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花粉症や鼻炎が整骨院で改善する?自分でできる対処法も紹介します!

鼻炎

公開日:2020.1.28 / 最終更新日:2020.12.30

鼻炎の女性

もはや日本人の国民病ともいえる花粉症。しかし花粉症の季節ではないのになぜか鼻炎が出るという方も多いのではないでしょうか。

実は、鼻炎にはいくつかのタイプがあります。

今回は、花粉症や鼻炎にの種類や治療法ついて解説するとともに、自分でできる花粉症や鼻炎への対処法も紹介します。

免疫力の低下が気になるという方は以下の記事も参考にしてくださいね。

鼻炎の種類について

花粉症や鼻炎がなぜ整骨院で改善できるのかを紹介する前に、まずは鼻炎の種類を知っておきましょう。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、アレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)に身体が過剰に反応することで、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、目の充血、皮膚のかゆみなどを起こすタイプの鼻炎です。

風邪をひいたときと比べ、鼻水が文字通り水のようにサラサラとしています。

代表的なアレルギー性鼻炎が花粉症です。

ウイルス性鼻炎

ウイルス性鼻炎は簡単言うと、風邪にともなう鼻炎のことです。風邪のことを医学的には「かぜ症候群」と呼んでおり、その原因の9割がウイルスによってもたらされます。

冬になると流行するインフルエンザも風邪の一種です。その他のウイルスとしては、コロナウイルスやライノウイルス、RSウイルス、アデノウィルスなどがよく知られています。

血管運動神経性鼻炎

あまり耳なじみのない血管運動神経性鼻炎ですが、花粉症などアレルギー性鼻炎と同様、くしゃみや鼻水、鼻詰まりといった症状が現れます。

花粉症のように鼻炎を起こす原因がはっきりとしていませんが、肉体的・精神的ストレスからくる自律神経のバランスの乱れが、発症のきっかけになるのではないかとも考えられています。

通年性鼻アレルギー

通年性鼻アレルギーはその名の通り、一年中見られるタイプの鼻炎です。

主な原因としてはダニの死骸ハウスダストペットの毛など季節性のないものがあげられています。

花粉症や鼻炎の病院での治療法


花粉症や鼻炎を発症した場合、耳鼻科や専門のクリニックでは、主に以下のような治療がおこなわれています。

投薬治療

花粉症や鼻炎の代表的な治療法が投薬治療です。抗炎症薬によって粘膜の炎症を鎮めたり、アレルゲンによる粘膜の刺激を抑えたりします。

風邪薬には、風邪による「諸症状の緩和」と書かれているはずです。
つまり、風邪薬はウイルスを撃退するためのものではなく、熱や痛み、鼻水といった症状を抑えるためのものなのです。

インフルエンザも同様で、インフルエンザを治すのではなく、ウイルスのこれ以上の増殖を抑える目的で治療薬が用いられています。

そのため、身体の免疫力が重要となってきます。整骨院で花粉症や鼻炎が改善できるのも、そこにヒントがあります。

レーザー治療

花粉症や鼻炎の症状を抑えるために、レーザー治療がおこなわれることもあります。レーザーで鼻の粘膜を焼くことで、アレルギー反応を起こりにくくします。効果の持続期間に関しては個人差があり、半年しかもたない人もいれば、2年から3年もつ人もいるということです。

アレルゲン免疫療法

アレルゲン免疫療法は、簡単に言うとアレルゲンに身体を慣れさせる治療法です。少量のアレルゲンを長期にわたって体内に取り入れることで、アレルギー反応の出ない身体を手に入れることが目的です。

自律神経と花粉症や鼻炎との関係について

花粉症や鼻炎には、自律神経のバランスも関わっていると考えられています。

では、自律神経のバランスがどうなると、花粉症や鼻炎が出やすくなるのでしょう。

自律神経とは?

自律神経とは、交感神経副交感神経の2つから成っており、私たちの生命活動を勝手に(自律的に)支えてくれています。

寒暖差に合わせて体温を調節できるのも、食べたものを消化・吸収できるのも自律神経の働きがあるからなのです。

日本の成人には交感神経優位型が多い

交感神経と副交感神経の関係は、よく車のアクセルとブレーキの関係にたとえられます。

日中はアクセルを踏んで(交感神経を優位にして)活動的になり、夜間にはブレーキを踏んで(副交感神経を優位にして)身体を休めるというわけです。

また、日本人は欧米人と比べ、交感神経優位型(緊張型・ストレス型)などと言われます。

自律神経の乱れと身体の不調については以下のページでもわかりやすく紹介しています。

ぷらす鍼灸整骨院での花粉症や鼻炎の改善法

整骨院の先生

ぷらす鍼灸整骨院で施術を受けられた人の中には、「次のシーズンの花粉症が楽になった」「鼻炎の薬を飲まなくてよくなった」という方が多くいらっしゃいます。

薬が苦手な方には、ぷらす鍼灸整骨院での施術がおすすめですよ。

骨盤調整

骨盤周囲には副交感神経の支配領域があります。そのため、骨盤周囲の筋肉が緊張することで、副交感神経が働きにくくなり、交感神経優位状態になってしまうのです。

大人の場合、交感神経が優位になると花粉症や鼻炎が出やすくなるので、骨盤調整をおこなって筋緊張を緩和することで、花粉症や鼻炎を予防する効果が期待できます。

そもそも花粉やハウスダストは1年中飛び回っており、たまたま自律神経のバランスが乱れやすい時期に、アレルギー症状が出るというわけです。

薬を飲めばその場は楽になりますが、アレルゲンに反応する自分の身体をなんとかしないと、毎年のようにアレルギー症状を発症することとなります。

鍼灸

鍼灸でツボを刺激することで、つらい花粉症や鼻炎の症状を緩和することが期待できます。

また、鍼灸施術は自律神経の乱れを整えることも得意としており、花粉症・鼻炎予防としての効果も期待できます。

自分でできる花粉症や鼻炎の予防法

花粉症や鼻炎の本当の原因は花粉やハウスダストではなく、それらに過敏に反応する自分の身体ともいえます。

そのため、アレルゲンを遠ざけるだけでなく、体質を改善することも重要です。

ここでは、花粉症や鼻炎を予防するために気をつけたい日常生活でのポイントをご紹介します。

部屋をきれいに掃除する

通年性鼻アレルギーがある方は、部屋をきれいに掃除して、鼻炎の原因となるダニの死骸やハウスダスト、ペットの毛などを除去しましょう。

家に入る前に花粉を払う

花粉症の時期に外を歩いていると、知らないうちに衣服に花粉が付着してしまいます。

そのため、家に入る前に衣服を払い、花粉を落とすようにしましょう。

洗濯物を外に干さない

花粉症の時期に洗濯物を外に干していると、お日様もたっぷり浴びますが、花粉もたくさん付着してしまいます。

花粉の季節には洗濯物を浴室乾燥にするなど、工夫するとよいでしょう。

子供は外で遊ばせる

子供のアレルギーは、副交感神経が優位になりすぎることで起こっている可能性があります。

寒いからと部屋で閉じこもっておらずに、積極的に外で遊ばせましょう。

その結果、ウイルスなどに強い身体を手に入れることも期待できます。

外出時はマスクをする

花粉症の季節には外出にマスクをし、花粉を吸収しないよう気を付けましょう。

また、部屋の掃除をする時にもマスクをし、ハウスダストなどを吸い込まないようにしましょう。

良質の睡眠をとり疲労を回復させる

花粉症や鼻炎は、自律神経のバランスの乱れによって発症リスクが増大します。

そうならないためにも、普段から良質の睡眠をとって疲労を回復させ、自律神経のバランスを整えることが重要です。

まとめ

花粉症や鼻炎を発症すると、薬を飲んで症状を抑えるのが一般的です。

しかし花粉症や鼻炎の本当の原因は、アレルゲンに反応してしまう自分の身体にあります。

ぷらす鍼灸整骨院では、骨盤調整や鍼灸など様々な方法を駆使して、花粉症や鼻炎になりにくい身体づくりのサポートをおこなっています。

できるだけ薬に頼りたくない、体質の改善を目指したいという方は是非一度、ご相談いただけますと幸いです。

季節の変わり目の寒暖差疲労を感じている方は以下のページもご覧くださいね。

この記事を監修してくれた先生

小堀 幸太郎先生

小堀クリニック院長・内科医。
病気を単に治すだけにとどまらず、患者さまの生活環境や状況、その背景までも踏まえて「どうすれば快適な生活を送ることができるか」の視点から地域医療へ貢献し続けている。

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