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columnお悩み解決コラム

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O脚を治す歩き方ってあるの?正しいウォーキングで美脚を目指そう

O脚・X脚

公開日:2020.12.16 / 最終更新日:2020.12.29

O脚改善の歩き方
まっすぐに立つとひざとひざが離れてしまい、脚が曲がって見えるO脚。長いスカートで隠して諦めていませんか?O脚の問題は実は見た目だけではありません。そのまま放置しておくと、腰痛や頭痛の原因になってしまいます。

とはいえ、時間がなくてそのままになっている方も多いのではないでしょうか。実は歩き方を改善し、正しい歩き方を身につければO脚がまっすぐに。今回はO脚を治す正しい歩き方を紹介しますので参考にしてください。

O脚を治し方については以下のページでもわかりやすく解説しています。

①O脚を改善する歩き方

歩き方

O脚の原因は、先天的な変形もありますが、ほとんどは生活習慣や出産などによって骨盤に力が入ってゆがんでしまったことなど後天的な要因です。特に生活習慣は、少しずつ体に影響を及ぼし続けて、体を変形させていきます。

生活習慣の主なものは猫背など悪い姿勢でいる時間が多い生活や問題のある歩き方などです。毎日合計するとどんなに運動不足で歩かない人でも1時間は歩いていますから、歩き方が体型に影響を与えていることは疑いの余地がありません。歩き方をほんの少し変えるだけで少しずつO脚が改善されていきます。

 正しい歩き方のポイント

歩き方について、靴・姿勢・足の向きをチェックしましょう。

ポイント①靴選び

歩き方に問題のある人は次のような靴を履いていることが多い傾向です。

  • サイズの合わない靴を履いている
  • ミュールなど足を引っ掛けて履くタイプの靴が多い
  • つま先に痛みを感じる細身のパンプスを日常的に利用している
  • ヒールが細すぎる

このような靴を履いている場合は、まず歩きやすい靴を選ぶことが第一です。デザインで選ばず足にフィットしていること、ただしつま先を押すと多少の余裕があることが理想です。

靴を試着する際、つま先立ちをして靴が脱げませんか?

かかとから脱げてしまう靴は残念ながら足にフィットしていません。フィットしていたら、靴を履いたままで店内を1分程度歩いて試してみましょう。

歩きやすい靴を用意したら自分自身の歩き方をチェックし意識して正しく歩き方に近づけていきます。

ポイント②正しい姿勢をとる

体を左右対称、まっすぐにし姿勢を正します。正しい姿勢というと誤解してそり腰になってしまう人がいますが、そり腰も猫背同様トラブルの原因になる姿勢です。

壁の前に立って壁に背中がついていますか?

つかない場合はそり腰になっています。そり腰は腰への負担がかかるので注意が必要です。そり腰や猫背にならないようにまっすぐに立ち、その姿勢で歩くようにします。歩く時は、腕を振って体のバランスを保ちましょう。荷物はできればリュックタイプで負荷が体全体に左右対称にかかるようにしましょう。

 

ポイント③つま先を歩く方向に向ける

O脚の人は、つま先が外側に開きがちです。つま先をまっすぐにすると太ももの内側の筋肉を強化され、O脚の悪化防止に繋がります。

重心はつま先に置いてますか?

重心をかかとではなくつま先に置き、足の親指の付け根で地面に力を入れて前進するようにしてください。
以上見てきたことから正しい歩き方をまとめます。

  1. 歩きやすい靴を履く
  2. そりすぎずにまっすぐに立つ
  3. つま先を歩く方向に向ける

最初は意識して正しい歩き方をキープしましょう。

 こんな歩き方になっていませんか?

O脚になりやすい歩き方をリストアップしました。このような歩き方になっていないかをチェックしてください。

  • 意識しないと前かがみになって歩く
  • まっすぐに歩いているつもりなのに曲がってしまう
  • いつも同じ腕で荷物を持つ
  • 立ち止まったときに同じ足に重心を置いてしまいがち
  • 足をあまり高く上げないのでちょっとした凹凸で転びやすい
  • 気づくと腕を後ろに回して腰を支えている
  • 歩幅が狭い
  • 靴底の外側がすり減る

このようなことに一つでも当てはまることがあれば、O脚が悪化してしまう可能性があるので改善が必要です。

 歩くのは「距離」よりも「歩き方」が大事!

健康のためにスマホに万歩計アプリを入れて意識してたくさん歩いている人がたくさんいますが、足の健康のためには歩く距離よりも歩き方が大切です。もちろん、歩かずにじっとしていると足腰が弱ってしまいます。しかし、正しくないフォームでの歩き方は、O脚の原因です。

例えばフェイスマッサージをすると血行が良くなります。しかし、間違った方法ですと効果が上がらないだけではなく、力を入れすぎて皮膚にダメージを与えてしまう可能性も指摘されています。

食事の際にどのように箸を持つかも同じように考えられます。きちんと箸を持って食事をしていると見た目にとても美しく見えるだけではありません。力がバランスよくかかって、箸先を使って食べ物を上手に一口大にすることも可能です。

正しい歩き方も同様に脚の骨や筋肉に負担をかけないため、脚の形が変形しません。不自然な歩き方で体への負担が大きく、肩こりや頭痛の原因になっている場合があります。

歩く距離も大切ですが、まず正しい歩き方を意識することから始めましょう。

②自宅でできるO脚改善方法は?

スクワット
歩き方を改善するだけではなく、自宅でも空いた時間に軽いストレッチなどをすると効果が倍増します。

 O脚改善ストレッチ

ストレッチをしてももの内側の筋肉をほぐすことで脚のゆがみを少しずつ改善していきます。いつでも気軽にできる椅子に座ってするストレッチを紹介します。

  1. 両足を肩幅程度に開いて椅子に座る。
  2. 両膝の間に本やバスタオルを挟む
  3. 挟んだものを押しつぶすようなイメージで力を入れ、両膝を近づける
  4. 5秒キープして脱力する
10回を1セットとして、2〜3セット繰り返します。職場などでも気軽にできますね。普段腰掛けているときに意識して脚をくっつけるようにし、脚を組まないようにするとさらにO脚の改善に近づきます。

O脚改善のストレッチ方法はこちらのページでも紹介しておりますので、参考にしてくださいね。

 O脚改善トレーニング

トレーニングは筋肉を鍛えるために行う点が、筋肉をほぐすために行うストレッチと異なる点です。トレーニングとストレッチをうまく組み合わせてするとさらに効果が上がります。ただし、痛いのを我慢して続けることはNGです。無理をしないで、短時間でもよいので続けることが大切です。

内転筋(ないてんきん)が弱ってしまうことがO脚になる原因として挙げられます。内転筋とは、骨盤の下から太ももの内側に付いている筋肉のことです。そこでO脚改善のために、内転筋を鍛えるワイドスクワットを紹介します。

  1. 両足を左右に開きます。肩幅の約1.5倍になるようにしてください。つま先は外側に向けます。
  2. 両腕は胸の前で組み、そのまま両膝をゆっくり曲げていきます。
  3. 膝の角度が直角になるまで腰を下げていきます。
つま先と膝の方向が同じであることをチェック!
腰を落としていきながらゆっくり息を吐くことがポイントです。20回繰り返しましょう。

O脚を改善するためのスクワットについては以下の記事で詳しく紹介しています!

O脚矯正グッズ

O脚矯正のためにはさまざまなグッズが販売されています。利用すると歩き方の改善もしやすいのでおすすめです。

インソール:インソールは靴に敷く中敷です。重心を矯正し足裏が正しく地面に着地することで脚のゆがみを整えます。
矯正用スリッパ:外側が少し高めに作られているため、重心を体の内側に移す効果があります。
骨盤ベルト:骨盤ベルトをつけて歩くと背筋が伸び、姿勢が崩れにくくなります。特に猫背が気になる方におすすめです。

③本気でO脚を治したいときは専門家に相談するのもおすすめ


歩き方を改善し、ストレッチを毎日することで少しずつO脚は治っていきますが、時間がかなりかかってしまうことがデメリットです。また根本的な問題が解決しなければ、なかなか快方に向かいません。本気でO脚を治療したい場合は専門家に相談してみましょう。

 整形外科のO脚矯正

骨そのものに問題がある場合は整形外科医に相談して手術で治療する方法があります。主な手術は次の3つです。

  1. ドーム型HTO
(高位脛骨骨切り術)
  2. オープンウエッジHTO
(高位脛骨骨切り術)
  3. 仮骨延長法を用いた脛骨矯正骨切り術

どの方法も脚の骨の一部分を削り矯正器によって正しい形に作り直す方法です。ただし、スポーツ選手や茶道や華道など正座をする必要のあるアクティビティーをしている人、肉体労働をしている人などにはおすすめできない方法です。形は改善しますが、機能が低下する可能性があるためです。うまく折り曲げられなくなり正座ができなくなるなど、運動機能が制限されてしまいます。

 整骨院でのO脚矯正

O脚の原因は骨盤や股関節・膝関節のゆがみで、ほとんどの場合に手術の必要はありません。整骨院で体のゆがみを正常に戻す施術をすると、O脚も改善していきます。特に骨盤を調節すると体全体のゆがみが正常にもどり、正しい歩き方と組み合わせると効果が上がります。

脚だけにアプローチしても根本的な問題である骨盤がゆがんでいるとなかなかO脚が治りません。整骨院ではなぜO脚になるのかを考えて、適切な施術をしてくれます。

整骨院では、施術だけではなく日常生活でできることなどをアドバイスしてくれるので、O脚改善までモチベーションを維持しやすいです。また骨盤を矯正することで血行がよくなり、むくみにくくなることもメリットです。

整骨院でのO脚改善を検討されている方はコチラの記事もおすすめです。

④ぷらす鍼灸整骨院でもO脚改善をサポートさせていただきます!

ぷらす鍼灸整骨院でもO脚改善のサポートをしています。O脚といっても一人一人、原因や症状が異なるため、それぞれにぴったりの施術をご提案しています。通院の回数など無理のないスケジュールを組んで、自宅でできることをアドバイスし最短距離でO脚改善を目指していきます。

ぷらす鍼灸整骨院では、O脚の種類や原因をしっかり見定めて、あなたにぴったり合う方法でO脚の原因を取り去り、改善を目指します。O脚に関することなら、ぜひ当院にご相談ください。

⑤まとめ

歩き方
O脚を改善するには、歩き方を変えるだけでかなりの効果があります。歩き方がきれいになるとスタイルも良く見えるので一石二鳥ですね。
ご紹介したストレッチやトレーニングも組み合わせて効果をあげてください。

O脚は隠せばいいという問題ではありません。肩こりや頭痛の原因にもなるのでしっかり治療することが大切です。もし不安がおありならぷらす鍼灸整骨院に相談してください。
O脚改善まで一生懸命サポートさせていただきます。

O脚のみならず腰痛でもお悩みという方はコチラのページもご覧ください。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

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