columnお悩み解決コラム
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公開日:2019.8.20 / 最終更新日:2019.8.20
「夏バテ」という言葉を聞いて、皆さんはどんな症状を思い浮かべますか?
「疲れが抜けない」「頭がぼんやりとする」などなど……
ひとことで夏バテと言っても、その症状はさまざま。
今回は、意外と見落としがちな夏バテの症状とその原因、対策方法を詳しく解説していきます!
ご自身で夏バテ度を確認できるチェックリストも用意したので、ご家族の方などにも紹介して、夏バテの予防・対策にぜひ役立ててくださいね。
夏の暑さと湿気により、さまざまな体調不良を引き起こす「夏バテ」。
その症状は多岐にわたりますが、ここでは代表的なものを5つご紹介します。
生活習慣は変わらないはずなのに、夏は特に疲れやすく、すぐに息が上がってしまう。
仕事や家事の疲れが、いつまでも残る。
このような疲労感は、夏バテの代表的な症状の1つです。
その原因として、質の悪い睡眠や、屋外と室内の温度差による自律神経の乱れなどが挙げられます。
夏場の疲労感を放置していると次第に全身のだるさや症状の悪化につながってしまうため、まだ症状が軽いうちからしっかりと解決することが重要となります。
たくさん身体を動かしたわけでもないのに、なんとなくだるい。
身体が重く、何に対しても無気力な状態が続く。
こうした漠然とした倦怠感は、深刻な夏バテの症状として挙げられます。
だるさを感じる前には「ちょっとした疲労感」や「食欲不振」などの初期症状が表れる場合が多いので、そういったサインを見逃さずにしっかりと対策しましょう。
暑くて食欲がわかない。
めん類や冷たくてさっぱりとした食べ物だけで、食事を済ませてしまう。
食欲の低下は、栄養不足を引き起こし、身体の不調に直結します。
アイスクリームやそうめん、清涼飲料水など、夏は気付かないうちに糖分をとりすぎてしまいがち。
しかし、糖分をエネルギーに変えるための栄養素を一緒にとらないと、結果として食欲がわかず、食欲不振におちいってしまうのです。
連日の熱帯夜などで寝苦しい夜が続くと、睡眠時間が不規則になり、睡眠の質も低下します。
夏場の睡眠不足はいつまでも抜けない疲労感や代謝の悪化を招き、身体が暑さに対応するための機能の低下も引き起こしてしまうので、かなり注意が必要です。
また、就寝中の暑さ対策としてエアコンを頼ってお休みする方も多いと思いますが、過剰に冷えた部屋で眠ることは、かえって身体に悪影響。
しっかり眠ったつもりでも、疲労感が増してしまっているということは少なくありません。
エアコンや寝具などを工夫して、快適に眠れるような対策が必要です。
暑さに対抗するため、私たちの身体は想像以上にエネルギーを消費します。
「普段通りの生活を心がけているつもりでも、いつの間にか体重が減っていた」
このような症状に覚えのある方も、多いのではないでしょうか?
「痩せる」ということは一見、良いことのように思えますよね。
しかし、無意識のうちに痩せたということには、かなりの注意が必要です。
夏に見られる体重の減少は、栄養や水分の不足を表している場合が多くあります。
放っておくと深刻な夏バテの症状を引き起こしてしまう可能性もあるので、体重が2日連続で減り続けている場合などは食事の内容や量、水分の摂取量などを見直した方が良いでしょう。
夏バテによる睡眠不足や食生活の乱れが続くと次第に身体の免疫力が低下し、ウイルスに感染して「夏風邪」を発症してしまう場合があります。
夏にのどの痛みや頭痛、腹痛などの症状が表れた場合は、夏風邪を疑ったほうが良いでしょう。
下痢による脱水症状は、夏場は特に危険が伴います。
最悪の場合、全身が思うように動かなくなり、生命の危機にさらされてしまうことも。
深刻化してしまう前に、医療機関へ受診することをおすすめします。
夏は自覚がなくても疲れがたまっていることが多いので、気が付かないうちに「夏バテ予備軍」になっていた!なんてことも。
自身の夏バテ度を、この機会にチェックしてみましょう。
□夏は特に疲れがたまりやすい
□普段から運動不足気味である
□入浴はシャワーだけで済ませている
□涼しい室内から外に出ると、めまいや立ちくらみがする
□休日は出掛ける気力がなく、家でだらだらと過ごしている
□暑くてもあまり汗をかかない
□食が進まず、あっさりとしたものばかりを食べている
□テレビやゲーム、読書などで夜ふかしすることが多い
□寝苦しいせいで、寝不足が続いている
□心当たりが無いのに、体重が減ってきた
チェックが6~10個:夏バテの可能性大!すぐに対策しましょう。
チェックが3~5個:自覚が無いかもしれませんが、夏バテ予備軍です。油断禁物!
チェックが0~2個:夏バテの心配はなさそうですが、印のついた項目には早めに対策を。
エアコンが普及している現代、夏バテの原因は、一昔前と異なりかなり複雑化しています。
「今どき」の夏バテの原因を知って、適切な対策を立てましょう。
皆さんは1日あたり、どのくらいの水分を補給していますか?
汗をかいているつもりはなくても、私たちの身体は寝ている間の汗や吐く息、尿などからたくさんの水分を排出しています。
そのため、失われた水分を適切に補給しないと、気付かないうちに身体が脱水症状を起こし、夏バテへとつながってしまうのです。
脱水により汗が止まってしまうと、体温を調節する機能が弱まり、症状をさらに重くしてしまいます。
暑くなるとどうしても、冷たい飲み物や食べ物が恋しくなってきますよね。
しかし、冷えたものを多くとることで胃腸の調子が悪くなってしまい、消化不良の状態におちいってしまいます。
その結果食欲が低下し、食事そのものがおっくうになったり、あっさりとした食事を好むようになってしまうのです。
その結果、暑さを乗り切るために必要な栄養素が不足し、夏バテの原因となります。
自律神経の乱れこそ、「今どき」の夏バテを複雑化させている一番の原因です。
エアコンにより過剰に冷却された室内と比較して、連日猛暑が続く屋外。
この温度差の中を何度も行き来することで、体温を調節する自律神経が乱れ、夏バテによる疲れやだるさの原因となってしまうのです。
さらに近年の厳しい残暑の影響で、夏場の自律神経の乱れは回復しづらい傾向にあります。
体調が大きくくずれてしまう前に、しっかりと対策することが重要です。
熱帯夜などの影響により寝苦しい夜が続くと、すぐに寝付くことができずに寝不足になってしまいます。
だからと言ってエアコンで部屋を冷やしすぎてしまうと、しっかり眠ったつもりでも睡眠の質が悪くなり、かえって疲れが残ってしまうという結果に。
夏場の寝不足や睡眠の質の低下は夏バテに直結してしまうので、かなりの注意が必要です。
夏バテの症状や原因について解説してきましたが、では一体どうすれば、夏バテの予防や対策ができるのでしょうか?
ここからは夏バテの対策方法についてご紹介していきます。
夏バテの対策としてまず重要なのが、「自律神経の改善」です。
毎朝決まった時間に朝日を浴びて、夜は遅くまで夜ふかしせずに眠る。
意外と見落としがちですが、生活習慣を整えることは夏バテによって乱れた自律神経を整えることにもつながるのです。
生活習慣と自律神経の改善については詳しく解説した記事を用意しましたので、ぜひそちらも参考にしてください。
たくさんのエネルギーを消費する夏は、栄養バランスの整った食事をとることが夏バテの予防や対策につながります。
また、朝食をしっかりと食べて1日をスタートさせるのも、夏バテ対策としてはかなり重要。
こちらのサイトには夏にオススメの食事内容などについて説明した記事もあるので、ぜひ役立てて、しっかりと夏バテを対策しましょう!
いかがでしたか?
今回は、意外と見落としがちな夏バテの原因や症状、対策方法について紹介してみました。
夏バテが悪化してしまうと、治りづらい「夏風邪」にかかってしまうこともあります。
深刻化してしまう前にしっかりと夏バテの原因を見直して、場合によっては医療機関を受診するなど、しっかりと対処していきましょう。
定期的に夏バテ度をチェックしながら、予防や対策に役立ててくださいね。
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