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突き指や骨折の見分け方!適切な施術で後遺症を回避しよう!

突き指

公開日:2021.3.19 / 最終更新日:2021.3.24


バレーボールやバスケットボールをしていると突き指することは珍しくありませんが、なかなか治らないと思っていたら、実は骨折していたというケースもあります。

では、突き指と骨折はどのようにして見分ければよいのでしょうか。こちらのページでは、突き指と骨折の見分け方や、ケガをした際の応急処置について専門家が分かりやすく解説しています。

こちらの記事では突き指の治し方について詳しく紹介しています。併せてご覧になってみてください。

「突き指 治し方に誘導」

①突き指と骨折の見分け方

  • 突き指か骨折かを判断するにはまず痛みや腫れの程度をみる
  • 指が通常ではありえない方向へ曲がっていないかチェックする
  • 耐えがたいほどの痛みがないかどうかを確認する
  • 少しでも判断に困ったら専門家に相談する

痛みや腫れの程度をみる

突き指か骨折かを見分ける1つのポイントが、痛みや腫れの程度を確認するということです。突き指も痛みことは痛いのですが、骨折している場合、少し動かしただけでも激痛が走ったり、尋常ではないくらい腫れ上がったりします。

不安を覚えるくらいの痛みや腫れがある場合、骨折を疑って対処しましょう。

指がおかしな方向へ曲がっていないかみる

突き指か骨折かを見分ける際、指がおかしな方向へと曲がっていないかどうか確認してみましょう。骨折している場合、通常では曲がらない方向へ指が曲がるケースもあります。

通常なら指はまっすぐに曲がるものですが、横に曲がってしまっているような場合、骨折している疑いがあります

指がおかしな方向に曲がっていても自分では戻さないようにしましょう。

耐えがたいほどの痛みがあるかどうか確認する

突き指をしたときにも痛みがみられるものですが、いつまでたっても痛みが引かない場合や、どんどん痛みが増してくるような場合、骨折を疑って対処しましょう。

一般的な突き指の場合、動かしたときの痛みは残りやすいですが、安静にしていると痛みが落ち着いてくるものです。

安静にしていても痛かったり、痛くて寝られないような場合、骨折を疑う必要があります。

自己判断は厳禁!迷ったら専門家に相談する!

ここまで突き指と骨折の簡単な見分け方について紹介しましたが、自己判断で放置することは厳禁です。仮に骨折であれば早急に治療する必要がありますし、突き指と思っていたら骨折だったというケースも珍しくありません。

すぐには病院へいけないという時は、整骨院でみてもらうこともおすすめします。整骨院では突き指に対する施術が健康保険を利用して受けられますし、骨折の場合であっても応急処置を受けることが可能です。

ケガをしたらすぐに整骨院に相談することもおすすめです。

こちらのページでは、突き指をした際の対処法について詳しく解説しています。併せてご覧になってみてください。

②突き指・骨折の疑いがあるときはぷらす鍼灸整骨院にお任せください

  • 突き指・骨折の疑いがある時にはぷらす鍼灸整骨院にご相談ください
  • 症状によっては病院の紹介もおこなっています
  • 骨折が疑われる場合は固定もおこなっています

明らかに骨があらぬ方向に曲がっているような場合はともかく、突き指か骨折かの判断がつかないような場合、お気軽にぷらす鍼灸整骨院までご相談ください。

骨折が疑われる場合には応急処置をおこない、医療機関のご紹介をおこなっています。突き指の場合はすぐに施術を開始することが可能です。

自己判断で放置することだけは厳禁です!

③突き指や骨折が疑われる場合の対応ガイド

  • 突き指・骨折の疑いがある時にはまず応急処置をおこなう
  • 応急処置をしたら医療機関で検査してもらう
  • 整骨院では突き指・骨折の後療法も受けられる

応急処置を施す

突き指や骨折が疑われる場合、はじめに応急処置を施すことが肝心です。応急処置を施すことによって痛みを緩和させたり、ケガからの回復を早めたりすることが期待できます。

突き指が疑われる場合は患部をアイシングし、男性包帯などで圧迫するRICE処置をおこなうことが一般的です。骨折が疑われる場合は添え木などで固定するとよいでしょう。

自分で応急処置ができない場合は、整骨院でもしてもらえるので近くの整骨院を受診しましょう。

病院や整形外科を受診する

突き指や骨折が疑われる場所に対する応急処置を施したら、速やかに病院や整形外科を受診しましょう。病院や整形外科ではレントゲンなどの画像診断をおこない、骨に異常がないか検査してもらえます。

原因を特定することで早期回復が期待できます。

必要があれば固定する

患部の動揺によって激しい痛みが生じるような場合は、添え木などで固定するとよいでしょう。適当な材料がない場合は、割りばしなどで固定するのも一つの手です。

ただし、病院などですぐにみてもらえるよう、テープなどでぐるぐる巻きにするようなことは避けましょう。

整骨院で後療法を受ける

後療法とは、患部の回復を早めるための施術全般を意味します。例えば、骨折をした場合であっても、骨折部位以外を動かすことで、患部の回復を早めることが可能です。

症状によっては病院もご紹介していますのでご安心ください

突き指の具体的な治し方については「突き指 治し方」の記事で詳しく紹介しています。

④突き指と骨折の定義について

  • 突き指とは指に強い力が加わることや、それにともなうケガのことを意味する
  • 骨折は骨の連続性が断たれることを意味する
  • いわゆるヒビも骨折の一種である

突き指とは

突き指はその名の通り、指に対して強い力が加わることを意味します。一般的にはそれにともなうケガのことを突き指と呼んでいます。

通常は手の指にみられるケガのことを突き指と呼んでいます。

骨折とは

骨折は専門的に言うと、骨の連続性が断たれるケガのことを意味します。その意味では、いわゆるヒビも骨折の一種に分類されます。

ヒビのことを不全骨折と呼ぶケースもあります。

⑤突き指にともなう代表的なケガ

  • 突き指にともなう代表的なケガがマレットフィンガー
  • 突き指にともなって剥離骨折することも珍しくない
  • 骨折だけでなく脱臼を起こす可能性もある

マレットフィンガー

突き指にともなうケガにはいろいろな種類がありますが、もっともポピュラーなものがマレットフィンガーです。

マレットフィンガーは腱性槌指(けんせいつちゆび)とも呼ばれるケガで、末節骨(指の第一関節から先の部分)で腱が断裂し、指先を伸ばせなくなることが特徴です。

6週間程度固定することで回復が期待できます。手術をするようなことは稀です。

剥離骨折

突き指にともなって、剥離骨折を起こすこともあります。骨性槌指(こつせいつちゆび)といって腱が付着している部分の骨が剥がれ、やはり第一関節を伸ばせなくなることが特徴です。

いわゆる骨折なので金属で固定する手術がおこなわれます。

中節骨骨折

中節骨は指の第一関節と第二関節の間にある骨で、外力が加わることで骨折を起こし、手の甲側にズレるのが特徴です。

中節骨骨折を起こした場合、整復したのちに骨の接合をおこなうのが一般的です。

PIP関節脱臼骨折

突き指の中でも重症例なのがPIP関節脱臼骨折です。指の第二関節の部分で脱臼と剥離骨折が同時に起こり、治療も難しいのが特徴です。

治療が遅れると後遺症のリスクが高くなるので、すぐに治療を受けることが重要です。

まとめ

突き指というと軽いけがだと考えられがちですが、中には後遺症をともなうほどの重症例も潜んでいます。そのため、突き指や骨折が疑われる場合、速やかに医療機関や整骨院でみてもらうことが重要です。

ぷらす鍼灸整骨院では健康保険を利用して突き指に対する施術が受けられますし、骨折に対する応急処置もおこなっています。運動中や日常生活で指をケガしたら、すぐに当院までご相談くださいね。

早期の施術で早期回復が期待できますよ。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

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