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整骨院でも手当ができる!脱臼になったときの対処法について紹介!

[脱臼]

2019.8.20

肩を脱臼した女性

スポーツ時の衝突や転倒時に起こりやすい脱臼。そのまま放置しておくと、何度も脱臼してしまう可能性があります。なぜ脱臼は起こるのか、なぜ脱臼は繰り返してしまうことが多いのか。この記事では主に整骨院で行われる施術法について説明します。

脱臼とはどんな症状?

具体的に脱臼とはどういう状態なのでしょうか。脱臼の症状とその応急処置について説明します。

脱臼とは

脱臼とは、関節がはずれて、骨の位置が関節からずれてしまった状態が「脱臼」です。スポーツ外傷を受けやすい部活動生やスポーツ選手に発生しやすい症状です。

骨と骨を繋ぐ場所であればどこでも起こりうる症状ですが、主に肩・肘・指などに多いです。最悪の場合、関節の靭帯を損傷することや激しい痛みを伴うこともあるでしょう。

衝撃などの外傷による脱臼の場合は、自力で動かせないほどの痛みと関節の変形が生じます。

特に肩が最も脱臼しやすく、肩が脱臼することを「肩関節脱臼」といいます。なぜ肩関節が脱臼しやすいかというと、構造上体の中で安定性が最も少ない部位だからです。

野球などのボール投げ、バレーボールのサーブ、テニスやバドミントンのスマッシュなど、肩を大きく動かす動作を取り入れているスポーツは多いです。このように不安定な部位であるにも関わらず、肩を大きく動かす機会が多いため肩が脱臼しやすくなってしまいます。

脱臼には至らないけれど骨がずれてしまっている、脱臼になりかけている状態のことを「亜脱臼」といいます。

脱臼より症状は軽いとはいえますが、関節が固定されていない状態であるため、そのままにしておくと脱臼してしまう可能性が高まるでしょう。

応急処置

転倒などの衝撃により出血がある場合は、脱臼の処置よりも先に止血を行います。出血がなければ、患部を動かないようにきちんと固定しましょう。

肩の脱臼の場合は、肘の関節を90度にして腕が胸の前にくるように曲げて、三角布でつるします。三角布がなければ、タオルやふろしきなどの面積が少し広めの布で代用しても構いません。

次は患部に氷やアイスパックなどをあてて冷やします。患部の固定と冷却を続けたまま、できるだけ早く医療機関で適切な処置を受けるようにしましょう。

しかし、これらの応急処置を素人が行うことは大変難しいです。脱臼の応急処置については、医師の同意がなくとも、整骨院で受けることができます。

脱臼は時間がかかるほど元の状態に戻すことが難しいものです。また他の神経を圧迫してしまい、しびれや麻痺が生じる場合もあります。

脱臼した時間によっては病院が開いていない場合もあります。その場合は脱臼の悪化を防ぐためにも、まずは整骨院で応急処置を受けてから後日に病院へ行くとよいでしょう。

一度脱臼をするとクセになるって本当?

「脱臼するとクセになりやすい」と聞いたことはありませんか。特に若年層では、一度脱臼するとクセになりやすいと言われています。なぜクセになりやすいのか、脱臼しやすい肩の場合を例として説明します。

前述のとおり、肩関節は構造上不安定であり身体の中でも大きく動かす関節です。肩が前方に脱臼、亜脱臼すると肩の関節包が破れ、肩の構造がゆるみやすくなります。

若年者が脱臼を繰り返しやすい理由は、関節の柔らかさにあります。関節が固くなってくる中高年に比べると、若年者のほうが肩関節を包む軟部組織に柔軟性があるためどうしても脱臼しやすい構造になってしまうのです。

脱臼の原因はスポーツ時の激しい接触や事故の転倒によるものですが、脱臼を繰り返していると、寝返りやくしゃみなどの日常生活の何気ない動作でも脱臼してしまうことさえあります。

2回以上同じ箇所を脱臼・亜脱臼することは、それぞれ「反復性脱臼」「反復性亜脱臼」という病名です。こうなってしまうと、手術をしないと治りません。最近では、1回だけの脱臼・亜脱臼でも反復性になる前に手術をして直すことも多くなっています。

脱臼は自分で治せるの?

脱臼をした人が、自分で肩をはめこむ場面を見たことはありませんか。繰り返し脱臼をする人がよく行う行為です。

しかし、初めて脱臼をした人の場合は、元の状態に自分の力で戻すことは不可能です。正しい対処方法を知らずに無理に戻すと、骨折をしてしまう恐れもあります。

脱臼と骨折の見分けも難しく、脱臼だと思っていたら実は骨折だったというケースもあります。もし骨折だった場合に、無理にはめ込もうとすることで骨折を酷くしてしまうでしょう。

前述のとおり、一度脱臼をしてしまうと反復性脱臼になるおそれがあります。何度も脱臼を繰り返しているうちに自分で正常な状態に戻せるようになる人もいますが、日常生活でも脱臼をしてしまいやすくなり、望ましい状態ではありません。

自己判断で決して行わず、早めに専門知識をもつ整骨院や整形外科のもとで処置をしてもらうようにしましょう。

脱臼したらどこへ行くべき?

脱臼の症状にもよりますが、一般的にはまず利用しやすい整骨院で診てもらうケースが多いようです。
では、整骨院や整形外科では、具体的にどのような施術や治療が行われているのでしょうか。

治療の前に整復をする

脱臼を治すためには、まずは骨の位置をもとに戻す必要があります。これを「整復」といいます。整復は、まず身体を安静にしてリラックスさせた状態で行います。緊張していると筋肉が緊張状態になり関節を動かしくなり、整復が困難になるでしょう。

肩脱臼の場合の整復は、腕を正しい方向に引き寄せる・引っ張るなどの動作を繰り返すことで骨の位置を正しい状態に戻していきます。

「自分や家族でもできそうだな」と思うかもしれません。しかし、整復を正しく行わなければ、筋肉や軟骨、神経を痛めてしまう可能性があります。自己判断で無理な整復は決して行わないようにしましょう。

脱臼の症状に応じて処置をする

整復が完了し、関節を元の状態に戻した後、脱臼を繰り返さないための治療が必要です。
治療方法は「保存療法」と「手術療法」の2つがあります。

保存療法とは、患部の固定やリハビリテーションで回復を目指す治療方法です。初めての脱臼や損傷部位が少ない場合に行われます。

肩脱臼の際の保存療法は、肩関節を動かさないように腕を固定します。 主に三角巾とバストバンドで固定することが多いです。安静にして損傷した筋肉や靭帯の修復させるために、肩や腕は基本的に使わないようにします。期間はおよそ2~3週間です。

腕の固定により損傷が修復すると、固定を外してリハビリテーションに移行します。一定期間固定したままにしているため、関節が硬くなっている場合が多いです。その硬さを改善するために関節のストレッチを行います。

次に脱臼しづらくするために筋力トレーニングを行います。関節周りの筋肉の強化を図り、肩の強度を上げていくことで、再脱臼するリスクを減らしていくのです。

しかし、保存療法では損傷した靭帯を完全に修復することはできません。肩の痛みが残るなど、関節の可動域が狭くなってしまうこともあるでしょう。保存療法でも改善しない場合や、再脱臼をしたくない場合には手術療法を行います。

手術療法でも、まずは安静にしてリハビリテーションを行います。その後、いよいよ手術に移ります。骨からはがれてしまった靭帯を縫合するバンカート法で手術をすることが多いです。手術が終われば、またリハビリテーションを行い元の状態を目指します。

医師の同意があれば、整骨院でも脱臼の治療が可能です。整骨院で行う内容は、整復と固定の処置です。そして筋肉の調整や背骨の矯正を行うことで早期の改善を目指します。

施術をお考えなら当院、ぷらす整骨院にお問合せください。

まとめ

脱臼は、早期の適切な処置が必要です。早めに整骨院に行くことで脱臼の悪化を防ぐことができます。また整形外科などで治療を行った後も、医師の同意のもと、整骨院で施術を受けることができます。

整形外科に通うには時間が限られている場合は、開院時間の長い整骨院でリハビリを行うとよいでしょう。