columnお悩み解決コラム
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公開日:2020.2.26 / 最終更新日:2020.2.26
肩こりの解消法といえば、肩叩きや肩揉みが思い浮かぶかもしれません。
けれども、肩をむやみに叩いたり揉んだりするのは逆効果になる恐れがあります。正しい対処法を覚えて肩こりを解消しましょう。
子供のころ、大人に頼まれて肩叩きや肩揉みをした経験がある人は多いかもしれません。なぜ叩いたり揉んだりするのが良くないのでしょうか。
人間の肩や首には頭や腕を支える役割があります。
頭は体重の10%くらい、腕は両方で15%くらいの重さがあるので、肩や首の筋肉にかかる重さは相当なものです。
特に日本人は頭の大きさに比べて肩や首が小さいため、より負担を感じやすいという特徴もあります。
重いものを支えている筋肉は常に緊張した状態です。
あまりにも長く緊張状態が続くと、筋肉は疲れて硬くなってしまいます。筋肉が硬くなると血流が滞って、乳酸や尿酸などの老廃物が排出されません。
また、硬い状態で筋肉を動かすと筋繊維を余計に傷つけてしまい、痛みの原因になります。
その上、血流が滞っていますから、筋肉を修復する酸素や栄養が十分に供給されない状態です。こうした悪循環を繰り返しているうちに、筋肉はますます硬くなってしまいます。
筋肉を叩いたり揉んだりすると、筋肉には刺激となって伝わります。
確かに血流は促されるので一時的に肩こりが改善したように思えるかもしれませんが、根本的な原因が解消されていないので、時間が経てば元通りです。
むしろ、自己判断でむやみに硬い筋肉を無理に刺激すると、自らを守るために余計硬くなったり、かえって傷つけて痛みが強くなったりする恐れがあります。
もちろん、肩こりを緩和する専門院などの施術の中にはマッサージも含まれるので、まったくNGというわけではありません。
ただし、肩こりの仕組みや筋肉の働きを正しく理解してこそ初めて緩和できます。
そのような知識が無いまま、自己流で行うといわゆる「揉み返し」と呼ばれているような悪化症状がでることもあるのです。
ストレッチはその名のとおり筋肉を伸ばす行為ですが、筋肉の緊張をほぐして緩めるのが本来の役割です。
筋肉が緩めば、血流が改善して痛みの素となる老廃物が排出され、修復するための栄養や酸素も送られやすくなります。
さらに筋肉の可動域が広がるので、運動前に行えば不意のケガを防げるでしょう。
叩いたり揉んだりするのと違って、ストレッチはゆっくりと筋肉全体を動かします。
正しい方法で行う限り、筋肉を傷つける心配も比較的すくないでしょう。
筋肉は呼吸を止めると硬くなる性質があるので、ストレッチの間は呼吸を続けます。
また、痛みを感じるところまで無理に伸ばそうとせずに気持ち良いと感じる範囲まで自然にゆっくり動かすのがポイントです。
肩こりは肩だけでなく、周辺の筋肉も硬くなっている可能性があります。これらをまとめてストレッチして、血流を促しましょう。
まずは【肩と首のストレッチ】です。
反対側も同様に行います。
続いて、【肩と肩甲骨回りのストレッチ】です。
それぞれ5秒〜10秒くらいかけてゆっくりと行なうのがポイントです。
時間がないという方に仕事の合間でも簡単にできる座って行えるストレッチをご紹介します。
フェイスタオルが手元になくても、壁にもたれて肩甲骨回りのストレッチができます。
肩こりは姿勢の悪さも大きく影響しています。
正しい姿勢に比べて、筋肉に大きな負担がかかるからです。
特にパソコンやスマートフォンを見続けるのは、首が前に出て猫背になりやすく、首や肩回りの筋肉を硬くしたり、血流を滞らせたりします。
ストレッチをしても姿勢が悪ければ肩こりを緩和するのは困難です。まずは正しい姿勢を取れるように心がけましょう。
肩甲骨は少し後ろに引いて胸を張り、顎を少し引くのが正しい姿勢です。
座っているときは、背筋をまっすぐ伸ばし、なるべく目線が正面 になるように目的物を配置します。
足を組むのは骨盤の左右の歪みの原因になりますので、なるべく控えましょう。
肩こりになるのはさまざまな要因があり、自力で特定して解消するのは限度があります。
根本的に解消するには、どのように対処すれば良いのでしょうか。
整骨院で施術を行うには、国家資格が必要です。取得するには一定期間専門の学校に通った上で、試験に合格しなければいけません。
もちろん、施術の過程で刺激を与えても筋肉を傷める心配はありません。
正しいセルフケアの方法も教えてくれるでしょう。
ぷらす鍼灸整骨院では、事前に丁寧なカウンセリングを行い、患者様に合った施術を提案しております。
柔道整復師だけでなく鍼灸師やあん摩マッサージ師も在籍しているので、幅広い施術が可能です。肩こりを施術した実績も豊富にございます。
肩こりでお悩みの際は、お近くのぷらす鍼灸整骨院にご相談いただければと思います。
ストレッチであれば筋肉に負担をかけず伸ばせるので、肩こりの症状を緩和できる可能性があります。
肩こりの原因を根本的に解消し肩こりがでない体づくりを目指すために、整骨院の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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