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【捻挫を早く治したいときは?】捻挫の対処方法と処置のポイント

[捻挫]

公開日:2020.2.21 / 最終更新日:2020.2.26


「スポーツ中に手をひねって転んだ」
「慣れないハイヒールで走ったら足をくじいてしまった」
誰もが一度は経験のあるケガと言えば、「捻挫」ではないでしょうか。

捻挫は日常のちょっとした動作でも痛みが走り、症状が重いと腫れもひどくなります。
仕事や家事、部活動などにも支障が出てしまうため、できれば早く治して普段の生活を取り戻したいですよね。

そこで今回は、捻挫の痛み・腫れを早く治す方法や、捻挫のメカニズムを詳しくご紹介していきます。
捻挫の症状にお悩みの方は是非お役立てくださいね。

捻挫を早く治すならRICE処置を!


捻挫の症状が軽度であれば問題ありませんが、痛みや腫れがあるときはできるだけ早く治したいですよね。

炎症による痛みを沈静化し、腫れを抑えるために最適なのがRICE処置です。

RICE処置とは「Rest(安静)」「Ice(冷却)」「Compression(圧迫)」「Elevation(拳上)」という4つの方法の頭文字を取った、基本の応急処置を指します。これらの処置を適切に行なうことが、早期回復のカギを握るのです。

ここからは捻挫を早く治すために知っておきたいRICE処置について、わかりやすく解説していきます。

Rest:安静

痛みのある部分を動かさないように、スポーツなどの活動を停止して安静に過ごしましょう
包帯テーピングなどを使用して痛めた部分を固定し、これ以上関節まわりの損傷が広がらないようにします。

Ice:冷却

炎症を鎮めるために、保冷剤氷のうなどを使用して患部を冷やします。
冷やし過ぎによる凍傷を防ぐために、アイシング用品は肌に直接当たらないようにしましょう。

15~20分程度で一度患部から離し、痛みが出てきたら再び冷却を開始します。

Compression:圧迫

内出血を抑えるために、患部を軽く圧迫します。
ただし、圧迫のし過ぎは血液の循環が悪くなってしまうため、伸縮包帯など柔らかい布を使用しましょう。

腫れの程度に合わせて適度に圧迫するために、包帯は1日2~3回程度巻き直すのがおすすめです。

Elevation:拳上

患部を心臓より高い位置に挙げることも、腫れを軽減させる効果があります。
足関節捻挫の場合は寝るときに足をクッションの上に置いて、患部が心臓より高くなるように保ちましょう。

安静にしすぎないことも大切

近年の研究では、「捻挫をしたあと過度に安静を保つよりも、痛みが引いてきたら積極的に患部を動かした方が早期の回復につながる」ということがわかってきたのです。

もちろん無理に運動しすぎるのはよくありません。
しかし、捻挫をしてから3日以上経過していて痛みが我慢できる程度であれば、少しずつ患部に負荷をかけてみることをおすすめします。

捻挫の直後は患部を温めることは控えよう


捻挫をしてからある程度痛みが引くまで(およそ3日間)は、お風呂に浸かったり温湿布を貼るなど、患部を温めるような行為は控えておきましょう。

先ほどの「RICE処置」の項目でもお話しましたが、ケガをした部分の炎症はアイシングすることによって鎮静化していきます。
つまり、患部を温めてしまうと炎症が鎮まらず、症状が長引いたり悪化してしまう可能性があるのです。

 

捻挫が治るまでの時間は?


捻挫に対して何も処置をしなかった場合、痛みや腫れが完治するまでには1~2ヶ月かかると言われています。

もちろん程度にもよりますが、痛みは治まっても違和感などの後遺症が残ることが多いようです。

一方、捻挫をしてすぐに整骨院などで適切な処置を施せば、完治までの期間はおよそ2週間まで短縮できます。

しかもこれは関節まわりの組織が完全に修復するまでの期間なので、実際には5日程度で軽い運動が再開できます。

捻挫の仕組み


捻挫とは、関節が通常に動く範囲を超えてねじられたことにより、骨同士をつなぐ組織が損傷した状態を指します。

ここではまず関節まわりの組織や捻挫が発生するメカニズムなどを解説しますので、しっかりと確認しておきましょう。

関節は靭帯や腱でつながっている

関節のまわりは「関節包(かんせつほう)」という袋状の組織で包まれていて、関節包の中は関節をスムーズに動かすための潤滑液で満たされています。

指を曲げるとポキポキと音が鳴ることがありますが、この音は関節包の内部に気泡ができて弾けるときの音なのをご存知でしたか?

関節包の外側には「靭帯(じんたい)」というゴムのような組織や、筋肉と骨を結びつける「腱(けん)」という組織が付着し、関節を支えています。

靭帯や腱は関節が必要以上に動かないようにつなぎとめる役割を担っているのです。

 

自由に動かせるからこそケガをしやすい

手のレントゲン写真を検索するとわかりやすいのですが、手のひらには意外と多くの骨があり、その分関節も多く存在します。
しかし、突き指や手首の捻挫はよくあるものの、「手のひらを捻挫した」という話はあまり聞かないですよね。

その理由は、手のひらが「手掌腱膜(しゅしょうけんまく)」という組織で覆われているから。

手掌腱膜とは皮膚と手のひらの骨をつなぎとめる分厚い膜のことで、この膜があるため手のひらはあまり自由に動かせないのです。

一方、指や手首の関節を支える組織は柔らかいため、手のひらと比べると自由度が高く、割とさまざまな方向へ動かせます。

つまり、自由に動かせる関節ほど捻挫をしやすく強い膜や靭帯などで守られている関節ほど捻挫をしにくいということがわかりますね。

いちばん多いのは足首の捻挫

足首、つまり足関節はかなり自由に動かせる上に、とても不安定な形状をしています。

スポーツ中はもちろん、自転車で転びそうになり足を踏み込んだときや、階段の踏み外しなど、あらゆる場面で捻挫をしやすいのが足関節です。

皆さんも一度は足首の捻挫をした経験があるのではないでしょうか。

しかも、足関節は立っているとき常に身体の重さを支えるため負荷がかかりやすく、捻挫の痛みや腫れなどの症状が長引きやすい傾向にあります。

捻挫で腫れや痛みが出るのはなぜ?


捻挫をすると気になるのが、腫れ痛みなどの症状ですよね。
特に足首の捻挫は、程度によっては普段履いている靴が履けないほど足が腫れてしまうこともあります。

そもそもなぜ、捻挫をするとこのような腫れや痛みが出てしまうのでしょうか?
その理由をわかりやすく解説していきます。

患部が腫れる理由

先ほど、関節は関節包という組織に包まれていて、その内部は潤滑液で満たされていると説明しましたね。

関節が正常に動く範囲を超えて捻挫をすると、関節の周囲を走る毛細血管や関節包に傷が入り、血液や潤滑液などがあふれ出てきてしまいます。

これが捻挫をしたときの「腫れ」の正体です。内出血や、皮下出血とも言い、あふれ出た液体は少しずつ体内に吸収されていきます。

通常は1~2週間程度で症状は治まりますが、程度によっては完全に腫れが引くまで1ヶ月かかることも少なくありません。

痛みが出る理由

捻挫が起こると関節を支える靭帯や腱が伸びたり、関節まわりの組織が傷ついたりします。
このように身体の中で何か異常が起こると、痛みのもとになる物質が作られ、感覚中枢を通じて脳に伝わります。

壊れた組織から発せられた「異常が起きたので治してください!」という指令が、痛みとなって脳に送られているのです。

「痛み」の指令を受けた脳は異常の起きた組織に対して白血球などを多く送り込み、少しずつ傷付いた組織を治していきます。

早く治したいときは身体の専門家に相談しよう

整骨院の先生
捻挫をしてから3日以上経過してもまったく痛みが引かない場合、捻挫と同時に骨折をしていたり、関節まわりの組織がかなり大きく損傷している可能性が考えられます。

しかし、自己判断で症状を見極めるのは非常に難しいものです。

そのようなときはすぐにでも身体の専門家に相談し、適切な治療を受けることで症状悪化を防ぎ、早期の回復が期待できます。

たとえば鍼灸院で行なう鍼を使った治療には、痛みを鎮めるホルモン「エンドルフィン」の分泌を促進したり、腫れを抑える効果があります。

また、整骨院整形外科で行なう電気治療や手技(マッサージなど)は、捻挫によって動かしづらくなった関節や筋肉をほぐす効果があるのです。

このような施術所には身体のことを知り尽くした専門家が在籍しているため、「捻挫と同時に別のケガをしていないか」「安静にするべきか、少しずつ運動を開始するべきか」といった判断もスムーズに行なえます。

 

もちろんぷらす鍼灸整骨院でも最短で捻挫が治るように患者さまの症状に合わせた最適な治療をさせていただきます。捻挫の痛みで少しでも気になることがあれば何でもご相談くださいね。

まとめ

バスケットボール
スポーツ中に限らず日常生活でも起こりうる「捻挫」。
もし捻挫の症状をできるだけ早く治したい場合は、すみやかにRICE処置を行なうことが大切です。

正しい処置の仕方や運動を開始するタイミングなど、身体の痛みで何か少しでも気になることがあればお気軽にぷらす鍼灸整骨院までお越しください。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。