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【知っておくと便利】むくみに効くツボをわかりやすく紹介します!

[むくみ]

2019.9.26

むくみ改善のツボ

妊娠中は身体にいろいろな変化が起こりますが、むくみもその内の1つです。妊娠中におなかが大きくなってくると足への負担が増し、むくみを生じることはよくある話です。

特に、妊娠後期になると、顔や足のむくみを訴えられる女性が増えてきます。そこで今回は、むくみの原因を簡単に解説し、自分でできるツボマッサージ法を紹介します。

むくみの原因

一口にむくみと言っても、その原因は実に様々です。そこで、よく見られるむくみの原因について、簡単に紹介したいと思います。

水分の過剰摂取

むくみのことを医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼んでいますが、浮腫とは簡単に言うと、体内に余分な水分が停滞している状態を意味します。そのため、水分を摂りすぎると、むくみが生じる可能性も増します。

筋緊張

むくみの原因の1つとして、筋緊張があげられます。筋肉が緊張して固くなると、血管が圧迫されて収縮します。血管が収縮すると、血行が悪くなるため老廃物を体外に排出しにくくなるのです。

また、ふくらはぎの筋肉が緊張すると、心臓へと送り返すべき血液が滞る(とどこおる)ため、足の血液量が一時的に増大し、足のむくみを生じる結果となります。

意外に思われるかもしれませんが、顔のむくみも筋肉(いわゆる表情筋)が緊張することによって起こります。筋肉の緊張は使いすぎだけでなく、使わないことでも起こるのです。

特にデスクワークなど長時間同一姿勢で仕事をしていると、首や肩だけでなく、顔の筋肉も緊張して固くなってしまいます。

そして、固くなった筋肉が血管を圧迫することで、顔のむくみのリスクが増すのです。筋緊張が原因のむくみに関しては、ツボマッサージで改善が期待できるので、後で詳しく紹介しますね。

冷え

冷えもむくみの原因の1つです。冷えによって筋肉が収縮すると、全身の血液循環に悪影響を及ぼします。その結果、むくみが生じやすくなるのです。

筋肉というと、関節を動かすために存在していると思われがちですが、実はそのほかにも血液の循環を促したり、体温を発したりする重大な役割も担っています。

男性に比べて女性にむくみが多くみられるのは、女性の方が男性より筋力で劣っていたり、筋肉量が少なかったりするためです。

冷えによるむくみもツボマッサージで改善が期待できるので、冷え性の女性はぜひ試してみてくださいね。

塩分の過剰摂取

塩辛いものを食べると喉が渇きますが、体内でも同じようなことが起こっています。血液中の塩分濃度が増すと、細胞から水分が補われ、血中濃度を一定に保とうとします。その結果、むくみが生じるのです。

運動不足

運動不足もむくみの一因です。運動不足によって筋肉を使わなくなると、全身の血行が悪くなるため、むくみが生じやすくなるのです。運動不足になりがちな妊婦さんにむくみが多いのもそのためです。

むくみを放置するとどうなる?

通常、一時的にむくみが生じても、一晩寝れば直ってしまうようなケースがほとんどです。ただ、むくみがあまりにも長く続く場合、注意が必要です。

特に妊婦さんの場合、妊娠高血圧症を発症している可能性があります。現在では、むくみは妊娠高血圧症の診断基準から除外されていますが、やはり妊娠高血圧症にともなってむくみが出るケースは多いようです。

また、慢性的に足のむくみが続くような場合、もしかしたら「静脈還流障害」を起こしている可能性もあります。

ふくらはぎの筋肉は重力に逆らって血液を心臓へと送り返していますが、そのことを静脈還流と呼んでいます。そのため、ふくらはぎは第2の心臓などと呼ばれるわけなのです。

筋力の低下や静脈弁の機能低下が原因で静脈還流障害が慢性化すると、下肢静脈瘤を発症したり、色素沈着を起こしたりする可能性が高くなります。

その他、腎機能障害や心疾患、甲状腺機能の低下などにともない、むくみが生じるケースもあります。あまりにもむくみが長く続くようであれば、専門の医療機関を受診しましょう。

自分で出来るツボマッサージでむくみを撃退!

軽度のむくみであれば、自分でツボマッサージをすることで改善が期待できます。そこで、顔と脚に分けておすすめのツボを紹介したいと思います。

顔のむくみを解消するツボ

一口に顔のむくみと言っても、人によって気になる場所はいろいろだと思います。そこで、「まぶた」「頬」「フェイスライン」の3つに分けて、おすすめのツボを紹介します。

まず、まぶたのむくみが気になる方におすすめのツボが「魚腰(ぎょよう)」のツボです。

魚腰(ぎょよう)

指先に小さなコリコリが感じられる場合、それが目の疲れの元にもなっているので、デスクワークの人にもおすすめのツボです。

【場所】

眉毛のちょうど真ん中あたりの下側、目のくぼみ(眼窩)の少しくぼんだところにあります。

【押す時のポイント】

両手の親指で眉毛の下にある、眼窩(めのくぼみ)の部分を、骨に向かって気持ちよく刺激しましょう。

魚腰のツボに限った話ではありませんが、ツボを刺激する際のコツは、5秒ほどツボを刺激したら、5秒ほど力を抜くことです。

筋肉を圧迫することで一時的に血管が収縮しますが、そのあとに緩めることで血液の流れが良くなります。

繰り返していくうちに、圧迫している部分の筋肉や皮膚が緩み始めれば、上手にツボマッサージをできている証拠です。ぐいぐい押さずに優しく刺激してくださいね。

巨髎(こりょう)

巨髎のツボは、両方の頬骨の下にあるツボで、ほうれい線が気になる方や、お肌の乾燥が気になる方におすすめのツボです。

【場所】

小鼻からまっすぐ外側に向かったラインと、黒目からまっすぐ下にさがったラインの交差するところ。

【押す時のポイント】

巨髎のツボはちょうど頬骨の真ん中あたりに位置しているので、両手の親指で頬骨を押すように刺激しましょう。少しずつ左右にずらして、頬骨の下部を全体的に刺激するとより効果的です。

頬車(きょうしゃ)

最後に、フェイスラインが気になる人におすすめなのが頬車(きょうしゃのツボです。

【場所】

左右の下あごに中指の先をあて、歯をグッと食いしばります。そのときに、筋肉が盛り上がる場所に頬骨のツボがあります。

【押す時のポイント】

両手の中指の腹で筋肉が盛り上がる場所を気持ちよく刺激しましょう。周囲にコリコリとした筋肉が感じられる場合、優しくしっかりとほぐしましょう。

脚のむくみを解消するツボ

脚のむくみを解消したい方におすすめのツボが「承山」と「足三里」です。足の疲れを取るのにも良いとされています。

承山(しょうざん)

承山のツボはふくらはぎのちょうど中心に位置するツボで、足のむくみや疲れを取るツボとしてだけでなく、腰痛のツボとしても知られています。寝ているときに足がつるという人にもおすすめですよ。

【場所】

つま先立ちになるとふくらはぎの筋肉が盛り上がると思いますが、承山のツボはちょうどアキレス腱がふくらはぎの筋肉に移行する場所にあります。

【押す時のポイント】

両手でふくらはぎを包み込むように把持し、両手の中指で気持ちよく刺激しましょう。アキレス腱の方から膝裏へ、血液を流すようなイメージで行なうと効果的です。

足三里(あしさんり)

足三里のツボは、「奥の細道」で知られる松尾芭蕉も、お灸をした場所として知られています。それだけ足の疲れやむくみの改善効果が期待できるということですね。

【場所】

足三里のツボは、膝の外側、やや下に下がった場所にあります。外くるぶしから膝に変えて指を滑らせると、膝の外側で出っ張った骨にぶつかります。足三里のツボは、そこから指の幅2本分下にあります。

【押す時のポイント】

左足の足三里を押す場合、左手全体ですねの外側を包むように把持し、中指の腹で少し強めに刺激しましょう。

妊婦さんへの注意点

妊娠中には刺激しない方が良いとされるツボがいくつかあります。その代表が「肩井(けんせい)」と「合谷(ごうこく)」です。

肩井のツボは、左右の乳頭からまっすぐ上に指を滑らせ、肩の頂点で指を止めた場所にあります。合谷のツボは、手の親指と人差し指の交差する場所にあります。

いずれも古典的な東洋医学の書物によると、子宮の収縮に影響を及ぼす「堕胎のツボ」とされているため、妊娠中は刺激しない方がよいでしょう。

自分でできない時はどうするの?

妊娠後期になると徐々にお腹が大きくなってくるので、自分でツボマッサージができないケースもあると思います。そんな時には鍼灸院や鍼灸整骨院で、専門家の施術を受けるのが安心です。

ツボマッサージ以外のむくみ対策は?

むくみを改善する方法は、ツボマッサージだけではありません。こちらの記事でむくみを解消する方法について詳しく紹介しているので、ぜひご覧になってみてください。

まとめ

妊娠後期になるとおなかの赤ちゃんが大きくなるため、どうしても運動不足になりがちです。そのためむくみに悩まされることもあるでしょう。そんな時には、今回紹介したツボマッサージを試してみてください。

基本的にツボマッサージをしたからと言って、おなかの赤ちゃんに悪影響を与えることはありません。むしろ、妊婦さんがリラックスすることで、おなかの赤ちゃんにも良い影響が与えられますよ。