columnお悩み解決コラム
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公開日:2019.5.25 / 最終更新日:2021.2.17
ひざや腰、首などの痛みが急に出てきた時に「どこで診てもらおう?」と悩んだら、まず整骨院に相談してみてください。
しかし、整骨院は街中にあふれている上、似たような名前の整体院や整形外科まであるので、どうやって選べばよいかわかりませんよね。この記事では、整骨院の基礎知識、整体院や整形外科との違い、あなたにあった整骨院の選び方について説明していきます。
まずは整骨院がどのような場所であるかを説明していきます。
そもそも整骨院とは、柔道整復師という国家資格を持ったスタッフが、外傷に対してマッサージや物理療法によって治療してくれる施設です。「痛みを取りたい!」という目的での利用に適しており、「疲れを取りたい」「癒やされたい」という目的での利用は少し違うようです。
また、「接骨院」と看板を出す施設もありますが、整骨院と接骨院は呼び方が違うだけで中身は同じものです。
整骨院は保険診療ですので費用を抑えることができる半面、治療内容もある程度限られています。
疲労による肩こりや腰痛、けがの後遺症による痛み、他の医療機関との併用、長期の痛みへの治療といったものには保険が適用されず、自費診療となりますので注意しましょう。主な治療内容は「骨格矯正」「骨盤矯正」「筋肉療法(マッサージ)」「機械療法(低周波治療器やホットパック)」などです。
柔道整復師は別名「ほねつぎ」や「接骨師」とも呼ばれています。医師ではありませんので診断はできず、手術や薬を用いない「柔道復術」という非観血的療法によって外傷の治療をするのが特徴です。
骨折に対しては応急処置まで可能で、脱臼・打撲・捻挫・筋肉や靭帯の損傷に対しては治療することが認められています。
柔道整復師は開業することができますので、整骨院の経営者は国家資格保有者にしかできません。混同されがちですが、あんま師・マッサージ師・指圧師も国家資格ですが異なる職業ですので、当然行える治療内容も違います。
整骨院と似た名前の施設に「整体院」と「整形外科」がありますので違いを説明していきます。
まず、整体院はマッサージやリラクゼーション重視の施設となります。「整体」では、広い意味で体全体のバランスを整え、筋肉をほぐしたり、血行やリンパの流れを改善していきます。
日本では整体のはっきりとした定義がなく代替医療・民間医療に位置づけられ、施設によって表現方法にばらつきがあります。「日頃の疲れを癒やしたい」といった目的を持った方にはおすすめです。
経営には国家資格が必要ありませんので、国家資格を取得していないスタッフがいる医院もあります。施設によってはあんま師・マッサージ師・指圧師といった国家資格保有者がいる整体院もありますので、目的に応じて確認しておきましょう。
整体院で保険適応の施術を受けることはできません。しかし、整骨院の治療の一環として整体を保険適応で受けることは可能です。
非常にややこしい仕組みですが、「〇〇整体、整骨院」と名乗っている施設があるのはそのような事情からなのです。
整形外科は医師が骨・関節・筋腱(運動器)・手足の神経(末梢神経)・脊椎脊髄に対して医療行為を行う施設です。医師にしかできない医療行為に「診断」があり、投薬・手術・レントゲンなどによる検査も整形外科にいかないと受けることができません。
保険適応で治療を受けることができますが、重複受診(同じ外傷で医師の同意なしで医療機関と整骨院の両方の治療をうける)をしてしまうと、医療費の無駄を生んでしまうだけでなく治療の重複によって健康被害をもたらす場合もありますので避けましょう。
また、重複受診をした場合は、原則として整骨院の費用は全額自己負担となってしまいます。
整形外科を受診する最大のメリットは、医師による診断と検査が受けられることです。
例えば、腱の断裂といった重大な損傷があった場合に安静のみでの自然治癒は望めません。適切な治療、場合によっては手術や入院が必要となります。このように痛みや外傷に対して正確に状況を把握して、治療方針を決めていきたい場合に整形外科の受診が適しています。
デメリットとしては、医師が一人ひとりの患者に使える時間が非常に短いため、個別対応が困難であるということです。現実問題として整形外科を受診する人は非常に多いのです。そのため、検査をして痛みの原因を特定したら薬が処方されて「安静にしておいてください」と診断が終わってしまう場合があります。
整骨院の特徴や、似た名前の施設との違いがわかったら、次は症状別に施設の選び方を説明していきます。どの施設も得意、不得意な分野がありますので、症状に合わせた選び方が回復への近道です。
肩こり・腰痛は日本人の国民病とも言われており、多くの方が悩まされているでしょう。
特に仕事や家庭で活躍される年代の方にとっては死活問題ですし、高齢者にとってはQOLを大きく左右する問題です。
そんな肩こり・腰痛に対してのアプローチですが、まずは整形外科を受診して痛みの原因を精査することをおすすめします。
一口に肩こり・腰痛と言っても原因がわからなければ適切なアプローチができませんし、時には命にかかわるような病気が隠れているケースもあります。また、ヘルニアなど整形外科でしか適切な治療が行えない病気の一種です。
しかし、医師の診断が全てではありません。どんなに検査をしても「明らかな異常は見つからない」と言われて落胆する場合もあるでしょう。
そのような場合には、整体院の施術で血行をよくすることで症状が改善することもあります。「原因がはっきりしないけど、たしかに痛みはある」という方にとって整体院が適していると言えるのかもしれません。
交通事故はケガの種類により受診すべき場所が変わってきます。まずは整形外科を受診し検査してもらって、ケガの状況を把握していきましょう。そして、むち打ちなどの初期症状であれば整骨院での治療が非常に有効です。
ただし、注意点として覚えておかなければならないことは、整骨院や接骨院は後遺障害診断書が作成できないということです。なので、後遺障害診断書が必要であれば、定期的に整形外科に通院するようにしてください。
上記のようにお悩みの方は整骨院での治療がおすすめです。整骨院での治療は施設によって良し悪しがありますので、選び方のポイントをしっかりおさえていきましょう。
ホームページは貴重な情報源です。口コミを参考にするのも良いですが、数ある整骨院を比較するにはやはりホームページの情報は欠かせません。特に、治療方法や料金体系についてはしっかりチェックしておきましょう。写真の雰囲気やスタッフの印象も大切な判断材料となります。
一口に外傷の治療といっても人それぞれ症状が違いますし、希望する治療内容も同じではありませんよね。最初のカウンセリングでしっかりと、話を聞いてくれるところであれば「思っていたのと違う・・・」といった後悔を減らすことができます。
また、カウンセリングで治療方針を決めるのと同様に検査で適宜状況把握していくことも重要です。途中経過を把握するために検査をして、その都度方針を再検討してくれる整骨院を選びましょう。
国家資格を取得するには多くの時間を勉強に費やし、技術取得のための演習を欠かすことができません。国家資格があれば必ず良いスタッフであるというわけではありませんが、最低限チェックしておきたいポイントではあります。
また、国家資格を持つスタッフがいても、一方通行の治療を行う整骨院はあまりおすすめできません。日常生活における注意点や、治療方法の提案などの改善策の説明をしてくれる整骨院だと安心できますよね。
ぷらす整骨院では、患者様の痛みや違和感を治すことに徹底してこだわっています。患者様から選ばれ続け、優良施術院としてメディアで取り上げられた実績もあります。どこに行ってもよくならなかった症状をお持ちの方も、ぜひ、ぷらす整骨院にご相談ください。
今回は整骨院の選び方について紹介してきました。実際に肩こりや腰痛で悩むときにどこに行けばよいのかがわからなくても①HPが充実している②カウセリングがしっかりとしてくれる③スタッフが全員国家資格をもっている。この3点を確認して整骨院を選びましょう。
また、肩こりなどの悩みがある方は上記の3点を満たしているぷらす接骨院へご相談ください。
良い整骨院に出会うことができれば、悩んでいた症状が劇的に改善することもあります。
ぜひ本記事を参考にしていただけると幸いです。
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