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columnお悩み解決コラム

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むくみ(浮腫)の原因と対策法をご紹介!病気の「サイン」かも?

むくみ

公開日:2019.9.11 / 最終更新日:2021.2.18

足のむくみを気にする女性

「朝起きると顔がむくんでいて、気分が落ち込んでしまう…」
「長時間イスに座ると脚がむくんでつらい」

多くの女性を悩ませる「むくみ」。
見た目に大きく影響を与えてしまうので、できれば早く解決したいですよね。

時間の経過とともに自然と解消するタイプのむくみがほとんどですが、中には病気の前ぶれとなっている、注意の必要なむくみもあります。

今回は原因から予防・対策方法まで、さまざまな視点からむくみを解説していきます。
ぜひ参考にして、日頃のむくみの解消にお役立てください!

むくみ(浮腫)とは?症状

むくみは医学用語で浮腫(ふしゅ)とも言います。
簡単に言うと身体の中の余分な水分や老廃物がうまく排出されず、皮膚の下に溜まってしまう状態のことを指します。

  • 朝起きると目の周りや頬が腫れぼったい
  • 脚に靴下のあとが付く
  • 夕方ごろから靴がキツく感じられる
  • 急に体重が増える

これらは全てむくみによる症状の一部です。
むくみは肥満と混同されやすいですが、特に足のスネのむくみは強く指で押すと指の形にへこみ、すぐには戻りません。肥満の場合はこのようなへこみが表れないので、肥満とむくみを見極める1つのポイントにしましょう。

むくみ(浮腫)の原因は?

ここからは代表的なむくみの原因を、日常のシチュエーションを交えていくつか紹介していきます。
思い当たる原因があればできる範囲で改善し、少しずつでもむくみを予防していきましょう。

血流の滞り

長時間同じ姿勢での立ち仕事や、デスクワークの多い方などは、心臓から遠い下半身の血行が悪くなりがちです。
その結果、重力の影響で余分な水分や老廃物が脚に溜まり続け、むくみとなって表れてしまうのです。

また、スタイルを良く見せる下着などの影響で身体がしめ付けられ、その部分の血液やリンパの流れが滞ってしまうことも、むくみの原因の1つになります。

水分・塩分・アルコールのとりすぎ

「ラーメンなど塩分の高い食事をとったりお酒を飲んだ翌日は、必ず顔がむくんでしまう」
このような悩みをもつ方も結構多いですよね。

塩分やアルコールをとりすぎすと、それらの成分を中和させるために血液中の水分量が増え、体内に多くの水分が溜まってむくみにつながります。
また、単純に水分を多く飲みすぎると、汗や尿などからの排出が間に合わずに、身体がむくんでしまうのです。

身体の冷え

もともと冷え性の方や、寒さにより急激に身体が冷えてしまった方などは、血液のめぐりが悪くなってしまうため、身体の水分をうまく循環できない状態にあります。

身体に溜まった水分は余計に血管やリンパ管を圧迫し、さらに血行を悪くさせるので、冷え性が悪化してむくみが増してしまう……
このような悪循環を繰り返すこともあるので、冷え性とむくみのどちらにも悩んでいる方は、むくみの対策と同時に冷え性への対策も必要になります。

ホルモンバランス

女性の場合、毎月の生理前や閉経の前後、更年期を迎えると身体のむくみを感じるという方も多いはずです。

生理前のむくみは、プロゲステロンという女性ホルモンが深く影響しています。
このホルモンは妊娠にそなえ栄養や水分を身体にため込む働きをもつので、むくみの原因となってしまうのです。

また、閉経の前後や更年期障害の症状として表れるむくみのほとんどは、女性ホルモンのバランスが変化する影響で自律神経が乱れ、血流や水分バランスの調整がうまくいかないことから起こります。

薬の副作用

喘息などで処方されるステロイド剤など、薬の中には副作用としてむくみが表れるものがいくつかあります。

副作用として表れるむくみは、数ヶ月薬を飲み続けることで徐々に解消されていきます。
どうしても気になる場合は主治医に相談し、特に病院で処方された薬に関しては自己判断で使用をやめないように気を付けましょう。

また、市販の風邪薬や胃薬にもむくみを引き起こす成分が含まれている場合があります。
市販薬の場合は該当する症状が収まったら使用をひかえ、余分に薬を飲まないように心がけましょう。

あなたのむくみ(浮腫)習慣をチェックしよう!

むくみにつながりやすい生活習慣をピックアップしてみました。
皆さんはいくつ当てはまりますか?
さっそくチェックしてみましょう!

□立ち仕事やデスクワークなど、長時間同じ姿勢でいることが多い
□塩分の多いものや、濃い味付けのものを好んで食べる
□週に3日以上はお酒を飲む
□お風呂では湯船に浸からず、シャワーのみで済ますことが多い
□冷たい食べ物や飲み物をとることが多い
□最近よく眠れない
□運動不足のため、すぐ疲れてしまう

3つ以上当てはまる場合はむくみやすい生活習慣のため、改善が必要です。
チェックが付いた項目を中心に普段の生活を見直しましょう。

病気がむくみ(浮腫)の原因となっている場合も

生活習慣には特に問題がないはずなのに、突然身体がむくんでしまった。
そのような場合、もしかしたら病気のサインとしてむくみが表れている可能性があります。

ここで紹介する以外にも、病気が原因でむくみが起こることは少なくありません。
日頃から自身の身体の様子をよく観察し、気になることがあればすぐに医療機関を受診しましょう。

<腎臓病>
足首やまぶた、顔のむくみが疲労感をともなって徐々に全身へ広がります。
皮膚が白っぽくなったり、尿量が増えるなど、むくみ以外の症状が一緒に表れる場合が多いです。

<心不全>
足の甲やスネがむくみ、急に体重が増えるなどの症状があります。
息切れや疲れやすさを感じ、悪化すると呼吸が苦しくなる場合もあります。

<甲状腺機能低下症>
朝起きたときに顔や手がむくみ、やがて全身がむくみます。
むくんでいる部分を指で押しても形が残らず、すぐもとに戻るのが特徴です。

<下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)>
脚のむくみと同時に、膝から下の血管がボコボコとふくらむのが特徴の1つです。
むくみ方は左右の脚で非対称なことが多く、紫色の静脈がはっきりと浮き出て見えることもあります。

むくみ(浮腫)の予防・対策法は?

ここからはむくみを予防するための方法について触れていきます。
対策方法をより具体的に紹介した記事もあるので、そちらもぜひ参考にしてくださいね。

適度な運動

普段から適度に運動することで血行が改善され、むくみの予防につながります。
初心者でも取り組みやすいウォーキングやサイクリングなどの軽い運動で十分なので、できるだけ毎日行いましょう。

入浴

身体をしっかりと温めて、血流を促進させましょう。
お風呂の中でつま先から膝うらに向かってマッサージすると、少しずつむくみが解消されていきます。
また、入浴には適度な水圧により身体に溜まった水分を流す効果もあります。

食事習慣

塩分や冷たいもののとりすぎは、むくみを引き起こすので注意が必要です。
また、水分の量は多くても少なくても体内の水分バランスを乱してしまうので、少しずつこまめに水分をとるようにしましょう。

むくみ予防に適した食事について詳しく説明した記事もあるので、良かったら確認してみてくださいね。

むくみ(浮腫)予防マッサージ

お風呂の中や寝る前にやると効果的な、脚のむくみ解消マッサージをご紹介します。

  1. 足の指の間に手の指を挟み、足首を大きく5回まわします。
  2. 膝を立て、こぶしで外くるぶしのまわりをぐるぐると刺激します。
  3. つま先からふくらはぎの外側、膝うらまでを、こぶしで滑らせるように5回刺激します。
  4. 両手の付け根部分でふくらはぎ全体を下から上に向かって10回さすります。
  5. 膝うらを痛くない程度にもみほぐして、リンパを流します。

同じマッサージを左右の脚へ順番に行いましょう。
ゆっくりとした動作で行なうのがポイントです。
好きな香りのオイルを付けると、リラックス効果も高まるオススメです。

専門家に相談してみる

むくみは固くなった筋肉をほぐし、血行を改善させることで改善できます。

整骨院では身体のことを熟知した専門家が、一人ひとりのむくみの症状に合わせた適切なマッサージや施術を提案するので、ご自身でのケアが難しい場合はぜひ頼ってみてくださいね。

まとめ

むくみは体内の水分や老廃物が溜まることによって起こり、その原因は血行不良や水分・塩分バランスの異常など、さまざまな理由があります。
まずは生活習慣を見直し、適度にマッサージなどをしながら、ゆっくりとむくみを解消していきましょう。

気になる場合は専門家の意見も取り入れて、むくみの予防・対策に役立ててくださいね。

     

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