columnお悩み解決コラム
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公開日:2018.7.30 / 最終更新日:2021.2.17
足腰の痛みというと、すぐに「坐骨神経痛」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
じつは、坐骨神経痛は病名ではありません。腰から足にかけて伸びる「坐骨神経」が、何らかの原因によって刺激されて起こる痛みや痺れなどを、まとめて坐骨神経痛と呼んでいるのです。
坐骨神経痛の原因はさまざまです。そのため症状も、人によって大きく異なります。腰の痛みとして感じることもあれば、足全体が痛むという人、太股やすね、膝の裏など一部分だけに痛みを感じる人もいます。
多くの場合、最初は足や腰の違和感から始まり、次第に痛みや痺れを感じるようになってきます。ひどくなると座っただけで痛みが走るようになり、足全体が麻痺してしまい歩けなくなってしまうことも。
・歩くたびに足腰の片側に痛みがある
・腰から足にかけて、痺れやだるさを感じる
・足が張って、ピリピリとした感じがある
こういった症状があったら、坐骨神経痛かもしれません。
坐骨神経は、お尻から太股を通ってふくらはぎへと続く、長い末梢神経です。この神経が何らかの原因で刺激を受け、痛みや痺れを感じるのが坐骨神経痛です。
原因としては、「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」が考えられます。中にははっきりとした病変がないのに、坐骨神経痛が起こることもあります。
原因のひとつ「椎間板ヘルニア」は、脊椎(背骨)の病気です。脊椎は「椎体」という骨と、その間にある「椎間板」というクッション部分が交互に積み重なってできています。何らかの原因で、椎間板の中身が飛び出して神経を圧迫すると、下半身に痛みや痺れを感じます。
「脊柱管狭窄症」は、背骨にある脊柱管の病気です。脊柱管の中には脊髄と神経が通っています。何らかの原因で脊柱管が狭くなってしまうと、神経が刺激されて痛みや痺れが起こります。
椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛は、若い人に多いといわれています。脊柱管狭窄症は、加齢によって背骨が変形して起こることが多くなっています。
坐骨神経痛の原因としては、このほかに「梨状筋症候群」「変形性腰椎症」などがあります。脊椎や骨盤のがんによって、坐骨神経痛が起こることもあります。
坐骨神経痛の予防には、筋肉トレーニングやストレッチが効果的です。また軽度のうちなら、椎間板や脊柱管に負担をかけないストレッチなどで改善が期待できます。
仕事で同じ姿勢をとり続ける方、長時間のデスクワークをする方は、腰に負担がかかりやすくなっています。休憩時間にはストレッチなどを行い、筋肉の緊張をほぐすようにしましょう。
もし足や腰に不調を感じたら、早めにプロの診断を仰ぐことが大切です。ぷらす整骨院は、坐骨神経痛の方への施術も行っています。一人ひとりの体質や生活習慣に合わせた治療で、「痛みがなくなった」といった声も多くいただいています。お気軽にご相談ください。
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