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男性でも骨盤矯正を受けたほうが良いの?その理由と効果について

骨盤矯正

公開日:2019.11.26 / 最終更新日:2021.1.5

骨盤の歪みに悩む男性

世の中では骨盤矯正は女性のためのもの、というイメージが強いようです。たしかに「骨盤矯正できれいなプロポーションに」、「産後の骨盤ケアで体型維持」など、女性に向けた広告が多いのも事実です。

しかし、骨盤矯正は決して女性のためだけのものではありません。今回は、男性の中にも骨盤矯正を必要としている方がいることについて、知っていただきたいと思います。

骨盤矯正は女性のためだけの施術ではない

男女の骨盤の違い

骨盤矯正は女性向けというイメージがあることから、「男性の中には骨盤矯正に興味はあるけど、ちょっと躊躇してしまう」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まず、なぜ骨盤矯正に女性向けのイメージが定着しているのかを解説した後で、男性にとっても効果が期待できるということをご説明いたします。

男女での骨盤の形状の違い

骨盤の形状は男女で大きく違いがあります。女性の骨盤は、妊娠した際に赤ちゃんを守るための役割を果たすので、横長で、骨盤の真ん中に「骨盤腔」と呼ばれる空間があります。赤ちゃんを守り、出産しやすいように、「骨盤腔」が広く大きいのです。

一方、男性の骨盤は女性と比べると縦長です。
骨盤の下にある恥骨の開き具合である「恥骨下角」は、女性の平均が80℃であるのに対し、男性の平均は60℃で、女性の方が開いていることがわかります。

男性でも骨盤は歪む

女性は妊娠・出産により骨盤に負担がかかり、歪みやすいというのは事実です。そのため、多くの骨盤矯正に関する広告が女性向けであるのも納得できます。

しかし、骨盤の歪みの原因は妊娠・出産だけとは限りません。実は、普段の姿勢にも骨盤を歪ます原因が潜んでいます。

その代表的な姿勢というのが、「脚を組む」という姿勢です。脚を組んでいるとき、骨盤自体が持ち上がり、ねじれた状態にあります。日常的に、脚を組むクセのある方は、骨盤が歪んでいる可能性が高いのです。

また、どちらか片方の脚を上にする組み方が定着してはいませんでしょうか。このような方は、すでに脚の組みやすい方向に骨盤が歪んでいる状態です。

ほかにも、うつ伏せで寝る習慣のある人は、骨盤が歪んでいる可能性があります。

うつ伏せで寝ると、どうしても首から顔にかけて、左右どちらかを向く格好になりますよね。腰は一見するとまっすぐなようですが、顔、首、背中、骨盤へと筋肉はつながっていますから、顔が長時間傾いたままだと骨盤にも歪みがでてきます。

このように、普段の何気ない姿勢のクセによって骨盤は歪むため、女性だけに限らず、男性も骨盤が歪む可能性はあるのです。

男性の骨盤の歪みは体にどういった影響があるのか

腰痛の男性

では、男性の骨盤の歪みが、体にどのような悪影響を及ぼすのかを解説していきます。

腰痛

デスクワークで座りっぱなしの方や、重い荷物を運ぶことが多いお仕事の方が、よくお悩みの腰痛。これも骨盤の歪みが原因である可能性があります。

骨盤は人間の体の中心に位置しており、重い上半身を支え、下半身とつなぐ重要な部分です。ここが歪んでしまうと、体全体の歪みにつながり、腰痛のほか肩こりや首痛の症状が現れることもあります。なかには骨盤が歪むことで、O脚やX脚などの脚の変形を引き起こすこともあります。

脚が変形してしまうと、膝に余計な負担がかかったり、歩き方のバランスが悪くなったりして、長期的にみると非常に重大な問題につながることが考えられます。

むくみ

骨盤が歪むことで、血液やリンパ液の流れが阻害され、循環が悪くなる可能性があります。そうなると、本来、体外に排出されるべき老廃物がスムーズに流れず、体内にとどまってしまい、むくみや頭痛までも引き起こす場合があるのです。

下半身が太りやすくなる

加齢とともに、下半身が太りやすくなったと感じる方もいると思いますが、加齢だけでなく、骨盤の歪みが原因の場合もあります。

一見、関係ないようにも思えますが、まず骨盤が歪むことによって、内臓が本来あるべき位置から下がり、ウエストが太くなります。さらに、ひどい場合には、内臓が圧迫されることで内臓機能が低下し、消化不良や代謝の悪化を引き起こします。これらが原因で、太りやすくなるというわけです。

また、内臓機能の低下という観点から、尿漏れや勃起不全なども骨盤の歪みが関係している場合があります。

男性の骨盤矯正方法

骨盤矯正を受ける男性

では、男性が骨盤矯正に興味を持ったときに、どのようなアプローチ方法があるのか、ご紹介いたします。

グッズやストレッチなどのセルフケア

まず、手軽な方法としては市販の骨盤ケアグッズでしょう。なかでも骨盤ベルトは、商品数も多く、骨盤をぐっと締め付けて固定することで、しっかりとサポートしてくれます。

ベルトの幅が細いものから、幅広でサポート力の高いものまで様々なタイプがあります。また、素材も薄手で服の下につけても目立たないものなど、使い方や好みに合わせて選んでみましょう。

ほかにも、骨盤矯正スパッツもたくさん販売されています。腰回りを立体的に圧着し、骨盤をサポートするように引き締めてくれます。

これらグッズだけでなく、自宅で簡単にできるストレッチや体操を取り入れるのも良い方法です。

以下で骨盤の矯正効果が期待できる、体操やストレッチの方法をご紹介します。

骨盤矯正スクワット

  1. 足を肩幅に開き、まっすぐ立つ。つま先は外側にむけておく。
  2. ゆっくり息を吐きながら45秒かけて腰を落とす。始めは何かにつかまりながらでも構わないので、背筋を曲げないように気をつけること。
  3. 15秒かけてゆっくりと①の姿勢に戻す。このときも背筋を曲げないこと。
  4. これを3回ほど繰り返す。

仙骨の体操

骨盤の中心に仙骨(せんこつ)という骨があります。背骨を支える仙骨は、脳脊髄液(のうせきずいえき:脳から仙骨までを流れる体液)の循環や自律神経とも関わりが深い、非常に重要な骨です。この仙骨を調整するための体操をご紹介します。

  1. 仰向けになり、足の裏同士を合わせるようにして、膝を外側に倒す。
  2. お尻を少し上に浮かして、深く息を吸って止め、10数える。
  3. 数え終わったらお尻を下ろして深呼吸する。
  4. これを2回繰り返す。

整骨院での施術

セルフケアも大切ですが、なかなか効果を感じられない場合や、改善したと思った歪みが繰り返される場合は、整骨院での施術をおすすめします。

整骨院では、柔道整復師や鍼灸師など、専門家によるカウンセリングにより、歪みや体調不良の原因を探り、その上で、ひとりひとりの体の不調に合わせた最適な施術を行うことができます。

ぷらす鍼灸整骨院では、患者様の体の不調を解消するために、丁寧なヒアリングのもと施術を提案させていただきます。お近くのぷらす鍼灸整骨院をぜひ一度検索してみてください。

ぷらす鍼灸整骨院では、骨盤矯正には、腰痛など、今実感している体の不調の改善効果が期待できるほか、以下のような効果を感じていただけるよう、施術をさせていただきます。

筋肉量アップ

骨盤が歪むことにより、猫背や反り腰など姿勢が悪くなってしまいます。そうなると本来、正しい姿勢であれば使っているはずの筋肉を使わなくなるため、その部分の筋肉量が低下することに。

骨盤矯正によって正しい姿勢に戻すことができれば、バランス良く筋肉を使用できるため、筋肉量のアップが期待できます。

血液循環の改善

骨盤矯正をすることで骨盤まわりの筋肉がほぐれ、動きが良くなります。これにより血流が良くなり、腰痛や肩こり、冷え性などの改善が期待できます。

血液循環を良くすることは健康な体の基本とも言えますから、長い目でみると、早い段階で骨盤矯正を受けて体の調子を整えるのが得策ではないでしょうか。

まとめ

体スッキリ男性

女性向けのイメージがある骨盤矯正ですが、実は男性にとっても非常に意義のあるものです。体を酷使するお仕事をされている、また、慢性的な腰痛をお持ちの男性の中には、改善することをあきらめてらっしゃる方もいるでしょう。むしろ男性こそ積極的に骨盤矯正をお考えいただきたいと思っています。

ぷらす鍼灸整骨院では、そんな患者様にも最適な施術方法をご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご来院ください。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

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