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むちうちは整骨院でも施術可能?施術方法や期間も紹介!

交通事故治療

公開日:2019.9.30 / 最終更新日:2019.9.30

整骨院のむちうち治療

交通事故で最も多い負傷のひとつ、むちうち。症状が重い場合、完治まで数年かかることがあるため、長引く痛みやしびれなどの症状は要注意です。

痛みが辛いむちうちの症状を「少しでも軽減させたいから」と、病院以外にも整骨院の通院を検討する人は多いのではないでしょうか。

ここでは、整骨院で受けられるむちうちの施術内容や通院期間、費用など気になるポイントについてお伝えします。

むちうちとは何か?

「むちうち」と聞くと「首を痛めること」というイメージを持っている方が多いでしょう。実際にはどのような怪我なのでしょうか。以下で、詳しく解説します。

むちうちは事故直後だと症状が出ない

むちうちとは、交通事故などで首に不自然に強い力がかかることによって起こる首の捻挫のことです。頸椎(首の骨)がまるで鞭のようにしなり、ダメージを受けてしまうことが原因で痛みや痺れなどの症状が出ます。

むちうちは俗称で、正式には「外傷性頸部症候群」という診断名です。

「症候群」の診断名がつくように、むちうちの症状は一様ではありません。多くの場合、首の筋肉や靭帯が損傷することにより首の捻挫が生じます。

一方で、首の捻挫にとどまらず、めまいや耳鳴り、頭痛、しびれ、知覚障害、麻痺、筋力の低下などさまざまな症状が生じることもあります。頸椎の中を通る神経がダメージを受けるためです。

いずれの症状も首内部の組織が損傷を受けることで生じるため、見た目にはわからないことが多くあります。

また、事故直後は痛みやしびれなどの症状がすぐに発症しないことも少なくありません。そして、交通事故などに遭うと人は一時的に興奮状態に陥るため、痛みや違和感に気づきにくくもなります。

むちうちの痛みを少しでも和らげたい

むちうちの症状の場合、痛みの度合いにもよりますが、まず整骨院や接骨院に行っても問題はありません。我慢できないほどの痛みがある場合は、整形外科へ。その際は、痛みのほかにも吐き気やめまいが無いかなども、きちんと伝えるようにしましょう。

整形外科より先に整骨院へ受診した場合は、怪我の状態を診断してもらうために施術後、整形外科が紹介されます。病院の診断を受けた後、病院か整骨院か、それとも併用するかなど、今後の通院先をどこにするか患者様本人で決めます。

病院と整骨院では、受ける治療・施術の内容が異なります。病院では診察や検査、薬の処方が行われます。一方で、整骨院では痛みの緩和や怪我の回復を促す施術を受けることができます。

しかし、怪我の回復度合いの診断や 完治せず後遺症が残ってしまった場合の診断書の作成などは医師にしかできません。自己判断で通院を辞めることのないように気を付けましょう。

整骨院のむちうちの施術方法は?

仕事が多忙な人の中には、定期的な整形外科での治療は大きな負担に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。そのため、休日や夜遅くまで開いている整骨院に通いたいと考える人は多くいます。

ここでは、整骨院でむちうちの施術を受けるときの方法や通院期間、費用について解説します。

整骨院の施術方法

むちうちの場合、なによりも大切なことは首を安静に保つことです。そのため、事故直後は、必要に応じてコルセットなどで固定する必要があります。この段階ではマッサージなどは首を痛める原因になるため、はっきりした痛みや炎症があるうちは患部を冷やすなど負荷をかけない療養を心がけてください。

首の痛みが落ち着いたら筋肉をほぐし、機能を回復するためのリハビリを行います。整骨院では東洋医学に基づいた施術で症状の改善を目指します。

・鍼灸施術
極めて細い鍼と艾(もぐさ)を使用し、経穴(ツボ)を刺激します。鍼といってもその太さは約0.7~0.9㎜とかなり細く、ほとんど痛みはありません。また、熱を用いて刺激する灸も、艾の大きさによって熱さは異なりますが、痛いというよりかは温かい程度です。

経穴を刺激する際、皮膚や筋肉に極めて小さい傷をつけます。その傷を修復するのに細胞が活性化され、自然治癒力や免疫力が上がるという効果が期待されているのです。

・牽引(けんいん)療法
首を引っ張ることで頸椎の関節を矯正し、神経の圧迫を軽減、症状を緩和する施術です。牽引療法は効果を感じる人と逆に悪化する人がいるため、施術が合わない場合は施術者に相談し、別の方法を試してもらいましょう。

・温熱療法
患部に炎症が見られなければ、首の筋肉を温める温熱療法を行うことも。温熱療法は熱で血液の流れを良くします。また、痛みを緩和させる効果も期待されています。

温熱療法にはさまざまな熱源が使用されており、代表的なものにはホットパックという熱を放出する袋を患部に当てるもの。他にも、赤外線を首に照射して温める方法があります。

・電気療法
低周波治療器で患部に電気刺激を与え、首の筋肉をほぐす方法です。血行促進効果や自然治癒力を高める効果、痛みを和らげる効果などが期待できます。

通院頻度と期間は?

むちうちで整骨院に通う場合、基本的に期間に関しては医師からのアドバイスをもとに決定。通う頻度としては、患者様の症状やご都合に合わせて、毎日通われるのか、週1回通うのかなどを判断します。

むちうちは、ほとんどの場合3カ月以内に症状が回復するとされています。そのため、リハビリのために整骨院に通うのも通常、3カ月以内です。

病院への通院で注意が必要なのは、通院が長引くことによる治療費の打ち切りです。保険会社は「DMK136」といって「打撲は1カ月」「むちうちは3カ月」「骨折は6カ月」と交通事故の症状別の目安治療期間を設定している場合が多くあります。

また、むちうちで3カ月以上症状の改善が見られない場合は、後遺症として症状が残る可能性もあります。その場合、医師の診察を受け後遺症として認めてもらうことも検討すべきです。

通院頻度は、症状の状態にもよりますが、週2~3日が目安とされています。

費用はどのくらいかかる?

むちうちの症状は負傷を受けた部位によってさまざまです。したがって、受ける施術内容、期間も変わってくるため、一概に施術費はいくらということは決まっていません

保険が利用できるかどうかに関しては、交通事故ではない場合、健康保険の範囲内に入る怪我であれば利用できます。具体的には、急性期の捻挫や挫傷、打撲などです。

この場合、保険が適用されるのは病院か整骨院どちらか一方のみ。健康保険の負担軽減を受けて病院での治療を受けながら、整骨院に通うことはできません。

一方、交通事故による怪我であれば、自賠責保険の対象になります。この場合は健康保険と違って、病院と整骨院を同時に通院しても、どちらも保険が適用されます。

治療費を支払う保険会社からは「診断書の提示を促す指示がある」ため、医師の診断書は必ずもらっておきましょう。

保険による治療費の支払いは、症状の完治や固定まで続けられます。もし症状固定で後遺障害が残った場合は、後遺障害等級認定を受けることで、等級に応じて賠償を受け取ることが可能です。

症状固定とは「それ以上治療を続けても症状の改善はほとんど見られない」状態になることを指します。

交通事故の施術ならぷらす整骨院へ!

交通事故で辛いむちうちの症状に悩んでいる人は、整骨院で痛みや症状を和らげる施術を受けるのも一つの方法です。

ぷらす整骨院では、痛みを根本的に和らげる施術を行っています。症状に合わせた身体の調子を整える施術法を行うため、むちうちのような複雑な怪我でも安心して施術を受けていただけます。

ぷらす整骨院はカウンセリングを重視している整骨院です。そのため、施術前に症状を確認し、どのような施術を行うのかをしっかりと説明します。

交通事故によるむちうちでお悩みの患者様は、ぷらす整骨院をご利用ください。

まとめ

むちうちは事故などの衝撃により、首の骨(頸椎)が鞭のようにしなりダメージを受けることで首の捻挫を起こすことです。首の筋肉や靭帯、神経が負傷するため、痛みや痺れ、麻痺、気持ちの悪さなどさまざまな症状が現れます。

むちうちの治療は一般的に3カ月程度かかるとされています。交通事故の場合、保険から治療費が支払われるため、事故に遭ったら医師の診断と診断書を受け取ることが先決です。

治療費は病院と整骨院療法に支払われるため、仕事が忙しいなど定期的な通院が難しい人は整骨院にも通いながら完治を目指しましょう。

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