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【巻き爪の治し方は?】巻き爪の原因と自分でもできる対策を紹介

足の痛み

公開日:2020.1.8 / 最終更新日:2020.10.8

巻き爪

「足の爪が食い込んで、長時間歩くのがつらい…」
足のトラブルの一つである「巻き爪」。
痛みを緩和するために爪の両サイドを深く切り込み、爪が伸びてはまた痛みが再発……という悪循環を繰り返している方も、結構多いのではないでしょうか?

今回は巻き爪を引き起こしてしまう原因や、正しい対策方法などについて詳しく解説していきます。
ご自身や家族の方が巻き爪に悩んでいるときは、ぜひこのページを参考にしてくださいね。

巻き爪とは?

巻き爪

日本人の約10人に1人が悩まされている「巻き爪」。

巻き爪とは爪の両端が内側に曲がって丸くなる状態を指し、爪が皮膚に食い込むことで強い痛みが表れます。

ほどんどの場合は足の親指で発症しますが、他の指で巻き爪が起こることも少なくありません。

「爪が伸びると爪の両端が痛くなるから、深く切って痛みをやわらげている」
「爪が皮膚に食い込んで痛いので、靴を履いて歩くのがつらい」

このような症状に心当たりがある場合は、巻き爪の可能性がかなり高いです。
また、爪の巻き方や皮膚の硬さによっては、重度の巻き爪なのに痛みがほとんど表れないこともあるので注意しましょう。

巻き爪を放置してしまうと爪に巻き込まれた皮膚が膿んでしまい、爪が剥がれたり歩けなくなってしまうこともあるため、気が付いたら早めに対処しておくことが大切です。

巻き爪の原因は?

爪の形が正常な人と、巻き爪になってしまう人。その差は一体何なのでしょうか?
巻き爪を引き起こす原因について解説します。

足に合わない靴のサイズと種類

つま先部分が細くなった靴や、サイズの小さい靴、ハイヒールなど。
これらの靴は足の指を強く圧迫してしまうため、履き続けることで巻き爪を引き起こす可能性が高くなってしまいます。

だからといって大きすぎる靴を履くと靴の中で足が滑るため、足の指に力が入り、爪に必要以上の負荷がかかってしまいます。

つま先に負担のかかる靴や足に合わない靴を履くことが、巻き爪の原因となってしまうのです。

間違った爪の切り方

爪の両端を深く切り落とすような、間違った爪の切り方。
これが巻き爪を悪化させる一番の原因です。
爪は切った以上に長く伸びようとする性質があるため、爪の両端を切り落とすのはむしろ逆効果。さらに巻き爪がひどくなる場合があります。

また、深爪では立ったり歩いたりするたびに爪が皮膚に食い込み、伸ばしすぎた爪には余計な負荷がかかります。

習慣となっている爪の切り方が、巻き爪を引き起こしてしまう可能性もあるのです。

運動不足

横になる高齢者

実は寝たきりの高齢者のほとんどが巻き爪を患っているのですが、その理由は「足の裏から爪を押し返す動作をしない」からです。

そもそも爪は巻きやすい構造をしています。
毎日歩いて地面を踏みしめると足の裏から爪を押し返す力が働くため、爪が巻かずに指へ沿うような形状を保つことができるのです。

運動量の不足も巻き爪を引き起こす要因の一つとなります。

食生活の悪化

栄養の偏った食事

薄い爪やもろく割れやすい爪、乾燥した分厚い爪など、正常とは異なった性質の爪も巻き爪の原因となる場合があります。
丈夫でしなやかな爪を維持するためには、爪の主成分である「タンパク質」や「ビタミン類」「ミネラル」「鉄分」などをバランス良く摂ることが大切です。

また、食べすぎなどによる肥満も巻き爪を引き起こします。
通常の足裏は土踏まずの部分がへこんで、山なりのアーチのような形状をしていますよね。このアーチ構造は地面からの衝撃を吸収してバネのような働きをするため、わたしたちはスムーズに歩いたり飛び跳ねたりできるのです。

しかし肥満の方は身体の重さなどの影響で足裏のアーチが崩れるため、地面を蹴るときに発生する爪への圧力が増加し、巻き爪になる傾向が強くなってしまいます。

足の変形

浮き指

足の親指が曲がる「外反母趾」や、つま先が浮いてしまう「浮き指」。
これらを代表する足の変形はつま先に適切な力が伝わらないため、爪を反発する力が弱くなり、巻き爪を悪化させてしまいます。

巻き爪が原因で起こる身体の不調

巻き爪によって足の指に痛みが出てくると、無意識に痛みを避けようとするため姿勢や歩き方が悪くなり、膝や足首などの関節痛や腰痛を引き起こす場合があります。

高齢の方が巻き爪を患うと足の痛みから転倒しやすくなってしまうため、特に注意が必要です。

正しい爪の切り方をマスターしよう!

巻き爪を防ぐ正しい爪の切り方が、「スクエアカット」です。
これは爪の先端を真っ直ぐにした切り方で、爪の両端をヤスリで少しだけ削って整えます。
爪の長さは皮膚と同じか、皮膚から1mm長いくらいが適切です。

爪を切る頻度は3~4週間に1度程度にして、あまり頻繁に切りすぎないことがポイント。

爪が割れやすい場合は爪切りを使わず、長さも全てヤスリで整えましょう。

巻き爪の予防・対策方法

巻き爪の予防や改善に向けたポイント、手軽な対策方法をご紹介します。
正しい爪の切り方と合わせて、ぜひ参考にしてください。

テーピングをしてみよう

巻き爪の痛みが軽度な方には、テーピングがオススメです。
深爪を適切な長さまで伸ばすまでの期間にも、痛みの緩和に役立ちます。

巻き爪対策で使用するテーピングは、薬局などでも販売している柔らかく伸縮するタイプのものを選びましょう。

痛みが出ている爪のきわの皮膚に貼って、爪から皮膚を引き離すように優しく引っ張るのがポイント。

こうすることで爪と皮膚の間にスペースが作られ、爪の食い込みを軽減できます。

テーピングには少しコツがいるので、うまく出来ない場合は整骨院など身体の専門家へ相談してみましょう。

足に合った靴を選ぼう

靴を選ぶ際に重要なのが、足の形や土踏まずの位置が靴にフィットしているかどうかというポイントです。
自分の足型に合ったインソールを活用するのも良いですね。

また、靴のサイズは大きすぎても小さすぎても足に負担がかかります。
かかとに合わせて靴を履いたとき、つま先に5~10mm程度のゆとりがあるものが最適です。
靴紐は足の甲の高さに合わせて、キツすぎない程度にきちんと結びましょう。

ハイヒールなどつま先に体重が乗る靴は極力履かないでおくのがベストですが、絶対にダメというわけではありません。
ヒールの高い靴を履く時間などを限定し、長時間履いたらしっかりと足を休ませることが大切です。

歩き方を改善しよう

巻き爪で悩んでいる方は、この機会に自身の歩き方を見直してみましょう。

つま先を正面に向けて歩くことで、足の指に適切な力が加わります。

足裏全体にバランス良く負荷がかかるように、最初はかかとから、徐々につま先へ向け体重移動しながら歩くのがポイントです。

最後に足の親指で地面を軽く蹴って前進します。

頭のてっぺんを見えない糸で引っ張られているようなイメージで歩くと、姿勢も正しく歩けます。
初めは難しく感じますが、慣れてくると無意識でも正しい歩き方が身に付けられるので、皆さんも取り組んでみてくださいね。

足を清潔に保つことも大切

爪に押し込まれた角質が痛みの原因になることも少なくありません。
定期的に爪用ブラシなどでこすり、爪を清潔に保ちましょう。
乾燥によるひび割れを防ぐため、保湿クリームを使ったケアも忘れずに。

どうしても痛い場合は医療機関へ

整骨院の先生

どうしても痛みが改善しない場合は、医療機関に頼るのも一つの方法です。
巻き爪の治療法には爪と皮膚の間に綿を詰め込む「コットン法」、曲がった爪をワイヤーの張力で平らにする「ワイヤー法」などがあります。

爪の両端を切り落とし、薬を塗って爪の成長をおさえる「フェノール法」という手術もありますが、手術をしても絶対に再発しないとは言い切れません。
巻き爪の再発を防ぐためには、根本的な原因を探り改善することが必要となります。

わたしたち「ぷらす鍼灸整骨院」では、巻き爪の原因となる外反母趾や浮き指などの足の変形・姿勢の改善を目指し、全力でサポートさせていただきます。

巻き爪対策に効果的なテーピングも行わせていただいておりますので、足の痛みでお悩みのときはお気軽にご相談くださいね。

まとめ

日本人の10人に1人が悩まされている巻き爪。
見た目も悪く痛みが出るので、できれば早く治したいですよね。

巻き爪を解消するには根本的な原因を見付けて、しっかりと改善することが大切です。
もし原因が分からないときは、身体の専門家に相談してみるのもオススメです。

巻き爪をしっかりと改善して、痛みのないキレイな足元を目指しましょう!

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