに痛みを強く感じる部分は、「触れないこと」「動かさないこと」です。痛みがある方向に動かして、ストレッチをした場合は、痛みはより激しくなり、完治するまでの時間が遅延してしまいます。痛くない状態を保つことが先決です。

一時的な対処法として、アイシングがあげられます。患部を冷やすことで炎症を抑えることができるでしょう。しかし、炎症がおさまった後も過度に患部を冷やし続けると、血行の促進が疎外されて回復が遅れる可能性があるので注意が必要です。

ツボ押し

凝り固まった筋肉をほぐすためには、ツボ押しも一定の効果が期待できます。首や肩ではなく、首の経絡につながっているツボを押すことで、血流を促進させて固まった筋肉を弛緩させることができます。

落枕(らくちん)

例えば、落枕というツボです。手の甲側に位置します。握りこぶしを作ったときに出っ張る人差し指と中指の骨の間です。そのツボを親指を立てた状態で手首側から押します。心地いいと感じる程度の強さで刺激しましょう。

天宗(てんそう)

天宗というツボも有名です。肩甲骨のほぼ中央付近にあります。周囲よりも少しくぼんでおり、押すと少々痛みを感じるのが目安です。

自分では手の届きにくい場所ですから、他人に押してもらうか、寝そべってテニスボールを転がすか、ツボ押しグッズを使うなどして刺激しましょう。他人に押してもらうときは、親指で揉むように押してもらいます。

後谿(こうけい)

後谿は手の小指側にあるツボです。小指の外側から手のひらの輪郭をなぞると、付け根あたりに突起があるはずです。後谿は、そのすぐ下にあります。強く押すと痛みを感じるでしょう。

寝違えたときは、後谿をもう片方の中指で押しながら、首を左右に動かします。反対側の後谿も同様に刺激して、特に痛みを感じる組み合わせがあったら、重点的に繰り返しましょう。例えば、左手の後谿を押して首を右に動かしたときの痛みが強ければ、そこが寝違えの影響を最も強く受けているところです。

ストレッチ

ストレッチで筋肉をゆっくりと伸ばせば、硬直していたのが次第にほぐれてきます。寝違えたときも筋肉が硬直しているので、ストレッチによって痛みが和らぐかもしれません。

ただし、寝違えた直後にストレッチをするのは禁物です。先述のとおり、寝違えた直後は筋肉が損傷していたり、炎症を起こしていたりするので、ストレッチで刺激すると、かえって悪化する原因になります。

痛みが治まって症状が安定してからストレッチを行うと、筋肉がほぐれるだけでなく血流も良くなって回復を促せるでしょう。できれば事前に、行っても問題ないか専門家に確認すると安心です。

首回りのストレッチ

腰のストレッチで紹介したように、寝る前にストレッチをするのは、副交感神経を優位にして、筋肉を緩めるだけでなく、リラックスして眠りやすくしてくれます。寝違えが起こりやすい首回りもストレッチしましょう。

まっすぐ前を見据えた状態から、首を前方に傾けます。
顎で鎖骨を撫でるように首を回します。
同じように逆方向へ回します。
再び正面に戻ったら、首を後方と左右に傾けて、筋肉を伸ばしましょう。

腕を使ったストレッチ

まずは腕を使ったストレッチです。先ほどの腋窩神経の圧迫を解消します。

力を抜いて椅子に座り、首が傷む側の腕を後ろに引いた状態から少しずつ上げ、痛みを感じる手前で止めましょう。動かすのは腕だけで、手首は力を抜いて垂らします。
その状態を20秒くらい維持し、もう一度同じ動作を繰り返します。

腕を腰まで回したバリエーションもあります。アプローチするところは同じです。

首が傷む側の手のひらを腰に押し当てます。ベルトをつかむと固定しやすいでしょう。
その状態で肘を曲げて腕を動かせるところまで後ろに引きます。
20秒ほど維持して、もう一度同じ動作を繰り返します。

腰のストレッチ

腰も眠っている間に傷めやすいところです。ときには寝違えに似た痛みを感じる場合もあります。ストレッチで腰の筋肉を伸ばしてみましょう。ベッドや床に横たわったままで行えます。

仰向けになって横たわります。
膝を曲げて、胸へ近づけます。両腕で膝を抱えて近づけても構いません。ただし、近づけるのは膝であって、胸から近づけないようにします。
可能な範囲まで引き寄せたら、腹式呼吸を3~4回ほど繰り返します。

寝違えたときの誤った対処法

寝違えたときの対処法の中には、誤っているものがあります。実行すると痛みが治まるどころか、かえって悪化するかもしれません。どのような方法がNGなのか確認しましょう。

長時間のアイシング

寝違えた直後に患部をアイシングすると、炎症の拡大を抑えることができます。それ自体は誤っていません。けれども、必要以上に長時間アイシングすると、血流が悪くなってしまい、回復が遅れる原因です。また、炎症を起こしている筋肉が体の内側にある場合は、アイシングの効果が思うように得られません。

炎症が治った目安としては、患部が熱を持っていないかに注目してください。
また、凍傷にならないように一回のアイシング時間は長くとも20分程度にしましょう。

アイシングを行うのは発症から48時間以内が目安です。

寝違えた直後に温める

寝違えに限らず、炎症を起こした直後は患部が腫れて熱を持ち、血流が増加します。温めてしまうと、これらを助長するため、炎症が悪化するわけです。

むしろ炎症が治まってからは、積極的に温めて血流を改善し、回復を促さなければいけません。タイミングを間違えないようにしましょう。

寝違え直後のストレッチやマッサージ

寝違えた直後は、炎症を起こしているところを動かさず、安静にするのが一番です。手で触ってもいけません。そのような状態でストレッチやマッサージを行うと、かえって悪化させる原因になります。先ほどストレッチの項目で触れたとおり、炎症が治まるまでは何もしないようにしましょう。

寝違えが治るまでにかかるおおよその時間

寝違えたときの対処法を紹介しましたが、治るまでにかかる時間はどれくらいでしょうか。

痛みの程度によって個人差はあります。おおよその目安についてお伝えします。

神経系の痛み

治るまでにかかる時間は、炎症が発生している原因と関係しています。

神経系による痛みの場合は、48時間から72時間程度が目安です。神経系による寝違えは、いわゆる神経痛に陥っている状態であり、末しょう神経が圧迫されています。

痛みだけではなく、痺れを感じることもあります。適切な対処をすれば、早くて数時間から数日で完治するでしょう。

筋肉の炎症による痛み

筋肉痛のように、筋肉の炎症による寝違えは、治るまでに時間を要します。

ほどんどの場合において炎症自体は発症後2日程度でおさまり、その後徐々に痛みが緩和されていきます。

筋肉の中の方に痛みが生じている場合は、5日程度。筋肉の外側に痛みを生じている場合は、1週間程度かかると考えられます。

筋肉の内側か、それとも外側が損傷しているかを確認する方法があるので、確認してみましょう。首を右にまわした際、右側が痛い場合は、筋肉の中心部分がダメージを受けています。左側が痛い場合は、筋肉の表面を覆う筋膜が傷を負っています。

より早い改善を求めるなら専門家に相談しよう

自然治癒やツボ押しによって対策はできますが、早い改善をしたい場合は、専門医や専門家に診てもらいましょう。

病院やクリニックの整形外科と、整骨院の選択肢があります。それぞれのケースで解説します。

我慢できないほど激しい痛みがある場合は整形外科へ

我慢できないような激しい痛みが続くようなら、一度病院やクリニックの整形外科で診察してもらいましょう。

長期的に激しい痛みが続いている場合は、心的なストレスやほかの重大な疾患が関係している可能性もあります。

根本改善で再発を防ぐなら整骨院へ

よく寝違えるという方根本的な原因から、寝違えにアプローチしたい人には整骨院での治療が適しています。就寝時の姿勢や、日常生活での運動や仕事の仕方など、総合的な視点からみるのが、整骨院の専門家です。

スポーツをする人は筋肉疲労を起こし、そのことが寝違えの原因となっている可能性もあります。痛みの出方を発見して、早期の改善を期待することが可能です。

整骨院では、健康保険・自賠責保険が使えるので、コスト面でも安心できます。国家資格を保持した専門家による治療が受けられます。

しかし整骨院選びに失敗をすると、寝違えがさらに悪化してしまう恐れがあります。整骨院は、どこに通って同じではありません。信頼できる整骨院を選びましょう。

ぷらす整骨院は、確かな実績がある整骨院です。安心して施術を受けていただけるよう努めています。寝違えになった真の原因を明らかにすることで、最適な施術方法をお伝えして実践しています。

今後寝違えを繰り返さないための予防方法

ストレートネック

どんなに専門家に相談しても、悪い習慣があれば寝違えを繰り返してしまいます。どのように予防すれば良いのでしょうか。

姿勢を見直す

普段から姿勢が悪いと、筋肉が硬直しやすくなり、寝違えを引き起こすきっかけになります。正しい立ち姿は、横から見たとき耳たぶ・肩の先・腰の出っ張り・くるぶし2cmほど前が一直線に並んだ状態です。

寝ているときも同様に、頭からかかとまで一直線になるよう、寝具を見直しましょう。特に枕の高さは寝違えだけでなく、肩こりやストレートネックとも関係があります。最近は枕を試せて高さを調節できる寝具店が増えているので、寝違えを繰り返すときは試してみると良いでしょう。

仰向けで眠れば、腋窩神経の圧迫を防げるだけでなく、内臓にも負担をかけません。

睡眠環境を見直す

寝床の温度は、体温より少し低い33℃くらいが適温といわれています。室温は夏場で25℃、冬場で22℃くらいが理想です。これより寒くなってしまうと、途中で目が覚めるなどして気持ち良く眠れません。また、筋肉も硬直しやすくなります。

冬場はもちろん、夏場も冷房で寒くなりがちなので、タイマーを活用するなどして適温の中で眠れるように工夫しましょう。

まとめ

整骨院の先生と患者様

痛みで辛い寝違えについて、その症状や原因、対策法について解説しました。なかには、安静にすることで、自力で完治させることもできます。

しかし、なかなか治らない場合は整形外科や整骨院で受診することで、早い改善が望めるでしょう。とくに整骨院であれば、根本的な原因を追究することができます。

体にもっとも適した治療法を受けるためには、信頼のおける整骨院選びが重要となります。