columnお悩み解決コラム
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公開日:2021.3.7 / 最終更新日:2021.3.24
「慣れないヒールの靴を履いたら足をくじいてしまった」
「スポーツ中に手首を捻挫した」
捻挫は誰もが一度は経験したことのある怪我だと思います。
今回は捻挫を放置した場合のリスクや、捻挫を悪化させないためにできることなどについて解説をします。
捻挫の多いスポーツをされている方、今まさに捻挫の痛みや症状にお悩みの方は、こちらのページをお役立てください。
「捻挫に対して処置をするなんて大げさ」
「捻挫なんて放置しておけば治る」
こう考えている方が大半だと思いますが、やはりどんな怪我にも放置することにはリスクがともないます。
ここからは捻挫を放置した場合のリスクということで、
これら3つの危険性について解説していきます。
捻挫を放置した場合のリスクひとつめは、治りが遅くなるということです。
傷んだ靭帯を修復するには適度な安静と固定、冷却といった処置が大切です。
痛みや腫れがないからといって捻挫を放置すると、傷んだ靭帯が修復できずに治りが遅くなってしまうことがあります。
捻挫を放置するリスク2つめは、何度も捻挫を繰り返すようになるということです。
靭帯がゆるんだ関節はグラグラと安定しないため、同じ捻挫を繰り返す「くせ」のような状態になってしまうのです。
捻挫を放置するリスク3つめとして挙げられるのが、手術が必要になる可能性があるという点です。
はじめは痛みや腫れのない捻挫だったとしても、それを放置すると同じような捻挫を繰り返す危険性があることをお伝えしてきました。
捻挫を放置すると、最悪の場合は手術が必要になるということを覚えておきましょう。
捻挫とは、関節を不自然な状態でひねってしまい、関節まわりの靭帯や軟骨などが傷つく怪我のことを指します。
関節の種類としては足関節(足首)を捻挫することがもっとも多く、指の関節や手首を捻挫することもあります。
実は球技でよくある「突き指」も捻挫の一種です。
以下からは
ということで、捻挫の状態について詳しく掘り下げていきます。
まずは捻挫の症状について解説していきましょう。
関節を不自然な方向に強くひねってしまうと、はじめに痛みが出現します。
その後数分から数時間のうちに患部が腫れてきて、内出血がひどくなると出血した痕が黄緑~紫色に見えてきます。
捻挫の程度によっては靭帯がゆるんでしまい、関節の不安定感が残る場合もあります。
捻挫は怪我の程度(重症度)によって、3つのレベルに分けることができます。
レベル1では痛みを感じないことが多く、腫れや内出血も滅多に見られません。
ただし軽症ではあるものの靭帯が一時的に伸びて損傷している可能性が高いので、怪我をした日とその翌日までは、なるべく関節に負担をかけないように過ごしましょう。
痛みや腫れがひどくならなければ、怪我をした1週間後からは軽い運動を再開しても構いません。
レベル2では軽い腫れや患部に熱っぽさがあり、関節に体重をかけると強い痛みが出現します。
靭帯の一部が切れてしまっている状態なので、2~3週間はギプスや包帯で患部の固定が必要です。
レベル3では関節の周囲が赤~紫色に大きく腫れ、少しでも動かすと強い痛みが出現します。
しばらくの間は関節に体重をかけることもできません。
靭帯が完全に切れてしまっている状態なので、3~4週間は患部を固定します。
場合によっては手術が必要になることもあります。
続いては捻挫を悪化させないためにできることということで、
こちらの3点について解説していきます。
捻挫を悪化させないためのポイントとしてまず挙げられるのが、すぐに応急処置をするということです。
関節が動かないように固定をして、腫れが引くまで冷やしましょう。
捻挫の応急処置については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
捻挫を悪化させないためのポイント2つめは、痛みがある間は飲酒や入浴を控えるということです。
症状を悪化させないために、捻挫をしてから3日間は飲酒や入浴を控えましょう。
捻挫を悪化させないためのポイント3つめは、なるべく早く専門家に診てもらうということです。
捻挫をしたらとにかく早めに医療機関や整骨院を受診して、身体の専門家に相談をしましょう。
実は整骨院の場合、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷という診断名が付く症状に関しては、健康保険の適用が認められています。
つまり、捻挫は整骨院で保険適用で診てもらえるのです。
以下の記事では整骨院での治療内容や施術の流れなどをご紹介していますので、ご覧になってみてくださいね。
ぷらす鍼灸整骨院では、患者様一人ひとりの症状をしっかりと見極め、最適な施術を提供させていただきます。
捻挫の症状を自分ひとりで判断するのは非常に難しく、対応を誤ると怪我を長引かせてしまう可能性もあります。
今回は捻挫を放置した場合のリスクや、捻挫を悪化させないためのポイントなどについて解説してきました。
捻挫は放置すると治りが遅くなったり再発してしまうリスクがあるため、痛みをあまり感じなかったとしても、なるべく早い段階で適切な処置を施すことが大切です。
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