columnお悩み解決コラム
columnお悩み解決コラム
公開日:2021.1.5 / 最終更新日:2020.12.29
「自分は姿勢がよい方だと思っていたら、本当は反り腰だった」…実は、ハイヒールを好んで履く習慣のある女性や、筋力が低下している方などに反り腰が多く見受けられます。
反り腰は不調の原因となるだけでなく、見た目にも悪影響を及ぼします。そんな反り腰の原因や、改善するためのトレーニングをご紹介します。
目次
それでは早速ですが、反り腰を改善する方法について見ていきたいと思います。反り腰の改善なら、インナーマッスルのトレーニングがおすすめですよ。
腸腰筋は、お腹にあるインナーマッスルである腸骨筋と大腰筋を合わせたものです。腰の骨と股関節、骨盤をお腹側で結んでおり、姿勢を支える重要な働きがあります。
運動不足などが原因で腸腰筋の筋力が低下すると、上半身をまっすぐに保つことが難しくなり、結果として反り腰になってしまいます。
腸腰筋のトレーニングには、足上げ運動が効果的です。なぜなら、足を上げるときには太ももの筋肉だけでなく、腸腰筋も使われるからです。
骨盤底筋群は、骨盤の底をハンモックのように支えている筋肉です。女性は出産にともなって骨盤底筋群の筋力が低下しがちです。
骨盤底筋群が衰えると反り腰のリスクが高くなるだけでなく、尿漏れのリスクも高くなってしまうので普段から意識して鍛えておきたいところです。
反り腰の改善には、キング・オブ・エクササイズといわれるスクワットも効果的です。
下半身を安定させることによって、上半身をまっすぐに保つことが可能となります。
最近よく聞かれるインナーマッスルという言葉ですが、解剖学的に言うと骨を支える小さな筋肉のことを意味します。
そういった意味では、腸腰筋や骨盤底筋群は厳密にはインナーマッスルとは言えないかもしれません。
反り腰の方には、骨盤が前に倒れている傾向が見られますが、なぜそのようなことが起こるのでしょうか。
反り腰の原因としては、背筋を伸ばす意識が強すぎることがあげられます。姿勢をよくしようとするあまり、かえって反り腰を助長してしまうケースです。
正しい姿勢というと、どうしても胸を張った姿勢をイメージする方が多く、そのため、必要以上に背筋を伸ばそうとしてしまうわけです。
そのような姿勢を実現するためには、普段の座り方に気を付ける必要があります。
デスクワークなどで間違った座り方をしていると、反り腰のリスクが高まります。反り腰を改善するための座り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてごらんになってみてくださいね。
意外に思われるかもしれませんが、足の指を使えていないと、反り腰になるリスクが増します。
なぜなら、足の指でしっかりと地面をつかむような意識をしていないと、重心が前に移動してしまうからです。
重心が前に移動してしまうと、前につんのめらないように上半身を反ることになり、結果として反り腰になってしまうのです。
一見、姿勢が良いように思われがちな反り腰ですが、実際に反り腰になってしまうと、いろいろなリスクに見舞われる可能性があります。
反り腰にともなう最大のデメリットが、腰痛の発症リスクが増すということです。
腰を反っていると、常に腰周りの筋肉に緊張が強いられます。筋肉が硬くなると、血管を圧迫し、血液の循環が悪くなります。
その結果、腰周りに栄養状態の低下が起こり、痛んだ組織の修復が遅れることとなります。そのような状態が続くことで、慢性的な腰痛を発症することとなります。
反り腰になると身体的なリスクが高くなるだけでなく、見た目に悪影響を及ぼす可能性もあります。その1つが下半身太りです。
腰周りの筋肉が硬くなると、下半身へと送られる血液の量が減少します。また、下半身から心臓へと戻る血液の流れも鈍くなります。
その結果、下半身全体のむくみが生じ、下半身太りになる可能性が増すのです。
反り腰になると、自然とお腹を前に突き出すような姿勢になります。その結果、お腹がぽっこりと目立つ可能性が高くなります。
お腹がでているとスタイルも悪くみられてしまうので、女性は特に反り腰を改善していきたいですよね。
反り腰の改善にはインナーマッスルのトレーニングが効果的ですが、「なかなか続かない」という方もいらっしゃることでしょう。その場合の対処法をご紹介します。
インナーマッスルのトレーニングが続かない場合、EMSの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
通信販売のコマーシャルなどで、お腹にベルトを巻いているだけで、腹筋が鍛えられる器具を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
EMSはその名の通り、筋肉に電気的な刺激を与えることによって、不随意な(本人の意識とは関係ない)筋肉の収縮を促す装置です。
EMSを利用すると自動的に筋肉が収縮するので、つらい腹筋運動などをしなくても、インナーマッスルを鍛えることが期待できます。
インナーマッスルのトレーニングが続かない場合、骨盤矯正もおすすめです。なぜなら、反り腰の多くは、骨盤のバランスが崩れることによって起こるからです。
骨盤が傾くと、それを戻そうとして上半身に無駄な力が入るわけです。そのため、反り腰を根本から改善したいのであれば、骨盤矯正の施術を受けることが効果的といえます。
反り腰はたった1つの原因ではなく、いろいろな要因が複雑に絡み合っておこるケースがほとんどです。
そのため、まずはなぜ反り腰になっているのか、その原因を突き止めることが重要です。
ぷらす鍼灸整骨院には骨や筋肉に関するスペシャリストである柔道整復師や鍼灸師が在籍しているので、1人1人の反り腰の原因を突き止め、改善に導くことが可能です。
また、ぷらす鍼灸整骨院でもEMSを利用したインナーマッスルのトレーニングをおこなっています。
腰痛がある方はもちろんのこと、体重も増えていないのに下半身太りに悩まされているというような方も、お気軽に当院までご相談くださいね。
反り腰はインナーマッスルの筋力が低下することや、骨盤のバランスが崩れることで起こります。
反り腰を放置してしまうと、腰痛やぎっくり腰のリスクが高くなるだけでなく、見た目にも悪影響を及ぼす可能性があります。
この記事を読んでいる人は
こんな記事も読んでいます
1日たった30秒!反り腰改善ストレッチで…
【背中のたるみ撃退!】女性らしい背中を作…
整骨院が教える反り腰を絶対改善したい人の…
【背中の痛みの原因は猫背姿勢】簡単ストレ…
【動画を見ながら】超簡単ストレッチでスト…
ぷらす鍼灸整骨院ではさらなる店舗拡大のため出店可能物件を募集しております。
詳しくはこちらから >>