columnお悩み解決コラム
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公開日:2021.4.13 / 最終更新日:2021.4.19
スポーツをしている時や、急に身体を動かしたとき、太ももやふくらはぎに衝撃とともに激痛を起こすことがあり、そのようなケガのことを肉離れと呼んでいます。
肉離れは偶発的に発生するケガではありますが、日常的なケアで発症を予防することは期待できます。肉離れを繰り返す方は要チェックです。
目次
「もしかして肉離れ?」と思ったときには、次のことをチェックしてみましょう。
激しい痛みがある
内出血を起こしている
受傷時にブチっと音がした
押すと痛い
歩くのがつらい
患部が凹んでいる
上記のような症状がある場合、肉離れを起こしている可能性があります。足がつった場合、しばらくすると歩けるようになりますが、肉離れの場合は少し休んだくらいでは歩くことが難しいでしょう。
肉離れを起こした場合、次のような応急処置をおこないましょう。
肉離れを発症した場合、まずは危険のない場所にケガ人を移動させ、安静にさせることが重要です。
ケガ人を危険のない場所に移動させたら、アイスパックなどを利用して患部のアイシングをおこないます。患部を冷やすことによって痛みを軽減することが期待できます。
アイシングをおこなったら、弾性包帯など伸縮性のある包帯で患部を圧迫します。圧迫することで安心感を与え、痛みを軽減することが期待できます。
仮に骨折が疑われる場合の応急処置に関しては、こちらの記事を参考にしてみてください。
可能であれば、患部を心臓より高い位置で保定します。心臓より高くすることで一時的に血液の流入を妨げ、炎症の拡大を予防することが可能です。
肉離れを起こした後は、次のようなことに気を付けて生活しましょう。
運動開始までの目安は、肉離れの重症度によって異なります。軽症の場合は数日すると歩行が可能となり、リハビリをおこなうことで2週間もすれば運動が開始できます。
中等度や重症例の肉離れの場合、運動を開始するまでに4週間から6週間を要することがあります。
肉離れのような炎症性の疾患を発症した場合、発症からおよそ48時間は炎症状態が続きます。そのため、2日から3日は入浴を控え、患部を避けるようにしてシャワーを浴びるとよいでしょう。
48時間を過ぎると、アイシングから温める方向に切り替えたほうがよいですが、入浴して患部に違和感があるなら、しばらく様子を見ましょう。
近年の研究によって、肉離れやぎっくり腰のような灸性疾患であっても、安静が必ずしも回復を早めないことが分かってきています。そのため、適度な負荷をかけ、リハビリをおこなうことが重要です。
肉離れには次のような特徴があります。
肉離れはスポーツにともなって偶発的に起こるスポーツ外傷の一種です。簡単に言うと、運動中に負ったケガのことを意味します。
継続的な負荷によるスポーツ障害については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
肉離れを起こしやすいのは、下半身にある大きな筋肉であるハムストリングス(太ももの裏側にある筋肉の総称)や、下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)です。
肉離れを起こした場所には腫脹(腫れること)や圧痛(押すと痛むこと)、熱感、内出血、陥凹(へこむこと)といった症状がみられます。
筋肉は筋線維の束でできており、運動によって筋線維が切れることは珍しくありません。ただ、大きな筋肉に対して多大な負荷がかかり、一瞬でたくさんの筋線維を断裂することで、肉離れを起こします。
肉離れは次のような原因によって発症リスクが高くなります。
筋肉や筋膜が緊張していると、負荷がかかった時に切れやすくなります。
運動前のウォーミングアップが足りていないと、筋肉に掛かる衝撃を吸収しきれなくなり、肉離れ発症のリスクを増します。
水分不足も肉離れ発症のリスクを増します。水分不足に陥った筋肉は、硬くなりやすいからです。
肉離れの原因としては、疲労の築盛も挙げられます。疲れて硬くなった筋肉に多大な負荷がかかることで、肉離れの発症リスクを増すのです。
肉離れの直接的な原因は、筋肉に対する過度の負荷です。耐久力を越えた負荷がかかることで、肉離れを発症するリスクが増します。
肉離れの再発を予防するには、日ごろから次のようなことに気を付けましょう。
肉離れの根本的な原因が、筋緊張がある場所への大きな負荷です。そのため、普段からストレッチなどをおこない、柔軟性を保つことで、肉離れの発症リスクを下げることが期待できます。
肉離れを予防するためのストレッチに関しては、こちらの記事でご紹介しています。
運動前にしっかりとウォーミングアップをおこなうことで、関節の可動域を高め、筋肉に掛かる負荷を吸収することが期待できます。
反復・継続した動作を繰り返すスポーツの場合、正しいフォームを身につけることも重要です。
疲れがたまっていると、筋肉が疲労したままスポーツをおこなうこととなりますし、判断力の低下からケガをするリスクが増します。
整骨院のスタッフは筋肉や骨に関する国家資格をもつスペシャリストなので、定期的に通院して身体のケアをしてもらうこともおすすめです。
肉離れを起こした倍、早めにぷらす鍼灸整骨院までご相談いただくことで、症状の早期回復が期待できます。
もしスポーツ中に肉離れを発症したら、なるべく早めにぷらす鍼灸整骨院までご相談ください。症状の初期に適切な処置をおこなうことで、痛みを緩和し、回復を早めることが期待できます。
肉離れを発症すると激しい痛みに襲われますし、スポーツに復帰するまで時間がかかることとなってしまいます。そのため、普段からストレッチなどに取り組み、肉離れを予防することが重要です。
それでも肉離れを発症してしまった時には、ぷらす鍼灸整骨院までご相談ください。症状の初期に適切な処置をおこなうことで、早期に復帰することが期待できますよ。
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