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columnお悩み解決コラム

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巻き肩は寝方が原因なの?巻き肩の本当の原因と改善法をご紹介!

正しい姿勢

公開日:2020.12.28 / 最終更新日:2020.12.21

スマホの普及にともなって増えているのが、巻き肩と呼ばれる不良姿勢です。巻き肩になると見た目がよくないだけでなく、さまざまな心身の不調を招いてしまうことも。

巻き肩の原因としては寝方もあげられますが、なぜ寝方によって巻き肩のリスクが増すのでしょう。今回は巻き肩の原因や自分でできる簡単な改善法に迫ります。

巻き肩になる寝方と寝具


普段あまり寝ている姿勢を意識することはないかもしれませんが、どのような寝方をしていると、巻き肩になるリスクを増してしまうのでしょう。また、どんな寝具を使っていると、巻き肩になりやすいのでしょう。

横向きで寝る

巻き肩になりやすい寝方としては、いわゆる横向き寝があげられます。なぜなら、横を向いて寝ていると、重力の影響で肩に負担がかかり、肩の位置が前へスライドしやすくなるからです。

そのような姿勢を長く続けていると、筋肉が硬くなってしまい、巻き肩がクセになりやすいのです。筋肉は使いすぎると硬くなるイメージがありますが、ずっと同じ姿勢をしていることでも硬くなります。

例えば、デスクワークでずっと同じ姿勢を続けていると肩がこりますよね。それと同じで、たとえ就寝中に身体を休めているときであっても、ずっと同じ姿勢をしているとコリが生じる訳なのです。

巻き肩になりやすい寝具

巻き肩の形成に影響を与えやすい寝具としては、枕と敷布団の2つがあげられます。枕が高過ぎたり低過ぎたりすると、自由に寝がえりを打つことが難しくなり、同じ姿勢で寝る可能性が増します。

また、敷布団が柔らかすぎると、身体が深く沈みこんでしまい、やはり寝がえりが打ちづらくなります。その結果、筋肉がこり固まってしまい、巻き肩のリスクを増すこととなります。

巻き肩とは


巻き肩は、四十肩や五十肩のように肩の病気という訳ではありません。通常よりも肩の位置が前方へとスライドし、上から見ると両肩が巻いたように見えることから、巻き肩という名前が付けられています。

こんな方は巻き肩かも

次の項目に当てはまる方は、巻き肩になっているかもしれません。

  • 肩の位置が前方へスライドしている
  • あごが前に突き出している
  • 両腕をあげた時に耳より後ろへ行かない
  • 猫背の傾向が見られる

巻き肩の特徴として、肩の位置が前方へとスライドしていることがあげられます。鏡を横から見た時に、腕が真横よりも前にある場合、巻き肩になっている可能性があります。

また、巻き肩の人の傾向として、あごが前に突き出ていたり、両腕をあげた時に耳より後ろへ行かなかったりすることもあげられます。

巻き肩とよく混同されがちな姿勢に猫背がありますが、巻き肩だからと言って必ずしも猫背という訳ではありません。巻き肩と猫背の違いについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

巻き肩の原因

巻き肩の原因は実にさまざまで、先にあげた寝る時の姿勢の他、長時間に渡るデスクワークやスマホの見過ぎ、体幹の筋力の低下、視力の低下、運動不足、骨盤のゆがみなどいろいろな原因があげられています。

巻き肩を放置する5つのデメリット

巻き肩は単に姿勢が悪いことを意味しますが、そのような姿勢を放置することで、次のようなデメリットが生じるリスクを増します。

  • 肩こりや頭痛
  • 目の疲れ
  • 睡眠の質の低下
  • 腰痛
  • 自律神経の乱れ

巻き肩など身体の一部のバランスが崩れると、さまざまな悪影響を生じる可能性が増します。中でも巻き肩と自律神経の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています。

巻き肩を改善するため日常生活で気を付けたいこと


巻き肩を改善するためには、次のようなことに気をつける必要があります。

  • パソコンやスマホなどを見過ぎない
  • 猫背にならないよう気をつける
  • 適度に身体を動かし筋力維持に努める
  • 寝返りが快適に打てる寝具を選ぶ

巻き肩は日常生活におけるクセが原因となって起こるため、日常生活の習慣を見直すことが重要です。まず、パソコンやスマホを見過ぎないように意識しましょう。

仕事などでどうしても見なければならない場合は、できるだけ画面から目を離し、猫背にならないよう気をつけましょう。

また、運動不足が続くといわゆる体幹を支えるための筋力が低下し、やはり猫背や巻き肩といった不良姿勢のリスクを増すこととなります

朝起きた時に疲れを残していたり、十分に寝た気がしなかったりするようなら、寝具を見直すことも重要です。寝がえりが快適に打てる寝具を選びましょう。

巻き肩改善!寝る前におすすめの寝たままエクササイズ

大事なことなので繰り返しますが、巻き肩は日常の生活習慣の結果として起こるものです。特に、肩関節に付着する筋肉が硬くなったり、猫背気味になったりすることで、巻き肩のリスクを増します。

そのため、普段から巻き肩の原因となる筋緊張を緩和することが重要です。とは言うものの、難しいエクササイズは続けにくいものですよね。そこで、寝たままでもできる簡単な巻き肩改善エクササイズを3つご紹介します。

腰の下にバスタオルを入れてエクササイズ

腰の下にバスタオルを入れておこなうエクササイズは、骨盤のゆがみを改善し、身体の動きをスムーズにする効果が期待できます。

骨盤のゆがみが改善されることで猫背の矯正につながりますし、寝ている間の寝がえりがスムーズにおこなわれることとなります。

やり方は簡単で、寝る前にバスタオルをたたんだものを腰の下に入れ、気持ちよくストレッチングするだけです。

腰に痛みがある時はやらないようにしましょう

首の下にタオルを入れてエクササイズ

首の下にタオルを入れるエクササイズは、巻き肩の方に特におすすめです。仰向けで寝た時に、首の下に隙間ができるようであれば、ぜひ試して頂きたいエクササイズです。

タオルを縦に丸めて首の下へ入れ、ゆっくりと左右を見るということを繰り返しましょう。首の筋肉が気持ちよくストレッチングできます。

肩こりや首こり、頭痛がある方はタオルをそのままにして寝るのもおすすめ!

両手を大きく開くエクササイズ

巻き肩になっている場合、小胸筋(しょうきょうきん)という筋肉が硬くなっている可能性が高いです。少胸筋は身体の前面にあって、肩甲骨とつながっている唯一の筋肉です。

そのため、小胸筋がこり固まってしまうと、肩甲骨が前へスライドして、巻き肩のリスクを高めてしまうのです。鎖骨の下を触ってみて硬いという方は、エクササイズで柔軟にしてあげましょう。

寝る前にエクササイズをおこなうことで、睡眠の質を高めることも期待できます

巻き肩が気になる方はぷらす鍼灸整骨院にご相談ください

鍼灸院や整骨院というと、捻挫や腰痛などを改善する場所と思われがちですが、ぷらす鍼灸整骨院では巻き肩を始めとする不良姿勢の改善にも取り組んでいます。

ぷらす鍼灸整骨院における巻き肩の改善法

先述したように、巻き肩の根本的な原因は肩関節に付着する筋肉の緊張です。そのため、ぷらす鍼灸整骨院では筋膜リリースや温熱療法によって、気持ちよく筋緊張を緩和していきます。場合によっては鍼の施術をおすすめすることもあります。

また、骨盤がゆがんでしまうと猫背気味になるため、巻き肩のリスクも高くなります。そこで、ぷらす鍼灸整骨院では全身の複合矯正をおこない、巻き肩の根本的な改善を目指しています。

まとめ

巻き肩は寝方が原因とされることもありますが、どちらかというと自分に合っていない寝具の方が問題です。巻き肩を改善するには、寝がえりが快適に打てる布団を選ぶようにしましょう。

また、巻き肩の根本的な原因は筋肉の緊張や骨盤のゆがみなので、日常の生活習慣を見直すことも重要です。自分ではどうしても巻き肩を改善できないという場合、ぷらす鍼灸整骨院までお気軽にご相談くださいね。

こちらの記事では、巻き肩の改善効果が期待できるツボも紹介していますので、併せてご覧になってみてください。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

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