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肩こりを和らげる湿布の選び方・貼り方ガイド【温湿布?冷湿布?】

[肩こり]

2019.8.7

肩に湿布を貼る女性

現代では国民病とも言われ、多くの人々を悩ませている「肩こり」。
慢性的な肩こりになってしまうと、痛みがどんどん悪化し、頭痛やめまいを引き起こしてしまうこともあります。

肩こりに悩まされている皆さんは、普段の対策として、どのようなことをしていますか?

整骨院でのマッサージや電気治療、職場や自宅ではこまめなストレッチ。
どれも、肩こりの対策としてはとても有効です。

それに引き続き多いのが、湿布を貼って痛みを和らげているという方。
特に夏の暑い日などに湿布を貼ると、ひんやりとして気持ちが良いですよね。

ところで、この「湿布」。
打ち身や打撲で使うということは知っているけれど、肩こりには効き目があるのでしょうか?

今回はそんな「肩こり」と「湿布」に関する疑問について、とことん解説していきます。
湿布選びで悩んでいる方にはぴったりの内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。

そもそも肩こりに湿布は効くの?

普段は打ち身や打撲をしたときに使う湿布。
肩こりに使っても、効果はあるのでしょうか?

結論からお伝えすると、答えは「YES」。
湿布は肩こりで使用しても、痛みを和らげることができます。

ただし、湿布だけで肩こりを完全に解消することは、残念ながら難しいです。
それはなぜかと言うと、肩こりの原因に理由があります。

肩こりの主な原因には、猫背などの悪い姿勢が習慣化してしまうことが挙げられます。
不良姿勢が習慣化してしまうと、重い頭を支えるために首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、筋肉がこり固まってしまうのです。

つまり、湿布で肩こりの痛みを和らげつつ、姿勢を改善してこり固まった筋肉を柔らかくしてあげることが、肩こり改善の近道と言えるのです。

また、湿布には様々な種類がありますが、それぞれに特徴やメリット・デメリット、注意事項などがあります。
ここからは湿布の種類やそれぞれの効果について、詳しく解説していきます。

湿布の種類を知ろう!

市販されている湿布には大きく分けて4つの種類があります。

成分の違いで、「冷湿布」と「温湿布」。
素材の違いで、「パップ剤」と「テープ剤」。
これら4種類の湿布にはそれぞれに特徴があり、効果も異なります。

それぞれの湿布の違いを知ることで肩こり以外の症状にも適した湿布がすぐに選べるようになるので、ぜひ参考にしてお役立てください。

冷湿布と温湿布

まずは冷湿布と温湿布の違いについて簡単に説明していきます。

<冷湿布>

「メントール」や「ハッカ油」といった、冷たさを感じる成分が含まれています。
捻挫や打撲、ぎっくり腰など、筋肉が炎症を起こしている場合や、痛みがある箇所が熱を持っている場合などには、冷湿布を使用するのがオススメです。

デメリットとしては、冷感成分が配合されているため、安静にしているときや寒い場所での利用に注意が必要だということです。
急な冷たさを感じると筋肉が急激に縮こまってしまい、一時的に痛みが増してしまうことがあるのです。

その対策として、冷湿布を温かいペットボトルなどに巻いて少しだけ温めておくと、楽に貼ることができます。ぎっくり腰で冷湿布を使用する際などに、ぜひ試してみてください。

<温湿布>

「トウガラシエキス」や「カプサイシン」という、温かさを感じる成分が配合されています。
背中や肩のこり、慢性的な腰痛など、温めたほうが気持ち良いと感じる症状には温湿布がオススメです。

デメリットは、皮膚のかぶれやかゆみを起こしやすいということです。
温湿布に含まれるドウガラシの成分が肌に刺激を与えてしまうので、肌が弱い方などは使用を控えたほうが良いでしょう。

パップ剤とテープ剤

パップ剤とテープ剤の湿布

次に、パップ剤とテープ剤の違いについて説明します。

<パップ剤>

水分を含む粘着質の層がある湿布を総称してパップ剤と言います。
冷感のあるパップ剤を冷湿布、温感のあるものを温湿布と呼び、どちらも「気持ち良さ」を感じることができるので、効果をはやく実感したいという方にオススメです。

デメリットとしてまず挙げられるのが、剥がれやすいということ。
安静にしているときは問題ありませんが、日常生活などでは関節付近に貼るとすぐに剥がれてしまいます。
独特のにおいがあり、色も白いものが多いので、湿布を貼っていることを周囲に知られたくない方は利用するタイミングに注意が必要です。

<テープ剤>

薄いシート状で、効果としてはパップ剤とほとんど変わりませんが、冷感や温感の成分は含まれていません。
においが抑えられたものが多く、ほとんどの商品が肌色のため、目立ちにくく使いやすいです。

デメリットとしては、剥がしにくいということ。
密着性が高いので、剥がすときに皮膚が一緒に引っ張られ、強い痛みを感じることがあります。
その場合、水で接着面を濡らしながらゆっくり剥がすと、皮膚を痛める心配が少ないのでオススメです。

肩こりにはどんなタイプの湿布がいいの?

ここまで湿布の種類について解説してきましたが、肩こりに効き目のある湿布はどのタイプでしょうか?

いちばんオススメなのは温湿布です。
肩こりを起こしているときの首や肩の筋肉は、常に緊張した状態にあります。
そこで温湿布の温感作用を利用すると、緊張がほぐれ、筋肉をリラックスさせることができるのです。

ただし、肌が弱い方や、温湿布の刺激が苦手な方は無理をせず、冷湿布を利用しましょう。
冷たさを感じる成分が配合されているものの、血行を悪くするほどの冷感があるわけではありません。
先ほども軽くお話しましたが、冷湿布を貼るときの冷たさが気になる方は、湿布を少し温めておくと楽に貼ることができます。

また、職場などでも湿布を貼りたい場合は、目立ちにくく剥がれづらいテープ剤のものがオススメです。

湿布を貼ることで少しでも痛みを和らげることが大切なので、自身がいちばん気持ち良いと感じる湿布を選んで利用しましょう。

妊娠中の肩こりに湿布を貼るのは注意が必要!?

薬用湿布
湿布には、痛みのもとになる成分に直接はたらきかけるタイプのものがあります。
それらの湿布には「非ステロイド抗炎症薬(NSAID)」という成分が含まれていて、この成分が妊娠中の母体や胎児に影響を与える場合があるのです。

非ステロイド抗炎症薬(NSAID)とは具体的に、以下のような成分のことを指します。

  • ロキソプロフェン
  • ジクロフェナク
  • ケトプロフェン
  • インドメタシン
  • フェルビナク

妊娠中の方が非ステロイド抗炎症薬(NSAID)の含まれた湿布を使用すると、血液中に成分が浸透し、やがて胎児の血液にも行き届きます。
そうすると、NSAIDのもつ「血管を収縮する作用」が小さい胎児の身体にはたらいてしまい、胎児の心臓にとても大きな負担をかけてしまうのです。

妊娠中に湿布を使用する際は、これらの非ステロイド抗炎症薬(NSAID)が含まれていないことをよく確認し、不安な場合にはかかりつけの産婦人科医に相談してから利用しましょう。

剥がれにくく効果的な湿布の貼り方のコツ!

肩こり対策のために湿布を貼る場合、パップ剤のものでも剥がれにくくするコツをご紹介します。痛みを和らげる効果を高める貼り方もあるので、一緒に説明していきます。

  1. 首や肩など、湿布を貼る場所が濡れていたら良く拭き取りましょう。
  2. 湿布は角から剥がれていくので、角を丸く切り込みましょう。
  3. 首に貼る場合は湿布の左右に切れ込みを入れることで隙間なく貼れます。
  4. 肩に貼るときは、貼りたい方向と逆向きに首を伸ばすと密着できます。

皮膚を伸ばして湿布を貼ったとき、元の位置に戻すとシワができますよね。
実はこのシワが重要で、湿布がわずかに皮膚を引っ張ることで血管が広がり、とどこおった血液が流れやすくなるのです。
血行が改善することで肩や首のこり固まった筋肉がほぐれ、痛みを和らげることができます。湿布を貼るときは、あえてシワを作ることがポイントなのです。

まとめ

湿布は痛みを和らげる効果があるので、日頃の肩こりケアと並行して利用するのがベストな使い方です。ただし、妊婦さんは湿布の成分に十分注意しましょう。

こちらのサイトでは肩こりの対策方法を他にもたくさんご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。