columnお悩み解決コラム
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公開日:2018.9.26 / 最終更新日:2021.3.15
「O脚の改善」シリーズでは、最初に「O脚には大きく分けて、5つのタイプがある」と書きました。
さらに「ひざ下のO脚」「股関節のO脚」「X脚」のそれぞれにタイプについて、考えられる原因や影響についてご紹介してきました。
残りの2つのタイプ「ひざ下と股関節のO脚」「XO脚」は、いずれも上記の複合型です。
O脚・X脚は、足裏のゆがみが要因となって起こっていることは、過去の記事をご覧になったみなさんなら、すでにお分かりのことでしょう。しかし足裏がどのようにゆがんでいるのか、そしてゆがみがどの程度進んでいるのかは、人によって千差万別です。
そのため、O脚・X脚の症状の現れかたも千差万別。だからこそ「ひざ下と股関節のO脚」「XO脚」のような複合タイプが出てくるのです。
ここでは今までに取り上げた3つのタイプの説明を踏まえて、複合型のメカニズムに迫ってみたいと思います。
複合型は、いくつもの要因が絡み合って起こります。そのため、治療を行うにしても一筋縄ではいきません。すべての要因を同時に解決の方向にもっていかないと、脚の一部分だけに負担がかかり、症状が悪化してしまうこともあります。
ひざ下のO脚と股関節のO脚の複合タイプです。太股・ひざ・ふくらはぎのどこもくっつかず、さらにひざから下がさらに外側に向かって湾曲しています。脚全体が捩れている状態といっていいでしょう。
原因としては、ひざ下のO脚が進んで股関節に負担がかかり、股関節のO脚を併発して複合型になったというケースが考えられます。反対に、股関節のO脚のために脚の筋肉のバランスが狂い、ひざ下のO脚を併発してしまうこともあります。
症状が進行すると、脚だけでなく全身に影響が出てきます。足裏の痛みや足首・ひざの痛み、腰痛、肩こり、頭痛などに悩まされることも。
脚への負担も大きく、股関節や膝関節が変形してしまうこともあります。そうなるとリカバリーが難しいので、なるべく早く治療を始める必要があります。
X脚とひざ下のO脚の複合タイプです。ふくらはぎに隙間ができているだけでなく、ひざが内側を向いてふくらはぎが外向きに湾曲してしまいます。
原因としては、X脚では足下が不安定になりがちなので、バランスをとるためにひざ下がO脚になってしまうといったケースが考えられます。
X脚は、真っ直ぐに立った時に太股とひざはくっついていますが、XO脚では太股に隙間ができてしまうこともあります。XO脚が進行して股関節にまで影響を及ぼし、股関節のO脚のような症状も出てしまっているのです。
XO脚では足下が非常に不安定になり、転んだり躓いたりしやすくなります。全身のバランスも悪くなり、各部に痛みがでるほか、自律神経失調症になってしまうことも。
また、お尻が横に広がって大きく見える、お尻が垂れ下がったように見えるといった、スタイルの悪さも招きやすいという特徴があります。
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