columnお悩み解決コラム
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公開日:2019.8.28 / 最終更新日:2019.8.28
「姿勢が悪くなってるよ!」と子供に注意するものの、姿勢が身体に与える影響や姿勢が悪くなる原因まで説明できる親御さんは少ないのではないでしょうか。
子供の姿勢の良し悪しは気になるものですよね。
最近はスマホやタブレットの使用時間が増加していますので、姿勢の悪さが特に問題となっています。
この記事では、子供の姿勢についてと改善方法を説明していきますので、ぜひお子さんの背筋が気になった時の参考にしてみてくださいね。
まずは、子供の姿勢が悪くなっていないかセルフチェックする方法と、姿勢が悪くなる原因について説明していきます。
子供の姿勢をチェックするためのポイントは4点です。
下記で説明していきますので簡単にチェックできますので、ぜひ試してみてくださいね!
【起立の姿勢を正面から見る】
子供を起立させて正面から見てみます。
正面から見て肩の位置、膝の位置、骨盤の尖った部分が左右対称であるかをチェックしましょう。
地面に対して左右を結んだラインが水平でなければ、高くなっている方にカラダが歪んでいることがわかります。
【起立の姿勢を横から見る】
子供を起立させて横から見てみます。
背骨のS字カーブが保たれている、極端に反り腰や猫背になっていないか、耳たぶ・肩峰(けんぽう:肩甲骨の一部で、肩の外側の突き出ている骨)・大転子(だいてんし:足の付け根の部分の外側に突き出ている骨)・膝裏・外くるぶしの2~3㎝前方が一直線になっているかをチェックしましょう。
【目を閉じて足踏み】
子供に目を閉じた状態で足踏みをさせてみます。
骨盤が歪んでいれば左右どちらかに移動していきます。
また、猫背であれば身体の位置が前に移動していきます。
【スクワットさせる】
子供にその場でスクワットさせて正面から見てみます。
膝や胸の向きや身体の動き方に偏りがあれば、身体の歪みが考えられます。
姿勢が悪くなる主な原因として、現代の子供ならではの3つの要素があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【運動不足】
子供を取り巻く環境の変化により、年々子供の運動不足が深刻化していると文科省のアンケートで明らかにされています。
(参考:文科省:子どもの体力の低下の原因)
良い姿勢を保つには筋力が必要となりますが、運動不足の子供にはその必要な筋肉が備わっていないのです。
【スマホやテレビゲーム】
スマホやテレビゲームで遊ぶ時の子供の姿勢は猫背になりがちです。
さらに一点に視線を集中させ続けるために首の筋肉がこわばり、それをカバーするために肩や腰にまで余計な負担をかけてしまいます。
【やわらかいソファ】
大人と比べると、子供は好きなことに過集中してしまいがちです。最近はソファに座りながらゲームやスマホに熱中する子供も多くなりました。しかし、やわらかいソファに長時間座っていると骨盤が後ろに倒れてしまいます。
また、やわらかいソファでなくても高さの合っていない椅子やあぐらの時の姿勢は骨盤が後ろに倒れる原因となります。
では次に、姿勢の良し悪しが子供の身体に与える影響について見ていきましょう。
もちろん大人にも影響はありますが、子供は特に姿勢による影響を受けやすいものです。
姿勢と子供の集中力には深い関係があります。
姿勢が良いと余計なストレスや疲労を感じにくいため、目の前の作業や勉強に集中しやすくなります。
血流が改善され、呼吸もしやすくなるため、脳に十分な血流を届けることができ、眼精疲労の軽減にもつながります。
机に向かって勉強する時間が長い子供だからこそ、親としては良い姿勢を保たせてあげたいもの。姿勢の改善は大人になってからでは難しいので、今のうちに良い姿勢を習慣化させておくことが大切です。
また、姿勢が良いと身体の歪みが改善され、肩こりや腰痛が軽減します。さらに、運動面でも筋肉や関節にかかる負担が少なくなるため、効率良く体を動かすことができ、体本来の力を発揮することができるのです。
逆に姿勢が悪ければ子供にどのような影響があるのでしょうか。
まずは肩こりや腰痛、頭痛やめまいといった身体的な苦痛が出現します。
これは、姿勢の悪さからくる身体の歪みによって体重のかかり方に偏りが現れ、神経を圧迫したり血流が滞ってしまったりすることによる悪影響です。
普通に過ごしている子供であれば、腰痛や肩こりに悩むことはまず考えられません。
また、姿勢が悪いと十分に酸素を取り込むこともできません。
自律神経のバランスが乱れて疲れやすくなったり、イライラしやすくなったりしてしまいます。
当然そのような状態では集中力も低下してしまい、ますますイライラしてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
さらに、姿勢が悪いと代謝が悪くなり、太りやすくなったり肌荒れが起きやすくなったりします。
子供は多感ですので大人よりも容姿の変化に敏感です。
自分に自信が持てなくなるようなことは、避けさせてあげたいですよね。
もちろん、姿勢の悪さは運動能力にも影響を及ぼします。
姿勢が悪いと体幹のバランスも悪くなり、ちょっとした段差やスポーツで転倒しやすくなってしまいます。
転倒はケガにつながるので、子供の体幹はできる限りバランス良く育ってほしいものです。
最後に、子供の姿勢を改善させる方法を説明していきます。
姿勢の歪みは一朝一夕では改善が期待できません。
子供と一緒に時間をかけて取り組んでいきましょう。
子供の姿勢を改善させるために取り組んでみてもらいたい方法は「体幹を鍛える」「姿勢矯正ベルトを使用」「姿勢矯正の椅子を使用」「骨盤矯正」です。
それぞれ解説していきます。
【体幹を鍛える】
体幹とは胴体のことを指し、体幹を鍛えるということはお腹やお尻、背中、骨盤の筋肉を鍛えることを意味します。
体幹トレーニングに取り組むことで、良い姿勢を保つための筋肉を鍛えていきましょう。
【姿勢矯正ベルトを使用】
姿勢矯正ベルトは薬局やネット通販などでお手軽に入手することができます。
「矯正」という名前ですが、自然に背筋を伸ばすように作られているものがほとんどですので、無理な締め付けなどはありません。
猫背の子供に使用すると背筋がのびるため効果的で、装着するだけなので続けられやすいのが嬉しいですね。
とはいえ、姿勢矯正ベルトはあくまで「姿勢の意識付け」のために短時間の使用をすることをおすすめします。
姿勢維持に必要な筋力そのものは発達しませんので、きちんとメリット・デメリット両方確認したうえで利用していきましょう。
【姿勢矯正の椅子を使用】
姿勢矯正の椅子とは、座るだけで正しい姿勢が身につけられるという優れもの。
始めのうちは違和感があるかもしれませんが、それだけ姿勢が悪いという証拠です。
価格はモデルによって幅があり、高機能な物は数万円以上と高くなっているので、購入の際は予算と機能を考えてから選ぶよう注意しておきましょう。
姿勢矯正の椅子は矯正ベルト同様に続けられやすいので、これから取り組んでみると良いかもしれませんね。
【骨盤矯正】
骨盤矯正とは、骨盤の歪みを正して身体を効率よく動かせるようにすることです。
骨盤矯正を受けると骨盤の歪みが改善され、肩こりや腰痛に効果が期待できます。
他にも、代謝や内臓機能の改善にも期待でき、全身に良い影響があります。
姿勢を改善させる方法に骨盤矯正も有効であることを紹介しました。姿勢改善のために骨盤矯正も取り入れようと考えている方は、整骨院がおすすめです。
正しい知識と確かな技術をもつスタッフの施術を、子供に受けさせたいですよね。
整骨院での施術といえば大人が施術を受けるものというイメージかもしれませんが、子供も施術を受けることで姿勢の改善が期待できます。
むしろ、成長期の子供だからこそ正しい姿勢に矯正する必要があるのです。
お子様と一緒に通える整骨院をお探しの方はぷらす整骨院にぜひおこしください。
当院は、お子様連れやお子様のみでの来院が可能です。
ぷらす整骨院は患者様ひとりひとりの個性に寄り添った施術を徹底しています。
多くの患者様の喜びの声をいただき、優良施術店としてメディアの取材を受けた経験もあります。
国家資格保有者の確かな技術を持つスタッフみなさまの身体の悩み解決をお手伝いいたしますので、ぜひお気軽に来院してみてください。
子供が姿勢から受ける影響はとても大きいので、悪い姿勢は出来るだけ早く改善してあげたいものですよね。
姿勢を改善する方法として自宅で気軽に取り組めるものから、整骨院に通って骨盤矯正を受ける方法までご紹介しました。
大事なお子様の姿勢でお悩みの親御様は、専門家による姿勢矯正もおすすめですよ。
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