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columnお悩み解決コラム

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肩こりの症状をお灸で緩和する!お灸の期待できる効果について紹介

鍼灸

公開日:2019.11.6 / 最終更新日:2019.11.27

肩こり解消のお灸

まずはお灸について知ろう

お灸がいったいどのようなものか、詳しくご存知の方は少ないかと思いますので、まずはお灸の基本について解説いたします。

お灸とは?

お灸

東洋医学の考え方では、私たちの体には、経絡(けいらく)というエネルギーの通路のようなものが、全身をくまなく巡っていると言われています。

そして、この経絡を通るエネルギーが停滞してしまうと病気になったり、体調不良になったりすると考えられています。そこで、経絡の途中にあるツボに刺激を与えて症状を改善していこうというのが、鍼灸の考え方なのです。

お灸は、様々な症状に適したツボにもぐさを置いて、温めます。熱でツボを刺激して、自然治癒力や免疫力を高めるのが目的です。

もぐさの原料であるよもぎは、ヨーロッパでは「ハーブの女王」とも呼ばれ、浄血、増血、止血作用など多くの効果が期待されている薬草です。

起源はとても古く、今から2000年以上前に古代中国で生まれたと言い伝えられています。

鍼との違いは?

鍼治療

鍼もお灸も、東洋医学の考え方に基づき、ツボを刺激するということでは同じ。先ほど説明した経絡を通るエネルギー=「気」を動かす道具であるということです。

東洋医学には「正気」と「邪気」という考え方があります。「正気」とは自然治癒力や免疫力など体が本来持っているプラスの力のことを言い、「邪気」は病気のもとや急激な気候の変化など、体に悪影響を与えるもののことを言います。

鍼は「正気」を集めて「邪気」を取り除くために用い、お灸は弱っている正気を活性化させるために用いるとされているのです。

とはいえ、なかには「鍼が苦手」「非常に刺激に敏感」という方もいるかもしれません。そのような方は、鍼より刺激の優しい、お灸の方がおすすめです。

お灸で肩こりの症状が和らぐ?

体調スッキリの女性
では、お灸をすることで体にはどのような変化があるのでしょうか。またそれは肩こりへの効果が期待できるのか、解説していきます。

お灸でできること

  • 自律神経の働きをコントロール
    頭痛や肩こり、不眠といった症状が現れるのは、自律神経の乱れが原因でもあります。そこで東洋医学の考えでもある、エネルギーの乱れの改善、つまりここでは「自律神経の乱れ」を整えるために、お灸でツボを刺激するのです。
  • 血液循環を良くする
    ツボを温めることにより、血管が収縮したり拡張したりして、血の流れが調整されます。血行が良くなると、こりの症状が緩和されます。また、血流が良くなると、疲労物質の排出や、酵素・栄養分の補給も促進されるので、体全体の調子が整うことにつながるのです。それだけでなく、局所の充血や貧血が調整されるようになり、炎症を抑える効果も期待できるでしょう。
  • 鎮痛、リラックス効果
    もぐさの成分の中にシオネールという精油成分がありますが、この成分に消毒、消臭効果とともに鎮痛作用があるとされています。お灸をすることで、この成分が皮膚から浸透し、痛みの緩和につながります。また、もぐさを熱する際にでる煙の香りは、さわやかですっきりとしているため、アロマのようなリラックス効果が期待されています。

つらい肩こりの症状改善にも効果が期待できる

お灸には、血流改善や自律神経のバランスを整えるなどの効果が期待されていることがお分かりいただけたと思います。お灸によって肩こり改善を目指す場合、以下のようなツボに刺激を与えていきます。

  • 肩井(けんせい)
    肩の中央で最も筋肉がもり上がったところで、肩こりの影響がもっとも感じられるツボ。
  • 曲垣(きょくえん)
    左右の肩甲骨上骨の真下で、肩甲棘(けんこうきょく:肩の甲に横たわっている太い骨)の上部。
  • 膏肓(こうこう)
    膏肓とは、心臓の真裏あたりに位置するツボ。
  • 肩髃う(けんぐう)
    腕を真横に上げるとできる肩先前のくぼみ。

このようなツボを、お灸を使って温めます。経絡はそれぞれの体の部位に関連した一連の流れがあります。そのため、患部から離れた位置にあるツボを刺激することで効果が出る場合もあるのです。上記のツボの他にも、肩こりに効くツボが腕や足にも存在します。

お灸をするときに気になること

整骨院と整形外科の違いを考える女性
お灸が初めてだと、火を使うこともあり、安全面などに不安を感じる方がいらっしゃるのは当然です。よく聞かれる質問についてお答えいたします。

お灸をしているときは熱くないのか

昔は、いたずらをすると「お灸をすえられるぞ!」などと怒られたもので、熱くて痛い、というイメージがついてしまっています。

しかし今は、様々なお灸が開発されたり、施術の方法も変化したりして、昔のように刺激の強いお灸はほとんどありません。

とはいえ、もぐさを熱してツボを温めるので、お灸の種類や症状によっては、一瞬チクリと熱さを感じるという方もおり、個人差があります。

お灸には様々な種類があり、患部や症状の度合いによって使い分けます。直接皮膚に当たらない間接灸というお灸もあります。
当院、ぷらす鍼灸整骨院であれば、経験豊かな鍼灸師が「痛みを伴うほどの熱さ」を感じる前にお灸をとりはずしますので、痛みに関して心配せずに安心して施術を受けることができるでしょう。

お灸の痕が残ってしまわないか

実際にお灸を見ていただければ分かるのですが、お灸はとても小さく、熱する部分は米粒程度の大きさしかありません。

また、灸点紙(きゅうてんし)と呼ばれる銀紙のようなものの上で熱したり、また間接灸などを使う場合は、皮膚に直接触れなかったりするため、痕が残ることはほとんどありません。

お灸で肩こりの痛みを和らげるならぷらす鍼灸整骨院へ

鍼灸

ぷらす鍼灸整骨院は、その名前のとおり、鍼、灸、どちらの施術も対応可能です。マッサージなど整骨院としての側面が強いと思われがちですが、鍼と灸という東洋医学に基づいた施術もお任せください。

本日解説したように、お灸はツボを温めることで、自律神経のバランスを整えたり、血流を良くしたりなど、肩こりには大きな効果が期待できます。

特に慢性的なこりにお悩みの方で、「マッサージをやっても根本解決にならない」、という方は、一度お灸を試してみられると良いでしょう。長年にわたって蓄積されたこりは、一時的なマッサージを用いて短期間で改善することはなかなか難しいことです。

あまりにひどいこりの場合は、患部の筋肉を直接ほぐしてこりを解消させようとすると、かえって筋肉を痛めてしまう場合もあり、限界があるのです。こういうケースでは、ツボの刺激により血流や自律神経を調整していくことが有効と考えます。

お灸であれば、直接肩にアプローチするだけではなく、別の場所にある肩に効くツボを刺激することで、間接的に肩こりの改善を目指すということもできるのです。

ぷらす鍼灸整骨院では、事前のヒアリングを大切にしており、患者様の症状に合わせて施術をさせていただきます。肩こり以外にも、日頃違和感のある体の部位はないか、どんな姿勢で過ごすことが多いか、など丁寧にお聞きし、施術に活かすよう心がけております。

まとめ

今回はお灸の基本から効果、よくある不安の声などをご紹介しましたが、お分かりいただけたでしょうか。お灸は2000年以上も前に発祥したと言われる歴史ある施術方法です。

今までいろんな肩こり解消法を試してみたけれど、なかなか改善しないという方は、一度お灸を体験されてみてはいかがでしょうか。

慢性的な肩こりは、姿勢の改善などの他にも、根本的な体質改善が必要かもしれません。その際はどうぞぷらす鍼灸整骨院におまかせください。

     

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