columnお悩み解決コラム
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公開日:2019.8.22 / 最終更新日:2020.10.15
「むくみ」には心配のない場合のむくみもありますが、病気が原因となって起こるむくみもあることをご存知でしょうか。寝不足や体調がすっきりしないときなどむくみを感じやすくなります。ここでは、むくみの原因や予防、解消法についてご紹介します。
立ちっぱなしや座りっぱなしなど、同じ姿勢や体勢が続いたとき、体にだるさや重さを感じることは多いのではないでしょうか。不規則な生活習慣や朝起きたときに足がむくんでいたり、生理中や妊娠中のときもむくみを感じやすくなります。
原因はさまざまですが、むくみは血液中の水分が血管やリンパ管にしみ出し、皮膚の下に溜まった状態のことをいいます。むくみのほとんどは一時的なものが多いですが、なかには病気が原因で起こるむくみもあるのです。
・同じ姿勢をとりがち
立ち仕事や座り仕事で同じ姿勢が続くと、血液の流れが滞りむくみが出やすくなります。足首やふくらはぎを動かさないことで、血液中の余分な水分が皮下にしみ出しやすくなるためです。
また、ヒールなどの高い靴を履くと歩いているときは足首が動きにくくなっているため、同じようにむくみの症状があらわれます。
・塩分やアルコールのとりすぎ
水分や塩分のとり過ぎは血液中の余分な水分を増やしてしまい、むくみを引き起こします。
さらに、アルコールをとりすぎると血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張してしまい、静脈やリンパによる水分の処理が間に合わず、むくみの症状が出やすいです。
夜遅くまでお酒を飲んでしまうと、寝ている間に顔に水分が溜まるため、朝起きたときに顔や 瞼(まぶた)がむくみやすくなります。
・ストレス
ストレスは血液の流れを左右します。自律神経が正常であれば血行を促進できますが、それが乱れてしまうと流れが滞り、むくみやすくなります。
・水分不足
水分不足を感じると、体は水分をためようと働きだします。むくみを気にして水分を控えるのはむくみの症状を生じさせやすくなります。
体の水分が足りなくなると、血液の流れが悪くなり、血液中に余分にしみ出た水分を吸収できず、皮膚と皮下組織内に水がたまりやすく、むくみの症状が出てしまうのです。
・運動不足
運動不足で筋力が低下すると、筋肉が正常に働かず、心臓に血液を戻す力が弱まってしまい、血液の流れが悪くなります。そのため余分な水分が皮下組織にしみ出し、むくみにつながります。
・生理・妊娠
生理や妊娠による症状がきっかけでホルモンのバランスが崩れてしまい、自律神経の乱れから血液の流れが悪くなるため、むくみが出やすくなります。
・肝臓や腎臓に生じる障害
むくみ関連のひとつとして、アルブミンが注目されています。アルブミンは血液の中に多く含まれるタンパク質です。アミノ酸などの栄養素を運び、血液の浸透を調整する大事な働きをします。
アルブミンはタンパク質をもとに肝臓でつくられ、腎臓でろ過されます。そのためアルブミンが低下すると、水分を血管に取り込む圧力が弱くなり、水分がたまりやすくなるのです。
むくみがなかなか治まらないときはアルブミン検査を受け、肝臓や腎臓などが正常に働いているか検査をしましょう。
・心不全と下肢静脈瘤
心不全や下肢静脈瘤もむくみの原因となります。
心不全は、心臓が役割を正しく全うできなくなったときに起こります。そのため、心臓がポンプの役目を果たすことが出来ません。血液を送る力が弱まると血液の流れが滞ってしまい、むくみの症状があらわれます。
下肢静脈瘤は、足の血流を正常に働かせるための器官で、ここに逆流を防ぐための弁に障害が起きるとむくむのです。足の血管が凸凹とふくらみます。
・甲状腺機能の低下
免疫の異常によってホルモンのバランスが崩れると、甲状腺ホルモンの分泌作用が低下し疾患につながります。だるさや肌荒れ、かさつき、むくみ、生理不順、などの症状があらわれます。
むくみを「いつか治る」と思い込み、放置している人は多いのではないでしょうか。むくみを放ってしまうと疲れがとれにくくなり、免疫力が低下してしまうため、むくみは放置をせずに解消させましょう。ここでは今すぐに出来るむくみの解消法をいくつか紹介します。
むくみを放っておくと眠りが浅くなり、睡眠不足の症状が出てきます。だるさや体の重たさで眠りが浅くなるからです。ただのむくみだからと放っておかず、日頃から血液の流れを良くすることをこころがけましょう。
・塩分やアルコールは控えめにする
食生活の乱れはむくみの原因につながります。体の栄養が足らないと血管の中で水分を保つことができず、水分が血管の外に漏れ出しむくみになります。
アルコールの摂取も気をつけましょう。過剰な摂取は肝臓の働きを弱め、むくみが生じる原因になります。
塩分を多くとると、体内の塩分の濃度を正常化しようと、水分を多く取りこむよう腎臓が働き始めます。そのため、血管内の水分量が増えてしまい、余分な水分が染みだしてむくむのです。
・栄養価のある食べ物を摂取する
むくみを予防するために大切な栄養素はカリウム、クエン酸、ビタミンE、たんぱく質などです。
カリウムは生野菜に多く含まれ、クエン酸は酸味の強い素材や食品に多く含まれます。ビタミンEは、ナッツなどの種実類や植物油などに多く含まれ、たんぱく質は肉類や大豆類に多く含まれています。
太ももやふくらはぎの筋肉を動かす機会が減ることにより、筋肉が弱まってしまいます。筋肉が低下すると心臓に血液を戻す力が弱まり、むくみとなって足がだるく張ったように感じます。毎日の適度な運動はとても大切です。
・有酸素運動
むくみやすい足は、ふくらはぎやふとももなどの筋肉が弱くなり、血液の流れが悪くなっています。ジョギング、ウォーキング、水泳などの有酸素運動を無理なく続け、体内に酸素を取り込みましょう。足の筋肉を動かすように心がけると、むくみが解消されやすくなります。
・ストレッチ
立ちっぱなしや座りっぱなしで同じ体勢や姿勢が続くのであれば、足を動かし血液の流れを正常にするようストレッチをしましょう。足首をゆっくりと回し、アキレス腱を伸ばすことを意識して、つま先を曲げ伸ばしします。
・リンパマッサージで血行促進をする
体内でリンパの流れが滞ると、水分が体の中にたまってしまい足がむくみます。リンパマッサージをすると血液の流れが良くなり足のむくみが解消されるので、ふくらはぎの状態が正常に戻ります。
リンパマッサージをする場合は、マッサージクリームを使用すると滑りがよくなり、マッサージがしやすくなりますよ。
・足やふくらはぎ、ふともものマッサージ
足首からふくらはぎにかけて、絞り上げるように強めにマッサージをします。膝裏を3本指で下から上へ少し強めに擦ります。太ももは表も裏も鼠径部(そけいぶ)に向けてはじめは軽く、最後は強めに擦るようにしてください。
セルフケアでむくみをとることができない場合はどうしたらよいのでしょうか。
そういうときは整体院やマッサージ店、整骨院の専門家の力を借りて、むくみの改善を検討するようにしましょう。
足のむくみはリンパの流れが悪くなることでひどくなります。専門家のひとつとして整骨院の鍼灸治療は周りの筋肉を緩め、血液やリンパの流れを改善し心臓へ戻りやすくします。
高い技術力をもつプロフェッショナルなスタッフが施術する、ぷらす整骨院ではむくみの改善が可能です。
一人ひとりに合わせたカウンセリングを行いながら患者様の症状に寄り添うため、安心して施術を受けていただけます。
むくみは誰でも経験のある症状です。一時的に症状が軽くすむこともありますが、「そのうち治るよね」とついつい放置してしまいがちではないでしょうか。
心不全や下肢静脈瘤などの大病という深刻なケースもあります。症状が軽いからと放置はせず、むくみがなかなか改善されない場合はプロフェッショナルな技術をもつ、ぷらす整骨院へまずご相談ください。
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