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美容鍼とは?効果や頻度から注意点まで徹底解説!

美容鍼

公開日:2019.10.21 / 最終更新日:2020.9.28

美容鍼の施術を受ける女性

おしゃれに敏感な女性の間で最近話題の美容鍼ですが、「名前は聞いたことがあるけど、具体的にどういう効果があるの?」と疑問に思っている方もいらっしゃることでしょう。

このページでは美容鍼とは何なのか、その効果について解説するとともに、初めて美容鍼に行く前に知っておきたい疑問点や、施術後の注意点などを紹介しています。

美容鍼とは?

通常、鍼治療というと肩こりや腰痛の改善を目的としておこなわれるイメージがありますが、美容鍼はその名のとおり、美容を目的としておこなわれる針治療のことを意味します。

美容目的でおこなわれる鍼治療であればすべて美容鍼と言えるのですが、一般的には顔周辺に鍼を用いて、顔のむくみを解消したり、お肌のシワやたるみを改善したりする目的でおこなわれることが多いようです。

美容鍼の基本的なコンセプトは、人間が本来持っている回復力(自己治癒力)を高め、身体の内側から美しくなるということです。

美容鍼はこんな人にオススメ

美容鍼は顔に対しておこなわれるケースがほとんどです。そのため、顔のシワや、たるみ、目の下のくま、ニキビ、しみ、くすみ、ほうれい線などが気になる方におすすめです。

美容鍼で期待できる5つの効果

美容鍼施術後の女性
美容のための施術と言っても、アプローチ法は実に様々です。美容鍼は漢方医学における鍼の特徴を活かし、以下のような美容効果を実現しています。

リフトアップ効果

加齢とともに筋肉は緊張して固まりやすくなります。その結果、筋肉が垂れ下がり、老けた印象になってしまうのです。美容鍼によって表情筋を刺激することで、筋肉を柔らかくした上で引き締めることができるため、リフトアップ効果が期待できます。

血流を促進する

美容鍼を用いて顔の筋肉を緩めると、筋肉によって圧迫されていた血管が拡張するため、血行を促進することが可能となります。

血液の循環が良くなると、お肌の新陳代謝が活発になり、ターンオーバー(皮膚の新陳代謝のこと)の周期が正常化します。その結果、美肌効果が期待できるのです。

肌のハリをアップ

コラーゲンは私たちの真皮や骨、腱、靭帯などを構成するたんぱく質の一種で、体内に存在するたんぱく質のおよそ30%を占めています。

ところが、年齢を重ねるとともにコラーゲンの産生量は減少するため、お肌のハリが失われることとなるのです。

美容鍼に限らず、鍼には皮下組織の働きを活発にする効果が期待されています。実は、身体にとって鍼は異物に他なりません。

異物によって傷つけられた部位を修復しようと、白血球の一種であるリンパ球が集まってきたり、コラーゲンが生成されたりするのです。そのため、免疫力の向上効果や、お肌のハリを取り戻す効果が期待できるのです。

むくみを改善する

小顔になりたいという女性を見ていると、そのほとんどに顔のむくみが見られます。一口に顔がむくむといっても、原因は人によって実に様々なのです。ただ、顔がむくむ主要な原因として、表情筋の筋緊張があげられます。

表情筋が硬くなると、血管が圧迫されるため血流が悪くなります。血流が悪くなると、表情筋内に老廃物や疲労物質が滞ってしまうため、顔がむくんでしまうのです。

巷でおこなわれている小顔矯正のほとんどが、顔のむくみ解消を目的としています。なぜなら、解剖学的に見て頭蓋骨を小さくするようなことは不可能ですし、施術によって脂肪が燃焼するようなこともないからです。

美容鍼によって表情筋の筋緊張を解消し、血行を促進することができれば、老廃物や疲労物質が排出されやすくなるため、小顔が実現できるのです。

表情が豊かになる

突然質問なのですが、女優さんやモデルさんがキレイなのはなぜだと思いますか?「エステにお金をかけているから」「高価な化粧品を使っているから」「筋トレやヨガをしているから」などといった答えが返ってくるでしょうか。

…どれも間違いではありませんが、正解は表情筋をしっかりと使っているからです。それが仕事と言ってしまえばそれまでですが、女優さんはドラマや芝居の舞台で様々な表情を作ります。

そのため、一般人では考えられないほど、表情筋を使っているのです。表情筋を使うことによって血行が促進され、自然と肌が美しくなり、口角もリフトアップされるわけです。

美容鍼によって表情筋の筋緊張を緩めることができれば、自然と表情を作りやすくなります。その結果、表情を豊かにすることも期待できるのです。

美容鍼は痛いの?

鍼というと「痛い」イメージがあると思います。特に顔に鍼を刺すなどというと、抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

ただ、日本の高い技術力によって生み出された鍼は、細いものだと直径がわずか0.1㎜ほどしかありません。0.1㎜というと髪の毛の太さとほとんど一緒です。そのため、施術にともなう痛みはほとんどありません

人間の表皮には1平方センチメートルあたり、100から200もの痛点があるということですが、注射針とは異なり、美容鍼の先端は研削加工によって丸みを帯びています。そのため、痛点を避けるようにして刺入(鍼を刺すこと)することが可能です。

仮に美容鍼が痛点にあたったとしても、美容鍼の先端は表面積が極めて小さいので、チクっとした刺激を感じる程度で済みます。

内出血はあるの?

美容目的でおこなわれる美容鍼は、表皮よりも深い真皮に刺入するため、内出血の可能性がゼロではありません。ただ、先述したように美容鍼の先端には特殊な加工が施されています。

そのため、血管を避けるようにして鍼を刺入することが可能です。仮に内出血があったとしても極めて小さい傷跡なので、ほとんど目立ちませんし、回復までの期間も短いです。

顔に鍼の跡は残らない?

特に女性の場合、顔に美容鍼による傷跡が残らないかどうか気になることと思います。結論から言うと、美容鍼の跡が残るようなことはまずあり得ません。

鍼の太さは一番細いもので髪の毛の太さと同じくらいです。それくらいの傷がついたところで、数日も経てば完全に治ってしまいます。

効果が実感できるまでどれくらいかかるの?

個人差もありますが、美容鍼の効果は早い人だと、施術後すぐに実感するケースも多いです。また、その日には効果が感じられなくても、翌日になって効果が表れるケースもあります。

美容鍼に通う頻度はどれくらい?

美容鍼に通う頻度は、最初の1ヶ月は週1ペースをおすすめしています。なぜなら、人間の身体にはホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっているからです。

例えば、氷水に指先を付けたとします。時間の経過とともに指先の体温はどんどん奪われていきますが、あるラインを超えると体温が戻ってきます。

これがホメオスタシスであり、人間をはじめとする哺乳類が恒温動物と言われる所以です。施術に関しても同様で、美容鍼の効果を得られたとしても、次の施術まで間隔が開いてしまうと、身体は元に戻ろうとします。

そのため、最初の内は期間を空けないようにして、身体に「良いクセ」を付けてあげることが重要なのです。良いクセがついて来たら、徐々に施術間隔を開けていくことが可能です。

化粧したままでも施術を受けられるの?

基本的にお化粧をしたままでも、美容鍼の施術を受けて頂くことは可能です。ただ、施術前に消毒をするので、その際にお化粧が落ちる可能性もあることは覚えておいてくださいね。

男性でも美容鍼を受けられるの?

もちろん、男性でも美容鍼の施術を受けることは可能です。最近は美に対する意識が高い男性も多くなっており、美容鍼をご希望してぷらす鍼灸整骨院に来られる方も増えています。

男性にとってエステティックサロンはまだまだ敷居が高いですが、鍼灸整骨院なら入るのが恥ずかしくありません。その点でも美容鍼は人気のようです。

美容鍼に健康保険は適用されるの?

美容鍼に限らず、見た目を良く見せるための(審美目的の)施術や治療には、健康保険が適用されません。基本的に健康保険が適用されるのは、ケガや病気など、放っておくと日常生活に支障を来すような疾患や外傷です。

そのため、美容鍼や美容整形、AGA(男性に見られる脱毛症)、ホワイトニングなどは、全額自己負担となります。

美容鍼の効果時間を持続させるためのセルフケアをご紹介

お肌のセルフケアをする女性
美容鍼の施術時間は、人生という長い期間のほんの一瞬にしかすぎません。そのため、効果を持続させるためには、セルフケアも重要となります。そこで、自宅でもできる簡単な体操と、ツボ押しを1つずつ紹介します。

あいうえお体操

あいうえお体操は顔面体操の一種です。その名のとおり、口を大きく「あ・い・う・え・お」を発音するように開き、表情筋がこり固まらないよう予防します。

特に「い」の口と「え」の口をするときに、口角をグッと引き上げるよう意識しましょう。それによって、リフトアップ効果が期待できます。

ツボ押し

女性にとって気になる場所の1つが、頬のたるみやほうれい線だと思います。頬のたるみやほうれい線を改善するのであれば、巨髎(こりょう)のツボがおすすめです。

巨髎のツボはちょうど頬骨の中心に位置しているので、両手の親指で押し上げるように刺激しましょう。また、そこから左右に往復することで、むくみの改善効果も期待できます。

美容鍼の施術後の注意点


美容鍼の施術にはほとんど痛みがともなわず、だれでも安全に施術を受けることが可能です。ただ、以下のような点に気を付けてください。

入浴は軽めにしよう

美容鍼の施術を受けた後は2、3時間入浴をさけ、湯船につかる時間も短めにしましょう。あまり長く使っていると血行が良くなりすぎ、美容鍼を刺入した場所にかゆみが出ることもあります。また、強くこすって洗うようなことも避けましょう。

メイクはほどほどに

美容鍼の施術を受けた後は、メイクもほどほどにしましょう。肌への刺激が強いメイクを使うと、やはりかゆみの出る恐れがあります。どうしてもメイクが必要な場合、肌への刺激が少ないものを選びましょう。

水分を多めにとる

美容鍼の施術を受けた後は血行が良くなり、老廃物や疲労物質が排出されやすくなっています。そのため、いつもより多めに水分を取るようにしましょう。

飲酒はできるだけ控える

美容鍼の施術を受けた日は、なるべく飲酒を控えましょう。理由は入浴と一緒で、血行が良くなり過ぎると、かゆみの出る可能性があるからです。

だるさや眠気を感じる事がある

鍼治療を受けたときに、人によってはだるさや眠気といった「瞑眩(めいげん)反応」が出ることもあります。瞑眩反応は温泉に入った後のだるさのようなもので、「鍼あたり」と言われることもあります。

ただ、瞑眩反応が出ることは悪いことではありません。そのあとに身体が快方へ向かうことから、好転反応と呼ばれるケースもあります。もし瞑眩反応が出たら、静かに身体を休めるようにしてください。一晩もすればスッキリするケースがほとんどです。

まとめ

美容鍼は一般的に、顔周辺のお悩み解消のためにおこなわれる施術です。髪の毛の太さと同じ程度の鍼を用いておこなうため、内出血のリスクや跡が残る心配はほとんどありません。

自宅でのセルフケアを併せておこなうことで、「いつまでも美しくありたい」という女性の心を満たすことが期待できます。施術に対するご質問や、費用に関する相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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