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columnお悩み解決コラム

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帝王切開後も骨盤矯正は大切!いつから施術OKなのか

骨盤矯正

公開日:2019.12.2 / 最終更新日:2021.1.5

帝王切開を控えた妊婦さん

出産後の体のケアと言えば、骨盤矯正をイメージされる方が多いのではないでしょうか。実際に、産後の体は骨盤が歪んでいる(歪みやすい)状態であるため、多くの方が骨盤矯正を受けられます。しかし、赤ちゃんが産道を通って産まれる普通分娩とは別に、腹部を切開して産まれる帝王切開の場合は、骨盤矯正を必要とするのでしょうか。

こちらの記事では、帝王切開で出産した場合の、産後の骨盤矯正の必要性や、いつからケアを始めていいかなどについてご紹介します。

帝王切開後も骨盤矯正をする必要はあるのか

産後骨盤矯正

帝王切開での出産は、赤ちゃんが産道を通っていないため、骨盤はそれほど緩んでいないのでは、と考える方もいらっしゃるようですが、そんなことはありません。

妊娠初期の段階から、リラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周辺の靭帯が緩みます。普通分娩の場合は、このホルモンの働きのおかげで、赤ちゃんが狭い産道を通れるようになっています。

そのため、普通分娩であっても帝王切開であっても、妊娠されている方の骨盤は歪みやすいのです。

また出産後、腹筋が弱くなっていると感じることがあります。これは通常、お腹の前面に縦に伸びる腹直筋(ふくちょくきん)という筋肉がありますが、妊娠によりお腹が大きくなると、腹直筋の真ん中の白線という部分が伸び、腹直筋そのものは左右に移動してしまいます。本来、真ん中にあるはずの腹直筋が移動しているため、出産直後はお腹に力が入りにくいのです。
お腹周りの筋肉が弱っていると、骨盤をサポートする力が低下し、さらに歪みが進行します。
このようなことから、普通分娩で出産された方も、帝王切開で出産された方も骨盤矯正で骨盤を正しい位置に戻す必要があるのです。

帝王切開後はいつから骨盤矯正を受けられる?

産後骨盤矯正のカウンセリングをうける女性

では、帝王切開の場合、産後どのくらい経てば骨盤矯正を受けられるのでしょうか。帝王切開の場合は、普通分娩と違い腹部を切開した傷があります。そのためまずは、傷口の治癒に専念する時間を取りましょう。

傷口がしっかりとふさがり、精神面や生活面も安定しだす産後約2〜3ヶ月後から始めるのが良いとされています。

ただし、腹部の傷口の治癒には個人差があります。傷口の具合や体調をみながら、開始時期を検討してください。気になることがあれば、医師に相談してみるのが良いでしょう。

帝王切開後に自宅で骨盤のケアをしても良い?注意点とは

自宅でできる骨盤セルフケア
産後の骨盤ケアについては、自宅でのストレッチなどが多く紹介されていますが、帝王切開の場合も同じようにケアして大丈夫なのでしょうか。帝王切開の方が自宅で骨盤ケアをする場合の注意点をお伝えします。

自宅での骨盤矯正の注意点

帝王切開であっても、自宅でケアすることは可能です。ただし、傷口や周辺の筋肉に負担をかけるような激しい動きは避けてください

また、傷口が完璧に回復していない段階でうつ伏せになると、傷口が床とこすれて傷を悪化させる恐れがあります。

はじめは仰向けでできるケアからはじめ、傷口が完治してうつ伏せになっても問題ない状態になってから、ケアのバリエーションを増やしていくのが良いでしょう。

自宅でできる簡単骨盤矯正

では、自宅でできる簡単なストレッチをご紹介します。仰向けのままできるストレッチなので、帝王切開をした方でも傷口に摩擦が生まれるようなことはありません。

ただし、お腹に力を入れた際、傷口に痛みを感じる、腹部に痛みを感じるなど、不調を感じる場合は無理せず注意して体をやすめてください

片足上げストレッチ

  1. 仰向けになり、片足を少しあげる。
  2. 息を吐きながら上げた足を反対の足の方に斜めに伸ばす。
  3. 足を下ろす。
  4. 左右ともに何度か繰り返す。

このストレッチにより、出産により伸びてしまった骨盤の下にある、内臓を支えている骨盤底筋(こつばんていきん)という筋肉を鍛えることができます。

お尻引き締めストレッチ

  1. 仰向けで寝ころび、両足首を持ち上げ交差させる。手は床の上に置いたまま。
  2. 息を大きく吸って、骨盤付近を脱力させる。
  3. 息を吐きながら、両足首をくっつけ、押し合うように力を入れる。
  4. 足を入れ替えて行い、左右交互に3回繰り返す。

このストレッチも骨盤底筋群を鍛え、お尻をキュッと引き締める効果が期待できます。

これらは寝転んだままできるストレッチなので、赤ちゃんの様子を見ながらでも手軽に実施できます。ただし、無理をしてしまわないように注意してくださいね。

先ほども申し上げましたが、痛みを感じるときは、ストレッチが負担になっているということです。無理のない範囲でケアをし、心も体も余裕を持って過ごしてください。

帝王切開後も安心して骨盤矯正が受けられるぷらす鍼灸整骨院

ご自宅でのケアと並行して、整骨院で専門的な骨盤矯正を受けることで、より大きな効果が期待できます。

産後の体を人に任せるのは、不安や緊張を感じることと思いますが、ぷらす鍼灸整骨院では、丁寧なカウンセリングでしっかりと不安や悩みお聞きしています。

安心できるまでしっかりカウンセリング

ぷらす鍼灸整骨院がもっとも大切にしているのは、丁寧なヒアリングにより患者様のお体の状態やご要望、不安を把握し、施術に活かすことです

産後は、体の不調以外にも精神面で落ち込むことがあったり、赤ちゃんのことが心配になったりすることがあると思います。緊張や不安がある状態で施術を行っても、体が固くなってしまって、思ったような効果が得られない場合もあります。

そのため、施術に関して気になるところはすべてすり合わせ、リラックスした状態で施術を受けていただけるよう、事前に施術方法、自宅でのケア方法、料金内容など、しっかりとご説明させていただきます

幅広い施術方法から再発を防ぐ

骨盤が歪んでいるときには、その影響で体の他の部位にも不調が見られることが多いです。腰痛、肩こり、頭痛、むくみなど、骨盤の歪みと直接的な関係がないように見えて、実は大きく関係しています。

カウンセリングで、他にも不調があるとわかれば、骨盤矯正以外のアプローチをご提案させていただくこともあります。ぷらす鍼灸整骨院では、鍼灸師も在籍しておりますので、必要に応じて鍼灸の施術も含めた幅広いアプローチからおひとりおひとりの体の状態に合わせた本当に最適な施術をご提案できます。

産後の骨盤ケアをきっかけにして、今まで悩んでいた冷え性や肩こりなどの改善のサポートもさせていただきます。また、子育てをする上では、授乳や抱っこなど、今までとは違う体勢をとることが増え、新しい体の悩みも出てくることでしょう。そんなときも、私たちぷらす鍼灸整骨院を相談役としてお考えいただければ大変うれしいです。

産後の体の不調でお悩みの方はどんな些細なことでもかまいませんので、ぜひお近くのぷらす鍼灸整骨院までお気軽にご相談ください。

まとめ

赤ちゃんとママ

帝王切開で出産された方でも、骨盤は緩んでいます。産後は子育てで慌ただしい毎日だと思いますが、自分の体を大切にするためにも、少し時間を作ってみてはいかがでしょうか。

早い段階でケアをしておくことが、将来の負担を減らすことにつながります。お子様を預けて来られると、時間の制約があるかと思います。その点については、ご遠慮なくご相談ください。

また、子育てで精神的にも肉体的にもストレスがあるときには、施術中だけでもリラックスできる時間にしてほしいと思っています。体の悩みについては私たちがしっかりサポートいたしますので、安心してお任せください。

この記事を監修してくれた先生

小堀 幸太郎先生

小堀クリニック院長・内科医。
病気を単に治すだけにとどまらず、患者様の生活環境や状況、その背景までも踏まえて「どうすれば快適な生活を送ることができるか」の視点から地域医療へ貢献し続けている。

     

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