columnお悩み解決コラム
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公開日:2019.6.11 / 最終更新日:2021.3.26
同じ体重の人と比べて、自分だけ下半身が太いのはなぜ?と不思議に思ったことはありませんか?
一見無関係に思える反り腰と下半身太りですが、実は密接な関係があります。
反り腰が下半身太りの原因になってしまう仕組みや、反り腰を改善するための具体的なエクササイズ方法、正しい歩き方を紹介していきます。
お尻や太もものタイプ診断もありますので、下半身太り改善にお役立てください!
目次
反り腰とは骨盤が前に傾き、本来は緩やかに反っている腰部分の骨が通常よりも大きく反り返ってしまっている不良姿勢のことです。
この反り腰がお尻や太もも、ふくらはぎなど下半身太りの原因になることをご存知でしょうか?
まずはそれぞれの部位について、反り腰が原因となって太ってしまう仕組みを紹介します。
骨盤が前傾(反り腰)するとお尻が大きく外に突き出す「出っ尻」状態になってしまい、横から見た時にかなりのボリューム感がでてしまいます。
さらに骨盤が前に傾くと、座骨が連動して横に広がります。
この座骨の横への広がりがお尻に横のボリューム感もだしてしまうのです。
反り腰になると本来あるべき重心が崩れてしまい、つま先寄り重心になります。
少し大げさにつま先重心で立ってみるとわかりやすいですが、ふくらはぎで体重を支えることになりますよね。
この状態が続くと、ふくらはぎは筋肉太りでパンパンの状態になります。
さらに体はこの状態でまっすぐ立つためにバランスをとろうとするので、太ももが前に張り出します。
張り出した太ももには老廃物が蓄積しやすく、リンパ液の流れも悪くなるので浮腫み(むくみ)やすい上に脂肪もつきやすくなってしまうのです。
下半身ではないですが、反り腰になるとボディーラインが大きく崩れてしまう部位がお腹です。
骨盤が前傾することで、お腹が前方にポッコリと張り出してしまいます。
また反り腰は下半身や腰で体重を支える姿勢なので、お腹の筋肉がほとんど使われずにぷよぷよのお腹になってしまうのです。
実は一口に下半身太りといっても、太り方には色々なタイプがあります。
ご自身の体を見直すことがダイエットの第一歩です。
あなたの太ももはどのタイプかチェックしてみましょう。
元々スポーツや運動をしていて筋肉質な方に多いのが筋肉太りタイプ。
筋肉の上に脂肪がついてしまいボリュームがでているのが特徴です。
反り腰であったり普段ハイヒールを履く機会が多かったりと、前のめりな重心のバランスを取るために太ももやふくらはぎの筋肉を使うのが習慣になってしまっている方も、筋肉太りの可能性が高いです。
筋肉太りタイプのセルフチェック
運動不足やカロリーの摂りすぎで太ももに脂肪がついてしまった方に多いのが脂肪太りタイプ。
筋肉がほとんどなく、触ったときにプニプニと柔らかいのが特徴です。またこのタイプは太ももだけではなく、膝(ひざ)のまわりにも余分なお肉がつきやすいので合わせてチェックしてみてください。
脂肪太りタイプのセルフチェック
女性に特に多いとされるのがむくみによる水太りタイプ
ホルモンバランスの乱れや、冷え性、血行不良、運動不足、睡眠不足、代謝の低下、塩分の過剰な摂取、同じ姿勢を長時間とりつづけるなどの原因で余分な水分や老廃物、脂肪が蓄積してむくみとなり脚が太くなるタイプです。
水太りタイプのセルフチェック
太ももと同様にお尻にも太り方のタイプがあります。
ここでは4種類のタイプを紹介しますが、複数のタイプが複合している方も多いです。
なかなか自分で見る機会のないお尻ですので、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
横から見た時に、お尻が突き出してしまっているのが反り腰出っ尻タイプです。
骨盤が前傾(反り腰)すると、骨盤の下部は後方へ突き出てしまいますよね。
お尻だけではなくお腹も前に張り出してしまうので、周りから実際の体型よりも太って見られてしまいます。
ぺったんこ扁平尻は横からみたときに、メリハリがなく平坦になってしまっているのが特徴です。
原因は反り腰出っ尻と真逆で、骨盤が後ろに傾いていること。骨盤が後傾することでお尻が引っ込んでしまい、凹凸のないぺったんこなボディラインになってしまいます。
お尻の筋力が低下し、垂れ下がってしまっているのが筋肉たれ尻タイプです。
運動不足や姿勢の悪さなどの生活習慣の乱れが原因になります。
デスクワーク中心で普段座っている時間の長い方や猫背の方はお尻の筋肉をうまく使えず、筋肉たれ尻になりやすいです。
後ろから見た時に、お尻が四角く見えるのがこの「四角尻」タイプ。
腰の周りと太ももの付け根についた余計な脂肪によってくびれのメリハリがなく、男性的な体のシルエットになってしまいます。
食べ過ぎや運動不足などの生活習慣の乱れが主な原因です。
反り腰を改善するためには、凝り固まってしまった筋肉をほぐすことと、正しい姿勢を維持するための筋力をアップさせることの両方が必要です。
ご自宅で簡単にしていただけるストレッチとトレーニングをご紹介しますので、今日から実践してみてください。
反り腰の方は腰回りと前ももの筋肉がガチガチに凝り固まっており、腰を反った姿勢が一番楽に感じてしまいがちに。
まずは凝り固まった筋肉をほぐすことが大切です。
腰回りと前ももの筋肉を効率的にほぐすことのできるストレッチをそれぞれご紹介していきます。
お風呂上がりなどの筋肉が柔らかくなっているときに試してみてくださいね。
腰回りストレッチ
反り腰の人は腰回りの筋肉が凝り固まってしまっているのでほぐしてあげることが必要です
前ももストレッチ
反り腰になると太ももが前に張り出し、前ももの筋肉が硬くなるのでストレッチでほぐしましょう。
一時的に反り腰が改善されたとしても、姿勢維持のための筋肉が十分でないと何度も再発を繰り返すことに。
そこで、正しい姿勢を維持するために必要な体幹の筋肉を鍛えるための簡単トレーニングを紹介します。テレビを見ながらなど、隙間の時間に是非やってみてください。
体幹強化ストレッチ
下半身の余分な脂肪を落とすためには有酸素運動が効果的です。なかでもウォーキングは怪我のリスクも少ないので、気軽に生活の中に取り入れることができますよね。
正しい歩き方の一番のポイントは「骨盤を立てる(骨盤を正しい位置に置く)」ことです。
【骨盤を立てる正しい歩き方】
厚生労働省によると、健康のために私たちが目標とすべき1日の歩数は約8000歩。(出典:健康日本21(身体活動・運動 )
正しい姿勢を意識しながら歩くことでインナーマッスルが鍛えられ反り腰や猫背の改善にも繋がるので、時間だけを目安になんとなく歩くだけでは非常にもったいないのです。
今回ご紹介した歩き方は本格的なウォーキングを行う時だけではなく、毎日の通勤や普段の外出の際にも実践していただけるものです。是非普段の生活に取り入れてみてくださいね。
ストレッチやウォーキングを試してみたけど、どうも続かないという方もいらっしゃますよね。
育児や仕事、家事をしながらのダイエットは意志が強い人でもなかなか続けられないものです。
そんな時は専門家による「骨盤矯正」を受けてみると、グッと下半身太り改善が楽になりますよ。
私たちぷらす鍼灸整骨院では、定期的な技術チェックをクリアした国家資格者が骨盤矯正を行わせていただいております。
骨盤矯正で綺麗なボディーラインを目指したい方はお気軽にご相談くださいね。
反り腰が下半身太りの原因になってしまう仕組みや反り腰を改善するためのストレッチ、トレーニングをご紹介しました。
太ももとお尻のタイプ別診断も紹介しています。特にお尻は普段自分の目で見る機会が少ない部位ですので、ぜひこの機会にご自身の体型把握にご活用ください。
反り腰を改善して下半身を細くするためのストレッチエクササイズは、毎日の継続が大切です。
専門家に相談したいときはお気軽にお近くのぷらす鍼灸整骨院にご相談ください。
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