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【腰痛を早く治す方法は?】早期改善のためのポイントと予防法を解説

腰痛

公開日:2021.1.15 / 最終更新日:2020.12.29


つらい腰の痛みでお悩みではありませんか?

突然の腰痛に、「この痛みいつまで続くの?」「どこの治療機関へ行けばいいの?」といった不安を感じている方も多いはず。

腰痛には、いくつかの種類があります。この記事では、経験豊富なプロの柔道整復師が、それぞれの症状に適した治療機関や、早期改善するためのポイントをご紹介します。

急性腰痛(ぎっくり腰)を早く治す方法


突然やってくる腰痛を、急性腰痛(ぎっくり腰)といいます。

通常、ぎっくり腰は1〜2週間で改善することが多いですが、長引くと仕事や家事に支障をきたす場合も。まずは、早期改善するためのポイントや予防法をご紹介します。

ぎっくり腰を早期改善するための2つのポイント

腰に負担がかからない楽な姿勢をとる

  • ひざを軽く曲げて、横向きに寝る
  • 仰向けに寝て、両足を低めの台にのせる

これらの姿勢が効果的だといわれています。自分が楽だと感じる姿勢になり、深呼吸をしてみましょう。

できる限り日常の生活を心掛ける

ぎっくり腰は安静にしなければならないと思いがちです。しかし、動けない程の激痛をのぞき、通常通り動いた方が治りが早いとされています

痛みを我慢する必要はありませんが、日常と変わらない動きを心掛けてみましょう。軽いストレッチを行うのも悪くありません。

ぎっくり腰でお悩みの方は、こちらの記事もおすすめです。

ぎっくり腰になったら頼る治療機関

ぎっくり腰は、特別な治療をしなくても改善していくことが多いといわれています。ただし、ひどい痛みの時や、症状の改善がみられない場合は、整形外科を受診してみましょう。

画像診断などで原因が判明すれば、適切な処置や薬の処方をしてもらうことができます。

ぎっくり腰を再発させないための3つのポイント

適度な運動

ぎっくり腰の再発を防ぐためには、適度な運動が重要です。毎日10分程度でよいので、ストレッチやウォーキングをしてみましょう。筋力・柔軟性を保つことが、腰への負担を分散させます。

食生活による体重管理

続いては、適度な食事による体重管理です。肥満の傾向がある方は、体重が増加し姿勢が悪くなっている可能性があります。

お腹が前に出て重心が前に傾くことで、反り腰になり腰痛を招く場合も。栄養バランスの取れた食事で、ベストな体重をキープすることが、腰痛の予防にもつながるのです。

慢性的な腰痛を早く治す方法



3ヶ月以上続く腰痛を、慢性腰痛と呼びます。腰痛が長引くと、気分も落ち込んでしまいますよね。

そんな方に向けて、慢性腰痛を改善するためのポイントや予防法をご紹介するので、ぜひ試してみてください。

慢性腰痛を早く治すための3つのポイント

安静にしすぎない

腰が痛いからといって安静にしすぎると、腰を支える筋力が低下し、慢性化や再発を引き起こしやすくなります

痛みがひどくなければ、ラジオ体操や太極拳など積極的にチャレンジしてみましょう。腹式呼吸を意識した呼吸法で、インナーマッスルを鍛えるのも有効です。

上半身の筋肉を鍛える

腹筋と背筋を鍛えると背骨をサポートする筋力がつき、正しい姿勢をキープしやすくなります。腰痛予防に効果的な腕立て伏せをご紹介します。無理のない範囲で、1日20回、3セット行いましょう。

  1. 壁から30cmの距離に立つ
  2. 両手を胸の高さで壁につく
  3. 両肘の曲げのばしを繰り返す
かかとが浮かないよう、足の全面をしっかり地面につけるのがポイント!

不良姿勢の改善

体の歪みや姿勢の悪さが腰痛の一因となっている場合、根本を改善しなければ再発のリスクが高まります。そのため、整骨院で姿勢矯正を受けるのも効果的です。

慢性腰痛を治したいときに頼る治療機関

慢性腰痛の80%以上が、病院の画像診断で原因不明とされています。そのため、整骨院で症状に合わせた施術を受けるのがおすすめです。体の歪みや姿勢を矯正すれば、根本からの改善が目指せます。

ただし、痛みがひどい場合は早めに整形外科を受診し、薬の処方や適切な処置を受けましょう。

慢性腰痛を再発させないための3つのポイント

湯船で温まる

入浴は、筋肉の緩和やリラックス効果が期待できます。ただし、炎症が起きている場合などは痛みが増すリスクもあるため、患部が熱感をもっているようであれば入浴は控えましょう。

良質な睡眠をとる

腰痛と生活習慣には密接な関係があります。睡眠不足やストレスが痛みを助長することもあるのです。そのため、良質な睡眠をとることや、自分に合った寝具選びが重要といえるでしょう。

枕は高すぎるものはできるだけ避け、敷布団は腰が沈まないものを選びましょう。

長時間同じ姿勢でいることを避ける

デスクワークや車の運転など、同じ姿勢が長時間続くと腰痛になりやすいので注意が必要です。普段から、こまめに体を動かすことを心掛けましょう。

デスクワークであれば1時間に1回は休憩をはさみ、軽く股関節のストレッチをするのもおすすめです。

椎間板ヘルニアを早く治す方法

椎間板ヘルニアになると、腰や臀部(でんぶ)への痛みに加え、下肢にもしびれが出る場合も。痛みやしびれは、2〜3週間で徐々に和らいでいきますが、長引くと日常生活に支障がでてしまいます。

次に紹介するポイントを押さえて、早期改善を目指しましょう。

椎間板ヘルニアを早く治すための2つのポイント

安静にする

痛みが強い時期は、無理せず安静にすることが大切です。無理に動くと、症状を悪化させる危険性が高まります。痛みが強い場合は、早めに整形外科を受診しましょ

腰を温める

痛みが強い場合や炎症が起きている場合を除き、腰を温めるのがよいとされています。筋肉のコリがほぐれ、血液の循環がよくなるため、ホットタオルや入浴などで温めてみるとよいでしょう。

椎間板ヘルニアでお悩みの方は、こちらの記事もおすすめです。

椎間板ヘルニアを治したいときに頼る治療機関

椎間板ヘルニアの検査には、M R Iが有効です。また、症状が深刻な場合は手術が必要になることもあるので、整形外科を受診するのが安心でしょう。

椎間板ヘルニアを再発させないための2つのポイント

体幹部のトレーニング(プランク)

  1. 足を伸ばした状態で、うつぶせになる。
  2. 腕を肩幅に開き、上半身を起こす。
  3. つま先をたてて、下半身を持ち上げる。
  4. 頭からかかとまで一直線になった状態をキープ

体幹を鍛えることで、腰椎の安定性をサポートします。

日常での動作や姿勢を意識する

中腰での動作や激しい運動などの動きが、腰痛のきっかけになることも。そのため、日常的な動作や姿勢に気をつけることが予防につながります。

仕事など、やむを得ない事情がある場合は、コルセットで腰を保護するのも効果的です。

腰痛改善・予防はぷらす鍼灸整骨院にお任せください!


ぷらす鍼灸整骨院では、お一人おひとりの腰痛の症状に合わせて、最適な施術を提案させていただきます。

腰痛の原因となっている筋肉へのアプローチや姿勢の改善、鍼灸や電気治療による痛みの緩和など、最短距離で腰痛改善を目指します。

目の前の痛みはもちろん、痛みが再発しないための根本治療をモットーとしておりますので、腰痛でお悩みの方はお気軽にご相談くださいね。

まとめ


腰痛は、日常生活に支障をきたすつらい症状。動くと痛いことから、家で寝て過ごしたり、適当な処置で済ませがちです。

しかし、必ずしも安静に過ごせばよいというものではありません。一時的に痛みがおさまったとしても、再発してしまう可能性があるのです。

それぞれの症状にあった適切な処置をすれば、早期改善や予防につながります。どのような処置をしたらよいのかわかならい場合は、ぷらす鍼灸整骨院にご相談ください。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

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