PageTop
BLOGブログ

【放置すると危険!】「O脚」の原因と症状をチェックしよう

[O脚・X脚]

2019.10.4

O脚に悩む女性

O脚になると下半身が太くみえるので、 スリムタイプのパンツやレギンスが似合いにくくなりますし、ひざが出るスカートを履くのも少しためらってしまいますよね。

また、見た目が良くないだけでなく、将来の腰痛やひざ痛のリスクも高くなってしまいます。今回は、O脚の原因や症状について詳しく紹介しますので、早目に対策をしてくださいね。

O脚とは?

O脚は、両足のくるぶしを付けて立った時にひざの間に隙間ができ、脚全体のシルエットがアルファベットの「O」のようになることから、この名前が付けられています。整形外科的には内反膝(ないはんしつ)と呼ばれています。

O脚の症状

後ほど詳しく紹介しますが、実は、O脚には「生理的なO脚」と、「病的なO脚」の2種類があります。生理的なO脚の場合、特に痛みを発したり、機能障害が生じたりすることはありません。

病的なO脚は、靭帯の異常や骨の形態異常、外傷などによって起こり、その場合には、ひざの痛みや腰痛などを訴えるケースがあります。一般的に生理的O脚は両足に見られ、病的なO脚は片足に見られることが多いようです。

O脚をそのままほっておくとどうなるの?

O脚をそのまま放っておくと、将来、変形性ひざ関節症を発症するリスクが高くなります。ひざ関節は脛の骨(脛骨:けいこつ)と太ももの骨(大腿骨:だいたいこつ)で構成され、いわゆるひざのお皿である膝蓋骨(しつがいこつ)で覆われています。

脛骨と大腿骨との間には軟骨があり、骨と骨とが直接ぶつかるのを妨げていますが、O脚を放置することで、脛骨と大腿骨の内側の隙間が減ってしまうのです。

その結果、ひざ関節の内側に痛みを生じたり、歩行障害を起こしたりします。また、ひざに「水がたまる」のも、変形性ひざ関節症の典型的な特徴です。

美容という観点からしても、O脚を放置するとデメリットが多くなります。なぜなら、O脚にともなって骨盤が後傾してくると、お尻が垂れて大きく見えるからです。

また、脚が弯曲(わんきょく)することによって、脚全体のシルエットが不格好になるだけでなく、脚が短く見えることにもつながります。

あなたの脚タイプをセルフチェックしてみよう

O脚を放っておくと、将来の変形性ひざ関節症のリスクが高まるということでしたが、自分の脚タイプが分からないという方は、以下のチェックをおこなってみてください。

O脚タイプ

  1. 左右のくるぶしを揃えて立つ
  2. つま先はまっすぐ前に
  3. ひざをまっすぐ伸ばす
  4. 左右のひざがくっつかない場合はO脚の可能性あり

左右の内くるぶし(足関節内果:そくかんせつないか)をくっつけて立った時に、左右の両ひざの内側(大腿骨内果:だいたいこつないか)がくっつかない場合、O脚に分類されます。

X脚タイプ

  1. 左右のひざを揃えて立つ
  2. ひざをまっすぐ伸ばす
  3. 左右の内くるぶしがくっつかない場合はX脚の可能性あり

X脚は、左右の両ひざの内側は接するものの、内くるぶしがくっつかない脚タイプで、アルファベットの「X」のように見えることから、この名前が付けられています。

X脚に関してはこちらの記事で詳しく紹介しているので、該当する方はぜひご覧になってみてください。

【内股?いいえX脚です!】X脚・XO脚の原因と自分で出来る対策

 

XO脚タイプ

  1. 左右のひざを揃えて立つ
  2. ひざをまっすぐ伸ばす
  3. ふくらはぎの間が離れ、内くるぶしが近いようであればXO脚の可能性あり

XO脚は、ひざから下がアルファベットの「O」のように見える脚タイプです。太ももからひざにかけては比較的まっすぐなのに、ひざから足首にかけて弯曲(わんきょく)しているのが特徴です。

O脚の原因は?

ここまでの解説で、O脚の弊害や、O脚のチェック法についてはご理解いただけたことと思います。でも、そもそもなぜO脚になってしまうのでしょうか。

生理的原因

先ほど少し触れましたが、実は誰にでもO脚の時期があります。それは、生まれてから
2歳くらいの期間です。生まれたての赤ちゃんが仰向けになっているのを見ると分かるのですが、赤ちゃんの脚はかなりのO脚となっています。

赤ちゃんが歩き始めると、徐々にひざが外反(O脚とは反対の方向に反ること)していくため、徐々に「生理的なX脚」に近づいていきます。

さらに、成長に従って筋力がついてくると、徐々に脚の状態は安定し、7歳ころにはほぼ大人の脚と同じ程度の外半角(およそ4度)となるのです。

生理的なO脚は左右対称に見られ、痛みや機能障害は見られるようなことがありません。また、自然に改善するものなので、特に矯正するような必要もありません。

骨盤のゆがみ

O脚の原因の1つとして、骨盤のゆがみがあげられています。正確に言うと、骨盤の後傾(後ろに傾くこと)が、O脚のリスクを高めるのです。

試しに、背筋を伸ばしてひざを閉じた姿勢から、背中を丸め、猫背になってみてください。自然とひざの間が開くのを実感できると思います。このように、骨盤が後傾することで、O脚のリスクを高めるのです。

不良姿勢

デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっていると、お腹にある大腰筋(だいようきん)が緊張して固くなります。大腰筋は腰の骨と股関節をおなか側で結んでいるのですが、固くなることで股関節を引っ張ります。

大腰筋の緊張によって引っ張られた股関節は、大腰筋のけん引力によって外旋(外側に開くこと)するため、O脚のリスクが高くなるわけです。

また、立ち方や歩き方によってO脚のリスクが高くなるケースもあります。特に歩幅が狭い人や、足の母指球(親指の付け根の膨らんだ場所)に力を入れて立っていない人の場合、脚の内側の筋力が低下し、O脚のリスクを高めます。

脚の筋力不足

脚の筋力不足も、O脚のリスクファクターとなります。特に、太ももの外側の筋力と、内側の筋力の差が大きくなると、O脚のリスクも高くなるのです。

例えば、太ももの外側の筋力が強くて、内側の筋力が弱かったとしましょう。その場合、太ももが外側に引っ張られるため、O脚のリスクが増すというわけです。

足裏のアーチ崩れ

足裏には縦方向と横方向に足底アーチ(いわゆる土踏まず)があります。足底アーチには、地面からの衝撃を和らげ、ひざや腰にかかる負担を軽減してくれる働きがあります。

そのアーチ構造が崩れることによって、O脚のリスクが高まるケースがあるのです。特に女性に多いのが、アーチ構造の乱れによって起こる「外反母趾(がいはんぼし)」です。

外反母趾を発症すると、足の親指が小指側に内反し、痛みや歩行障害をもたらします。
親指が痛いと、小指側に体重をかけて歩きがちです。

そのような歩き方をしていると、太ももやふくらはぎの外側の筋肉ばかりが使われることとなり、結果としてO脚のリスクを増すというわけなのです。

間違った靴選び

O脚のリスクファクターとしては、足にあっていない靴選びもあげられます。特につま先部分の狭い靴を履いていると、外反母趾を発症するリスクが高くなります。
そして、外反母趾を発症するリスクが高くなれば、O脚のリスクも高くなるというわけです。

対策

生理的なO脚は自然と治りますが、骨盤のゆがみや筋力の低下などが原因となって起こるO脚に関しては、自然と治ることは期待できません。

また、放っておくと将来の変形性ひざ関節症のリスクを高めることにもつながるので、なるべく早めに対策することが重要です。

O脚への対策に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、具体的なO脚対策が知りたいという方は、ご覧になったうえ実践してみてください。

まとめ

骨盤のゆがみや筋力の低下などが原因となって、O脚になってしまうということでしたが、逆に言えば、骨盤のゆがみを直して、必要な筋力をつければ、O脚の改善は可能とも言えるわけです。

骨盤をスッと起こして筋力が付けば、モデルさんのようなすらっとした美しい脚を手に入れることも期待できますよ。美脚のためにも、O脚の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。