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放っておくと怖い坐骨神経痛!整骨院でも治せるの?

[坐骨神経痛]

2019.8.5

坐骨神経痛に悩む女性

お尻を支える骨を坐骨(ざこつ)と呼びます。坐骨神経痛は、腰の辺りからお尻(臀部)や太ももにかけて痺れや痛みがあり、酷くなると麻痺を伴う症状です。坐骨神経痛になってしまうと、どのような姿勢をとっていても痛みや重だるさを感じるため、気分がさえることはありません。

坐骨神経痛の具体的な症状や原因、予防の仕方、また整骨院でも治せるのかを解説します。

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛は腰から爪先まで伸びている「坐骨神経」という末梢神経が、さまざまな原因で圧迫や刺激されることによって起こります。そのとき、痛み、しびれ、強く張っている感じがするなどの症状が現れる場合があります。

坐骨神経痛の主な症状

坐骨神経痛は中高年になるにつれて発症しやすくなります。症状としては、ふくらはぎの張りや、焼け付くような痛み、締めつけ感などです。足の一部分、または足全体に強く感じる場合もあるでしょう。

場合によっては、少し歩くと足に痛みやしびれが起こり、少し休むとまた歩けるようになる(間欠跛行:かんけつはこう)などの症状が現れる場合もあります。

坐骨神経痛のさまざまな原因

坐骨神経痛は放っておくと症状が悪化し、日常生活もままならなくなります。その原因となる主な疾患にはどういったものがあるのでしょうか。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、20~40代の年代の人が発症しやすい疾患です。椎間板の中にあるゼリー状の髄核(ずいかく)という組織が押し出され、脊柱管の中を通っている神経を圧迫することによって痛みやしびれを起こします。この状態が腰のあたりの背骨で起きたのが、腰椎椎間板ヘルニアです。

背骨は椎骨という骨と、その間でクッションの役割をする椎間板が交互に積み重なって構成されています。体を動かす際、腰に慢性的な力が加わり、そこに不規則な強い力が加わったりすると、椎間板が圧迫されて髄核が飛び出すことがあるのです。
中高年の場合は、年齢を重ねるとともに椎間板の柔軟性が少しずつ弱くなり、削られてしまうことによって椎間板内の髄核が飛び出しやすい状態に。そのため、椎間板ヘルニアの痛みは急に強くなります。しかし、気が付かない時期から軽い痛み、またはしびれなどを感じていることもあるようです。

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

脊柱管狭窄症による坐骨神経痛は年を重ねるにつれ多くなります。特に50代を超えると、より発症しやすくなります。脊椎は、身体を支え、脳から背骨に沿って延びる神経である脊髄を守る役割です。

脊髄が通っている背骨の隙間のことを「脊柱管」といいます。脊柱管というのは、脊椎のなかにある神経の通る管のことです。脊椎にある椎間板や椎間関節、じん帯などは加齢とともに老化しはじめ変形します。

そのため、脊柱管が圧迫されてしまい神経を刺激し、痛みやしびれを生じます。ひどくなると麻痺や間欠跛行と呼ばれる痛みによる歩行障害を伴うこともあるでしょう。

下肢に力が入らずつまずきやすい、階段を上りにくいという行動に対して障害が出るのはもちろん、尿が出にくい、残尿感があるなどの排尿障害が現れることもあります。

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

梨状筋はお尻にある筋肉の一つです。坐骨神経が骨盤出口部で、股関節を支える梨状筋を圧迫、または刺激を受けることにより、疼痛が起きている状態のことを梨状筋症候群といいます。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症に比べると珍しい疾患です。

坐骨神経痛の原因のなかでも、運動と密接な関係にあるのが梨状筋症候群。過度な運動などによって起こる炎症や、ケガなどの障害により坐骨神経を刺激することが主な原因です。

例えば、長時間同じ姿勢でいることが多い自動車の運転や、中高年になってからスポーツを始めたときなどに梨状筋が圧迫され「坐骨神経痛があらわれた」というケースが多くあります。

(参照:社会福祉法人 恩賜財団段済生会 梨状筋症候群)

坐骨神経痛を予防するには?

坐骨神経痛はしびれ、焼けるような痛みや重い麻痺など、とてもつらい症状が長期間にわたって生じるため、一度経験したことのある人は「もう二度とかかりたくない」と感じることでしょう。

坐骨神経痛は日常生活の中で予防することができます。例えば、「背骨の関節や椎間板への負担を少なくするよう心掛ける」「適度な筋力トレーニングやストレッチを日々繰り返し行い続ける」などが、予防になります。

姿勢に気をつける

日々の習慣から自然と身についてしまった悪い姿勢は、腰に大きな負担をかけています。腰に負担がかかるような姿勢、例えば中腰や前かがみの体勢を長時間とらないように気をつけましょう。

また足を組まずに座り、均一にお尻に負荷がかかるように座ることも大切です。
まずは基本の正しい立ち姿勢をマスターし、以下のように姿勢をつくるように心がけましょう。

  • 下腹を少し前に突き出して立ち、左右の鼠径部(そけいぶ)に軽く手をあてる。
  • 手の人さし指・中指・薬指の指は開かずそろえて、指の腹を軽く鼠径部に軽く押しあてる。
  • 足は、まっすぐにそろえた状態で、息を長く吐きながら、軽くお辞儀をするようにお尻を真後ろにゆっくりと引く。
  • 両手で触っている鼠径部の緊張がゆるむような感覚があるところで、お尻を引いていた動きをストップさせる
  • 腰のそり返りがゆるみ、楽になっていれば顔を正面に向けて、肩の力を抜き両腕をおろす。
  • お腹の奥に力が入った状態で、お尻の筋肉も中心に向けて軽くしめる。
  • かかとに重心をのせ、足の指は浮かないようにして、その姿勢のまま足を見おろし足の甲のつま先側半分が見える状態を保つ。

体を動かす

坐骨神経痛を予防するには、大きな原因である腰椎間板ヘルニアの予防、つまりは腰痛にならないことがよいです。毎日のストレッチや運動などで腰への負担を減らし、足腰の筋力をつけましょう。

水中ウォーキングやハイキングなど腰への負担が少ない運動が適しています。

正しい生活習慣を心掛ける

病気の予防には、バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠やストレスをためないなどの正しい生活習慣を送ることが大切です。

また、冷えは血行不良になり、すべての神経痛の痛みを増長させ、腰痛を悪化させてしまいます。そのため冬の寒さ対策、夏の冷房対策を万全にし、体を冷やさないような食生活を心がけましょう。

坐骨神経痛の対処法

坐骨神経痛のつらい痛みを少しでも緩和させることで、体や心の負担が軽減され、生活がしやすくなります。日々の生活の中でほんの少し気を付けるだけで、腰痛予防や体の痛みを軽減することにつながるのです。

自宅でできるセルフケア

腰痛が出たら、腰に負担がかからないようにできるだけ横になるようにしましょう。痛みが治まってから少しずつゆっくりと動き、無理をせずに楽な体勢を取ります。

このとき、腰の部分を動かさないようにしましょう。急性的な腰痛で動けなくなったときは腰の痛む部位を冷やし、コルセットやさらしを巻くようにします。

慢性的な腰痛のときは、腰に湿布を貼る、またはゆっくり湯船につかるなどで身体を温め、足腰をマッサージして血行をよくし、神経や筋肉をほぐしましょう。

鎮痛剤は痛みが強いときに飲むのはよいでしょう。ただし、飲み続けると胃や腎臓に負担をかける可能性があるので注意が必要です。

専門家に相談

腰痛は重篤な病気を引き起こします。日常生活がままならないような激しい痛みがある場合は、できるだけ早くに整形外科での受診や検査で診断をしてもらいましょう。

神経痛は、整骨院で骨の調節や筋肉の緊張をとってもらえるだけでも改善する場合があります。また、整形外科で処方される痛み止め(非ステロイド消炎鎮痛薬)は患部の炎症による痛みには効きやすいですが、神経痛は抑えきれないことがありますので、そういう場合にも整骨院での痛みを緩和する施術はおすすめです。整骨院での症状改善やカウンセリングなどを希望される方は、お気軽にぷらす整骨院へご相談ください。

丁寧にカウンセリングさせていただくことはもちろん、常に患者様の心に寄り添い対応いたします。また、患者様一人一人の症状に合った施術を行い、完治を目指して症状を原因から改善していきます。

まとめ

ただの腰痛だからそのうち治ると放置してしまうと、痛みやしびれなどで歩行が困難になるなど、坐骨神経痛になってしまう可能性があります。早めの治療が必要です。

症状に合わせて適切な整骨院を選ぶようにしましょう。ぷらす整骨院では、痛みの元になっている体の歪みなど、体質から改善していく根本治療をモットーにしています。