PageTop
大阪・東京・横浜・神戸・広島のぷらす鍼灸整骨院

columnお悩み解決コラム

【腸脛靭帯炎(ランナー膝)】膝の外側の痛みはほっとかないで

膝の痛み

公開日:2021.10.19 / 最終更新日:2021.10.19

膝の痛み
「長く歩いた、走った、サイクリングをした、スクワットをした」などで膝の外側が痛む症状、心当たりがある方は腸脛靭帯炎(ランナー膝)かもしれません

「ランナー膝?ランナーというほど運動はしていない。」という方もいるかもしれません。
しかし、腸脛靭帯炎(ランナー膝)は膝の使い方の間違いで誰にでも起こる可能性のある症状です。放っておくと慢性化し、症状が治りづらくなることも。

今回は腸脛靭帯炎(ランナー膝)について、その原因から改善策までを詳しく説明します。

①膝関節のしくみ

膝蓋靱帯_膝関節
腸脛靭帯炎(ランナー膝)について説明する前に、まずは膝関節の仕組みについて説明します。
膝関節は太ももの骨(大腿骨:だいたいこつ)、すねの骨(脛骨:けいこつ)、太ももの筋肉(大腿四頭筋:だいたいしとうきん)とお皿(膝蓋骨:しつがいけん)の3つの骨と筋肉で出来ています。
その表面は水分が多くクッションの役割を果たす軟骨で覆われており、関節が動きやすくなっています。
また、太ももの骨とすねの骨の間には半月板と呼ばれる柔らかい組織があり、曲げ伸ばしの際の関節への衝撃が吸収されるようになっています。

②腸脛靭帯炎(ランナー膝)の原因

膝の痛み
腸脛靭帯はおしりの筋肉(大臀筋:だいでんきんと大腿筋膜張筋:だいたいきんまくちょうきん)からすねの骨の前外側にある膨らんだ部分(Gerdy結節)に繋がっており、ランニングなどの運動の際上半身を支える役割があります。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)とはこの腸脛靭帯に炎症が起こることで発症します。
ランニングやサイクリングなどで腸脛靭帯が何度も擦れることによって炎症が起こり、膝の外側が痛みます。

③腸脛靭帯炎(ランナー膝)になりやすい人

膝が痛い女性
腸脛靭帯炎(ランナー膝)はどんな人にもなりうる症状ですが、特別になりやすい人がいます。
次に特になりやすい人のパターンを3つ紹介します。当てはまる方は特に注意しましょう。

ランナーやロードバイカーなど膝の屈伸が多い人

ランナーやロードバイカーは膝の曲げ伸ばしを繰り返す運動が多いため腸脛靭帯炎(ランナー膝)を起こしやすくなります。
別名ランナー膝と呼ばれるのはこのためです。

柔軟性がない人・久しぶりに運動した人

身体の硬い人や久しぶりに運動した人は腸脛靭帯の柔軟性が不足している可能性が高いため症状を腸脛靭帯炎(ランナー膝)起こしやすくなります。
腸脛靭帯が硬いと、太ももの骨の突起と腸脛靭帯の摩擦抵抗が強くなります。そのため、たくさん運動していなくても、症状を起こすことがあります。
さらに、久しぶりに運動した人は股関節を外側に曲げるための筋肉も弱いため、腸脛靭帯炎(ランナー膝)を起こしやすくなります。

O脚の人

O脚の人は膝が外側に湾曲しているため、体重がより外側に掛かかり、腸脛靭帯に炎症を起こしやすくなります。

④腸脛靭帯炎(ランナー膝)になった時の対処法

膝に湿布を貼る人

痛みが出た時すぐにやること

痛みが出た際の基本は安静(運動の中止・軽減)と冷却です。場合によっては鎮痛剤を使用する(飲み薬や貼り薬)ことで炎症の痛みを軽減できます。
また、痛みが強い場合には病院で局所麻酔やステロイド注射を行うことも可能です。

家でできるストレッチ

初期治療で痛みが軽減されたらストレッチなどの運動療法を行うことをおすすめします。
ストレッチを行うこで、腸脛靭帯の柔軟性を高め、太ももの骨の突起と腸脛靭帯の摩擦抵抗を弱めることができます。
具体的なストレッチには以下のようなものがあるので、痛みを感じた時だけでなく運動の前にも行ってみてください。

柔軟性アップストレッチのやり方

  • STEP ❶

    膝を伸ばして床に座り、片方の膝を曲げます。(太ももの裏にふくらはぎが付くように)

  • STEP ❷

    両手を身体の後ろ側につき、痛みが出ない程度にゆっくり身体を後ろに倒します。

  • STEP ❸

    30秒間キープします。

  • STEP ❹

    反対側も同様に行います。

膝が痛い女性

1日に3〜5セット行うことで柔軟性アップ!

慢性化しないためにも専門機関の受診がおすすめ

膝の痛みを相談する人
腸脛靭帯炎(ランナー膝)は放置することで、一時的に改善することがありますが、また運動を再開することで再び発症することがあります。
また、膝の仕組みは複雑なため自己診断で放置していると、慢性化したり他の症状を引き起こす可能性もあるため、専門機関の受診がおすすめです。
以下では整形外科と整骨院での腸脛靭帯炎(ランナー膝)の診断方法や治療方法を説明します。

整形外科での治療法

問診やレントゲンの結果を元に、骨や半月板、他の靭帯に異常がないか確認します。
その後基本的にはストレッチングやアイシングなどの保存療法を行います。
炎症による痛みがひどい場合は、局所麻酔やステロイド注射を行います。

整骨院での治療法(ぷらす鍼灸整骨院の場合)

まずは触診やヒアリングでで腸脛靭帯以外の炎症がないか確認ます。
そして、炎症を抑え痛みをとるために症状に合わせて温熱療法、寒冷療法、電気治療、鍼灸治療を行います。
痛みが引いたら、痛みの根本解決のための施術を行います。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)の原因は、身体の歪みや筋肉不足、柔軟性不足など人によって様々です。
ぷらす鍼灸整骨院では患者様それぞれの身体状況を確認し、根本的な原因を把握、その原因に直接アプローチできる施術を行うことで、完治を目指します。

〜施術例〜
・股関節矯正
→骨盤についている筋肉を緩めることで、股関節の向きを正常に戻します。
・O脚矯正
→筋肉マッサージや骨盤矯正、股関節ほぐしを用いてO脚改善へのアプローチを行います。
・EMS
→筋力不足改善のため、マシントレーニングやセルフトレーニングでは届かないインナーマッスルを鍛えます。

※店舗によってメニュー名が違う可能性がございます、詳しくは店舗にお問い合わせください。

⑤まとめ

腸脛靭帯炎(ランナー膝)は運動量の多い人も少ない人も誰でもなる可能性のある症状です。痛みを感じたらまずは、運動をストップするか軽減し安静にしてください。また、腸脛靭帯炎(ランナー膝)には様々な原因があり痛みが引いたからといって治っているとは限りません。根本的な解決のためには、専門機関を受診し原因を特定し、その原因に直接アプローチをする必要があります。

この記事を監修してくれた先生

髙山 智仁先生

東京医療福祉専門学校 鍼灸科学科長・キャリアセンター長
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師

「患者様の立場になって考える」ことをモットーに、東洋医学・鍼灸の視点から本当の健康を追求し続けている。
現在は教員として、次世代を担う鍼灸師の育成にも取り組んでいる。

     

出店物件募集

          ぷらす鍼灸整骨院ではさらなる店舗拡大のため出店可能物件を募集しております。
           詳しくはこちらから >>