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columnお悩み解決コラム

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【瘀血ってなに?】症状を本気で改善したいなら血液の流れに注目しよう!

季節の悩み

公開日:2020.2.13 / 最終更新日:2020.2.13

血行が悪いと、なんとなく身体によくないというイメージはみなさんもお持ちのことでしょう。

特に東洋医学では「瘀血(おけつ)は万病のもと」と言って、もっとも避けるべき状態の1つと考えています。

では、なぜ瘀血状態になってしまうのでしょう。症状を治すということの本当の意味とあわせてご紹介したいと思います。

瘀血とは?

瘀血(おけつ)とは東洋医学独自の考え方で、一般の方にはあまりなじみが無いかもしれません。そこで、瘀血とはなんなのか、その特徴や意味について見ていきたいと思います。

血液の流れが滞った状態

東洋医学において、瘀血とは血液の流れが滞った状態を意味します。

普段はスムーズに流れている血液が、なんらかの原因によって流れが悪くなった場合、瘀血を起こしている可能性があるという訳です。

東洋医学における「血」の意味

通常、「血」と聞いた場合にみなさんがイメージされるのは血液のことだと思います。

少し詳しい方なら、血漿(けっしょう)や血小板、赤血球、白血球も構成要素となっていることをご存知かもしれません。

ただ、東洋医学における「血(けつ)」は、西洋医学的な解釈とは若干異なっています。

東洋医学における「血」は、血液や体液だけでなく、血液中に含まれている栄養素も含んでいます

瘀血の5つの原因


瘀血にはいろいろな原因があると考えられています。中でも以下に挙げる5つのことによって、瘀血に陥りやすくなります。

食習慣

瘀血の原因としては、食習慣があげられます。

栄養バランスの偏った食事や、脂っこいもの中心の食生活などによって、瘀血のリスクが高くなります。

突然ですが、みなさんは動脈硬化が何歳から始まるかご存じでしょうか。生活習慣病が気になる中年期以降でしょうか。それとももっと若い時から?

答えは「0歳から」です。私たちが生まれた瞬間から、動脈硬化は始まっています。

そして、そのペースが早めるのか、それとも遅らせるのかを分けるのが、日常の食習慣という訳なのです。

身体が冷えると単純に血液の流れが悪くなるため、瘀血のリスクが高くなるという訳です。

運動不足

運動不足も瘀血の原因の1つとなっています。

身体の各部に血液を送り出すのは心臓の仕事ですが、心臓へと血液を送り返すのは筋肉の働きだからです。

身体を適度に動かすことで、筋肉が収縮し、その作用(ミルキングアクションと言います)によって、全身の血流が増すわけです。

ところが、運動不足になるとミルキングアクションが不活発になり、全身の血流が滞ってしまいます。それによって瘀血に陥るのです。

ストレス

瘀血の原因としてはストレスの存在もあげられます。

適度なストレスは意欲の向上につながりますが、過度のストレス状態が続くと、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

特にストレスによって交感神経が優位になると、血管が収縮して血流を阻害します。その結果、瘀血に陥ってしまうのです。

病気

病気も瘀血の原因となります。次項で詳しく紹介しますが、東洋医学では気と血と水の関係を非常に重視しています。

病気は「気を病む」ことであるため、気血のバランスが乱れ、身体の不調を招くのです。

瘀血と血虚

東洋医学の気・血・水

さきほど少し触れましたが、東洋医学では気と血と水の関係を非常に重視しています。

その中の血のバランス崩れることで瘀血や血虚(けっきょ)を招きます。

瘀血の特徴

瘀血は先述したように、血液の流れが滞ることを意味します。

瘀血になると、肩こり頭痛重い生理痛冷えのぼせなどが現れやすくなります。

血虚の特徴

血虚とは、身体のエネルギーをもたらす血液が不足した状態を意味します。

血虚になると、めまい立ちくらみ易疲労感(疲れやすいこと)ドライアイ睡眠障害乾燥肌不安感といった症状が現れやすくなります。

自分の「瘀血度」をセルフチェック!


瘀血になるといろいろな症状が現れますが、もし以下のような症状が現れている場合、瘀血になっている可能性があるので、ぜひチェックしてみてください。

  • 顔色が悪いとよく言われる
  • 唇が紫色になりやすい
  • 打撲するとすぐにアザができる
  • 夏でも手足の先が冷える
  • 肩こりや頭痛が慢性化している
  • 手や足がよくしびれる
  • 手のひらに赤い斑点が出来やすい
  • 生理痛や生理不順がしょっちゅうある
  • 下のうらが紫色になって腫れている

以上のような症状が見られる場合、未病(病気になる前の段階)になっている可能性があります。思い当たる方は早めに対処しましょう。

瘀血を改善する方法

ここまでの解説で、瘀血の原因やその特徴、また瘀血を放置した場合の危険性について知って頂けたことと思います。

では次に、瘀血の改善法を紹介します。

食習慣を見直す

瘀血を改善するためには、食習慣の見直しが必須です。

なぜなら、私たちの身体は食べたものから作られているからです。

血液の循環をよくするためには、玉ねぎやネギ類、キノコ、納豆、お酢、青魚、野菜全般を積極的に摂取するよう心がけましょう。

身体を温める

瘀血は血液が滞った状態を意味するので、身体を温めて血行を促進しましょう。

日頃は忙しくてシャワーだけで済ませている方も、せめて休みの前くらいは湯船に浸かってゆっくりと身体を温めてあげましょう。

湯船の温度は少しぬるめの40度〜41度にし、20分程度ゆっくり入ると自律神経のバランスが整いやすいのでおすすめです。

積極的に身体を動かす

運動不足が続くと血液の流れが滞り、瘀血になりやすいので、積極的に身体を動かし、血液の循環を促進しましょう。

スポーツをしなくても、なるべく階段を使うとか、歩いて買い物に行くなど、工夫次第でいくらでも瘀血は改善可能です。

ストレスをため込まない

ストレスも万病の元となるので、なるべくストレスをため込まないようにしましょう。

また、ストレスの自覚がある場合は、適度にストレスを発散すると良いでしょう。

瘀血の原因となっている病気の治療をおこなう

何かしらの病気が原因で瘀血に陥っている場合、まずは、瘀血の原因となっている病気を治療することが重要です。

瘀血の改善はぷらす鍼灸整骨院にお任せください


瘀血の改善は自分でもできますが、ぷらす鍼灸整骨院の施術によって、より効果的に改善することが期待できます。

東洋医学的理論に基づいた施術をおこなっているから

ぷらす鍼灸整骨院の特徴は、整骨院と鍼灸院両方の施術が受けられることです。

特に鍼灸は東洋医学を代表する施術法であり、瘀血の改善をなにより得意としています。

血行を促進する施術が得意だから

ぷらす鍼灸整骨院では、筋膜リリースや温熱療法、各種電気療法といった血行を促進する施術を得意としています。

血液の循環を促進すれば、人間が本来持っている自然治癒力を高めることが可能となります。

根本療法をモットーとしているから

痛みが出たら湿布を貼る、病気になったら薬を飲む。

そのような治療法のことを対症療法と呼びます。

ぷらす鍼灸整骨院では、対症療法ではなく、痛みや病気の本当の原因をクローズアップし、根本の原因から取り除いて再発を防ぐ施術をモットーとしています。

瘀血には様々な原因があるので、その人その人に合った施術をおこなうことが重要です。

それによって瘀血の原因を取り除けば、病気を未然に防ぐことが期待できるのです。

まとめ


血行が滞ることで、様々な不調が起こることをご理解いただけたのではないでしょうか。

およそなんらかの症状が現れている場所には、必ずと言って良いほど血行不良が見られるものです。

東洋医学ではその状態を「瘀血(おけつ)」と呼び、万病の元と捉えています。

血行不良が身体にとって良くないことは、西洋医学の認めるところでもあります。

私たちぷらす鍼灸整骨院では瘀血を改善することで、「治未病(病気になる前段階で治すこと)」を目標に、日々の施術に取り組んでいます。

瘀血に関して思い当たる点がある方は、早めの施術をおすすめします。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

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