columnお悩み解決コラム
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公開日:2020.12.1 / 最終更新日:2020.12.22
「近所に整骨院ができたけど、何をする場所なのかよく知らない」
「名前が似ている「整体」とは違うの?」
このような疑問を持っている方も多いと思います。
今回は意外と知られていない「整骨院」の利用方法や、健康保険を使う際の注意点、整体院との違いなどについて詳しく解説していきます!
整骨院に興味はあるけど行ったことはないという方は、ぜひこのページを参考にしてくださいね。
まず「整骨院」と「接骨院」ですが、この2つは名称が違うだけで、同じものを指します。
他に「ほねつぎ」という呼ばれ方もされますが、このページでは統一して「整骨院」と表記していきます。
次に「整骨院」と「整体」の違いについて。
整骨院は「柔道整復師」という資格を持った人だけが開業でき、骨や筋肉の痛みなどに対して施術を行なう場所のことを指します。
病院とは異なりますが、多くの場合で健康保険が適用となるのが特徴です。
それに対して整体院は身体の疲れを癒やすための施術を得意としていて、骨盤矯正やマッサージなどを行ないます。
整体院は開設するには特に資格を必要としないため、各種保険の使用も認められません。
「柔道整復師」という言葉自体、初めて目にする方も多いのではないでしょうか?
これは骨や筋肉の痛みなどに対し、整骨院のスタッフやスポーツトレーナーとして手術以外の施術を行なう国家資格のことです。
もともとは武術や柔道に多いケガである骨折や捻挫などを整復するために生み出された技術なので、資格の名称に「柔道」という言葉が使用されています。
柔道整復師の行なう施術全般を「柔道整復術」と言い、現代では欧米由来の医学(西洋医学)の考え方も取り入れながら発展を続ける、世界的に注目されている日本の伝統医学です。
鍼灸(しんきゅう)とは身体の経穴(ツボ)などに鍼(針)やお灸で刺激を与える治療法で、この施術を行なうには「鍼灸師」という国家資格が必要です。
鍼灸の施術は腰痛・神経痛などの慢性的な症状に対して大きな効果を発揮するため、柔道整復術との相性がとても良く、「ぷらす鍼灸整骨院」のように鍼灸院と整骨院の施術が同時に受けられる施術所も増えてきています。
医療が発展した現代でも鍼灸の安全性や効果はかなり注目されていて、世界中に浸透しつつある東洋医学の1つとなっています。
整骨院には学生さんから高齢の方まで幅広い年齢層の患者さまが訪れます。
院内ではどんなことを行なっているのか、簡単に解説していきます。
まず「柔道整復師」という名称の由来にもなった通り、整骨院では運動中などに発生したケガ、中でも「骨折」「脱臼」「打撲」「捻挫」などに対して応急処置や手当を行ないます。
柔道整復師は「血液に触れて治療をしてはならない」という決まりがあるので、切り傷や刺し傷などは施術の対象外です。
さらに、日常生活中に発生した肩や背中の痛み・関節痛などに対しても、回復をうながすための施術を行ないます。
患部の周囲に微弱な電気や超音波を当てて筋肉をほぐしたり、血行を改善する「物理療法」。
指圧や揉捏(じゅうねつ)をして骨盤や関節の位置を整えたり、筋肉を柔らかくする「手技療法」。
姿勢を改善したり関節痛の再発を防ぐために筋トレなどを指導する「運動療法」。
これらの治療法を症状に合わせて組み合わせ、1日でも早く痛みが解消できるよう、一人ひとりに最適な施術を行なっているのです。
整骨院にかかる際、症状などによっては健康保険が適用となる場合があります。
この機会に保険の対象となるケースを確認しておきましょう。
柔道整復師の施術を受ける場合、健康保険が使えるのは「骨折」「脱臼」「打撲」「捻挫」「挫傷(肉離れなど)」という診断名が付いたときです。
「骨折」「脱臼」に関しては応急手当の場合を除いて、医師の同意を得ることが必要です。
また、鍼灸師の施術では医師の同意がある場合に限り、「神経痛」「リウマチ」「五十肩」「頚腕症候群」「腰痛症(ぎっくり腰など)」「頚椎捻挫後遺症(むち打ちなど)」「痛みをともなう慢性疾患」に対して保険の使用が認められています。
つまり、鍼灸院と整骨院を併設している「鍼灸整骨院」では、その両方の適用症状に対して保険が使えるということになります。
整骨院を受診すると所属している保険組合から、痛みが発生した理由や施術内容・料金などを調査するための書類が自宅に届くことがあります。
通った日数や料金などを忘れてしまった場合は、受診した整骨院に問い合わせるとすぐに確認ができます。
すみやかに記入し、できるだけ早く提出しましょう。
整骨院では健康保険以外の保険も使用できる場合があります。
例えば、お仕事中の怪我にともなう症状の施術には労災保険、交通事故による怪我の施術には自賠責保険が適用されます。
でも「保険ってややこしいし、自分は場合はどれが適用されるのかわかりにくい・・・。」という方いらっしゃいますよね。
整骨院では症状や施術だけではなく、保険に関しても気軽に相談していただいてかまいません。
大切なお体やお金のことですので、わからない事があれば遠慮せずに整骨院の先生に聞くようにしましょう。
整骨院を利用する際に気を付けておきたいポイントについて解説します。
単に疲れを癒やすために受診したり、リラクゼーションマッサージを受けることが目的の場合は、健康保険の適用はされないことは頭にいれておきましょう。
リラクゼーションマッサージは無資格でも開業できるためたくさんのお店があります。
整骨院の先生は筋肉や関節に関するプロフェッショナル(国家資格者)なので、できるだけ信頼できる先生に体をまかせたいという方は整骨院がおすすめです。
整形外科などの医療機関に通院している場合、同じ部位について同じ理由で同時期に整骨院を受診すると、整骨院での施術料金には健康保険が適用されなくなってしまいます。
また、複数の整骨院を同じケガで掛け持ちする場合も同様に、片方は全額自己負担となります。
整骨院と医療機関などを同時に受診する際には、ケガをした理由や部位などをよく確認し、施術前に事情をしっかりと伝えておくことが大切です。
交通事故による自賠責保険の場合はこの限りではないこともあるので、詳しくはかかりつけの整骨院に相談してみてください。
良心的な整骨院は、患者さまの痛みを早期に改善することを第一に考えて施術を行ないます。
施術に入る前に身体の状態についてわかりやすい説明があったり、疑問に思うことについて素早く答えてくれるようなスタッフが在籍している整骨院は、とても安心できますよね。
さらに治療後には生活習慣の改善点や自宅でできるセルフトレーニングなどをしっかりと指導してもらえれば、身体の不調はさらに早く回復します。
通院期間が長期化して痛みが慢性化しないよう、整骨院選びは慎重に行いましょう。
整骨院に通院するペースや期間は症状によって異なりますが、多くの場合は通いはじめの頃は週に1~2回ほど通うと、自然治癒力が高まって回復が早くなります。
痛みが引いてきたら少しずつ通院する間隔を空けて、2~3週間に1回程度のペースで施術を受けましょう。
重症な場合を除けば、およそ2ヶ月程度で痛みはほとんど解消していきます。
通院ペースなどはその都度整骨院のスタッフに確認しつつ、無理のない程度に通うのがオススメです。
整骨院で働く柔道整復師になるには、総合的な医学知識を問われる国家資格の取得が必須条件となります。
それらの知識を身に付けた柔整師は患者さまとしっかりコミュニケーションを取りながら、症状を的確に診断していきます。
整骨院に来て初めて、痛みの原因が内臓の不調や内科的な疾患だったとわかることも、実は少なくないのです。
ぷらす鍼灸整骨院では来院する方一人ひとりの体調や痛み、悩みと真剣に向き合い、最適な改善方法を提案します。
身体の痛みを取り除くことはもちろんですが、優しさと思いやりをもって患者さまと接することで、心身ともに元気になれるよう全力でサポートします。
不調や痛みを感じたら、まずは身体の専門家である整骨院を頼ってみるのはいかがでしょうか?
今回は意外と知られていない、整骨院での施術内容などについて解説してきました。
まだ整骨院を利用したことがない方は、少しでも身近に感じて頂けましたか?
整骨院では回復力を高めるための施術を行なっていて、若年者から高齢の方まで幅広い年齢層の方々が通院しています。
通院ペースは症状にもよりますが、初めは週に1回程度。
徐々に間隔を空けつつ、セルフトレーニングなども取り入れて、痛みの早期回復を目指しましょう。
不調や痛みで悩んでいるときは、身体の専門家である整骨院を頼ってみてください。
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