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columnお悩み解決コラム

【専門家解説】「骨盤が開く」の意味と改善方法・身体への影響を解説

骨盤の歪み

公開日:2018.10.30 / 最終更新日:2021.2.18

「骨盤が開く」という表現はよく聞くけど結局どういう状態のことをいうの?という疑問をお持ちであったり、開いた骨盤を閉じるための方法について知りたいとおもってこのページにを開いてくださったことだと思います。

骨盤が開くと身体にあまり好ましくない変化が起こりやすくなるので、なるべく改善していくのをおすすめします。

このページでは、「骨盤が開く」の意味や、骨盤が開くことで起こる身体への影響、開いた骨盤を改善するための対処方法についてわかりやすく紹介していきますので、骨盤でお悩みの方は是非お役立てください。

骨盤が歪んでしまう原因が知りたいという方はこちらの記事も参考にしてくださいね。

①「骨盤が開く」ってどういうこと?

そもそも「骨盤が開く」とはどういう状態なのでしょうか。
骨盤は、仙骨・腸骨・坐骨・恥骨という4つの骨でできています。仙骨と腸骨の間には「仙腸関節」と呼ばれる関節があります。
骨盤の構造図
仙腸関節の周囲は筋肉や靱帯で固められているため、昔はまったく動かない不動関節だと考えられていました。しかし最近になって、実は2~3ミリ程度の可動性があることが分かってきたのです。
骨盤の周囲を取り巻いている筋肉の力が衰えると、骨盤は開いてしまいます。また、猫背やつねに胡座をかくといった骨盤に負担をかけるような姿勢をとっていると、骨盤が開きやすくなります。
さらに女性の場合、生理の前後や妊娠・出産時には「リラキシン」という女性ホルモンが分泌されます。リラキシンには靱帯に弾力性を持たせる働きがあるため、生理や出産時は骨盤が開きやすい状態になっているといえるでしょう。
特に出産時は、今までに経験したことのない範囲まで仙腸関節を開かせなければなりません。そのダメージが回復できないと、骨盤が開いたままの状態となってしまうのです。

②「骨盤が開く」ことで生じる身体の不調

整体やダイエットなどで「骨盤が開く」という言葉を耳にすることがあります。骨盤が開いていると、身体にどんな影響があるのでしょうか。
骨盤は体の中心部にあり、上半身や内臓を支える役目を持っています。骨盤が開くことで、上半身や内臓がうまく支えられなくなり、さまざまな不調の原因になってしまうのです。
骨盤が開く原因はさまざまですが、そのひとつに妊娠・出産があります。骨盤の中央は空洞になっていて、そこを産道や尿道が通っています。そのため出産時には赤ちゃんが楽に通れるよう、女性ホルモンの働きで自然と骨盤が開くようになっているのです。
また、骨盤から下は脚へと続いています。骨盤が開くと脚の位置も微妙に外側に開き、O脚になるといった美容面での影響も出てきます。ですから骨盤の開きから来る身体の不調は、女性にとって非常に身近なお悩みといえます。

骨盤が開くと、骨盤に支えられている内臓の位置も下がってきます。すると内臓の働きが悪くなり、消化不良や胃もたれ、腹部膨満感といった不調が出てきます。
上半身の骨格や筋肉にまで負担がかかると、肩こり、頭痛、耳鳴りといった症状につながることもあります。
また、下半身への血行やリンパの流れが悪くなることも。すると、下半身がむくみがちになり、お腹やお尻に脂肪がつきやすくなります。股関節の位置の変化から、O脚やX脚になることもあります。

骨盤の歪みとO脚の関係性については以下のページも参考にしてください。

③骨盤を閉じるにはどうすればいいの?

では、開いてしまった骨盤を閉じるには、どうしたらいいのでしょうか。このシリーズでは、骨盤を閉じるために自宅で簡単にできる対策などをご紹介していきます。
次回は、自分の骨盤が開いているのかどうか、確かめる方法についてご説明しましょう。お楽しみに。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

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