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【医師監修】ツラい更年期障害の治し方と上手に乗り切るためのポイント

[自律神経]

公開日:2020.1.31 / 最終更新日:2020.2.19

更年期障害にお悩みの女性

「最近なんだか体調がわるい・・・」
「ちょっとのことでイライラしてしまう・・・」

50歳前後で女性が直面する「更年期障害」。
その多くはホルモンバランスの変化によって起こるとされています。

このページでは更年期障害でお悩みの方にむけて、更年期障害改善に役立つ情報をわかりやすくご紹介していきます。

更年期障害とは?

更年期障害とは、主に閉経前後の女性に見られるさまざまな不調のことを意味します。

女性の閉経時期は平均するとおよそ50歳とされていますが、その前後10年のことを更年期と呼んでいます。

更年期障害の原因

更年期障害の原因としては、ホルモンバランスの変化があげられています。
いわゆる女性らしさを形作る女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が減少することで、全身にさまざまな不調が現れます。

男性と更年期障害

更年期障害というと、女性に見られる不調というイメージがありますが、最近では男性にも更年期障害の見られることが分かってきています。

男性に見られる更年期障害のことを特に、加齢男性性腺機能低下症候群と呼んでいます。

原因としては、男性ホルモンであるテストステロンの分泌量低下があげられています。

自律神経失調症とどう違うの?

更年期障害にともなう症状についてはのちほど詳しく紹介しますが、自律神経失調症とはどう違うの?と疑問をお持ちの方もおられますよね。

実は、更年期障害には精神面で現れる不調のほかに、自律神経系の症状も現れます。

そもそも自律神経失調症は病名でも何でもなく、単に「自律神経系に異常が見られます」ということを説明しているに過ぎません。

つまり、更年期障害と自律神経系失調症との間に関連性があるというよりは、更年期に見られる自律神経系失調症と言った方が正確と言えるのです。

更年期障害にともなう症状

更年期障害にともなう症状は大きく分けて

  • 自律神経性の症状
  • 体性神経系の症状
  • 精神系の症状

の3つに分類されます。

身体症状

更年期障害によるホットフラッシュ
更年期障害にともなう症状のうち、自律神経系の症状体性神経系の症状によって、さまざまな身体症状が現れます。

もっともよく知られている身体症状がホットフラッシュです。

急に身体がほてり、汗が止まらなくなります。汗をかくときには自律神経の一種である交感神経が優位になっていますが、更年期障害にともなって自律神経のバランスが乱れ、このような現象が起こると考えられています。

更年期障害にともなう身体症状としては、その他にも肩こりや腰痛、手足のしびれ、頭痛、動悸、息切れ、胃の不快感、集中力の低下など、実にさまざまなことがあげられています。

精神系の症状

更年期障害にともなう精神系の症状としては、些細なことでイライラしたり、訳もなく悲しい気分になったり、なにごとにもやる気が起こらなくなったりといったことがあげられます。

このような変化が起こる要因として、エストロゲンの分泌量減少があげられています。

この女性ホルモンが減少することで、ストレスに対して過敏になると考えられているのです。

更年期障害の治療法

更年期障害の症状は人によってさまざまで、たいした不調を訴えずに終わるケースもあれば、日常生活に支障をきたすケースもあります。

あまりに症状がひどい場合は、以下のような治療をおこなうこともあります。

ホルモン補充療法

更年期障害に対する代表的な治療法が、ホルモン補充療法です。

女性に見られる更年期障害の主な原因が、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少であるため、少量のエストロゲンを補充することで、更年期にともなう症状の緩和が期待できます。

漢方療法

日本における伝統的医学である漢方も、更年期障害の症状を緩和するのに有効とされます。

特に婦人科系の疾患に用いられる3つの漢方薬が、更年期障害に対して効果を発揮するということです。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)には血行を促進する働きがあり、冷え性を改善したり、めまいを改善したりする効果が期待されています。

加味逍遥散(かみしょうようさん)には精神系の症状を緩和する効果が、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)にはホットフラッシュを抑制する効果が期待されています。

投薬治療

イライラや不安など、精神系の症状が強く現れる方に対して、抗不安薬や向精神薬といった精神安定剤が処方されるケースもあります。

心理療法

更年期障害のそもそもの原因はホルモンバランスの変化ですが、それにプラスして家庭環境の変化や職場でのストレスなどが複合的に絡み合い、発症リスクが増すと考えられています。

そのような場合、カウンセリングなど心理療法が有効なケースもあります。

鍼灸や筋膜リリースで更年期障害の症状が緩和できる理由

東洋医学の一種である鍼灸や、最近になって注目されている筋膜リリースによって、更年期障害の症状を緩和出来るケースがあります。その理由とはなんでしょう。

血行を促進できるから

東洋医学には「瘀血(おけつ)は万病のもと」という考え方があります。

瘀血とは血液の流れが滞っている状態を意味します。

血液は全身に酸素と栄養、白血球などを送り届けているので、瘀血の状態になると、全身の栄養状態が低下し、免疫力も下がってしまうのです。

血行不良がもたらす悪影響に関しては、東洋医学だけでなく、西洋医学においても指摘されるところです。

鍼灸や筋膜リリースによって瘀血を改善することができれば、血行の促進につながるため、免疫力を高め、更年期障害の症状を緩和することが期待できます。

筋緊張を緩和できるから

筋肉が緊張すると、血管が圧迫され血行を阻害します。

血行が悪くなると局所の栄養不足が起こるため、その人にとってのウィークポイントに不調が起こることとなります。

鍼灸や筋膜リリースには筋緊張を緩和する効果があるため、更年期障害にともなって起こる局所の不調を改善することも期待できるのです。

自律神経のバランスを整えることが期待できるから

鍼灸をはじめとする東洋医学の目的の1つは、自律神経のバランスを整えることです。

更年期障害も自律神経のバランスが乱れることで、発症リスクを増すことが分かっています。

鍼灸の施術をおこなうことで、交感神経優位の状態を副交感神経優位に導き、身体を「回復モード」にすることが期待できます。

それによって、更年期障害特有の自律神経性の症状を緩和することが期待できる訳です。

精神的な支えとなれるから

冒頭で述べたように、更年期は閉経前後10年に及ぶ期間を指します。
それほど長い間、更年期障害の弊害に悩まされることは、身体的にも精神的にもとてもつらいものです。

そんな時に、鍼灸や筋膜リリースといった施術を受けることで、精神的な安心感を得ることが可能です。

また、身体のことを気軽にいつでも相談できる専門家が身近いることも、精神的な支えの1つにしていただきたいです。

ぷらす鍼灸整骨院の施術で緩和が期待できる症状

ぷらす鍼灸整骨院では、いろいろな施術法を用いて、更年期にみられる様々な不調の改善に取り組んでいます。

肩こりや腰痛

更年期障害にともなう症状の一つに、体性神経系の症状があります。

その代表的なものが肩こりや腰痛ですが、肩こりや腰痛の改善は、ぷらす鍼灸整骨院のもっとも得意とする分野の1つです。

疲労感

更年期障害は、更年期に見られる自律神経失調症という側面もあります。
自律神経にはアクセルとブレーキのような働きがありますが、自律神経のバランスが乱れると、その切り替えがうまくできなくなり、疲れを感じやすくなるのです。

ぷらす鍼灸整骨院での施術によって自律神経のバランスが整えば、休むべき時に身体を休ませることが可能となるので、疲労を回復させやすくなります。

気分の落ち込み

更年期障害を発症すると、訳もなく気分が落ち込むこともあります。
そんな時には外出も億劫になるものですが、ぷらす鍼灸整骨院の施術を受けることで身体が楽になれば、気分もきっと楽になりますよ。

胃腸の不調

自律神経のバランスが乱れると、粘膜が最初にやられるそうです。春先に花粉症が多いのもそのためです。
胃腸も粘膜で覆われているため、自律神経のバランスの乱れによって、胃腸の調子を崩される方も多く見られます。

東洋医学の神髄は自律神経のバランスを整えることにあり、当院でも自律神経のバランスを整えることに重点を置いています。そのため、更年期の胃腸の不調にも、当院の施術がおすすめです。

更年期障害改善のために意識したい日常生活のポイント

更年期障害にともなう症状を改善するために、日常生活でも気を付けるべきポイントがあるので紹介します。

適度に身体を動かす

更年期障害を発症すると、自律神経性の症状が多く見られます。

自律神経の働きを整えるためには、適度に身体を動かし、夜ぐっすり寝ることが効果的です、

ストレスを発散する

ストレスも更年期障害にともなう症状発症のリスクを高めます。

自分なりのストレス発散法を考えて、ストレスをため込まないようにしましょう。

食習慣を見直す

更年期障害はエストロゲンの減少によって起こるため、エストロゲンと似た働きをするイソフラボンを積極的に摂取しましょう。

イソフラボンは大豆製品に多く含まれています。

生活習慣を見直す

夜更かしをしたり、疲れがたまりすぎたりすると、身体の回復力が低下し、更年期障害にともなう症状も悪化しがちです。

何らかの症状が見られるときには、生活習慣を振り返ってみることも重要です。

まとめ

更年期障害はホルモンバランスの変化によって起こるとされますが、人によって症状の軽重があるのは、ホルモンバランスだけが更年期障害の原因ではないことを意味します。

更年期障害が見られるときには、生活習慣や食習慣なども振り返ってみましょう。

それでも症状が収まらない時には、ぷらす鍼灸整骨院にお任せください。

この記事を監修してくれた先生

小堀 幸太郎先生

小堀クリニック院長・内科医。
病気を単に治すだけにとどまらず、患者様の生活環境や状況、その背景までも踏まえて「どうすれば快適な生活を送ることができるか」の視点から地域医療へ貢献し続けている。