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逆子の治療

[逆子治療]

2016.2.2

当院に来院下さっていた患者様が妊娠されて、逆子ということが判明しました。
 
20代の女性でもうすぐ妊娠30週になるとことでした。
妊娠25週くらいから産婦人科の健診で逆子という診断を受けられていました。
 
初産で不安も多く、逆子が治らなければ帝王切開になってしまうし、逆子の体操なども教えてもらったけれど、まだ治らないことが不安で、インターネットで調べたら鍼灸の治療が効果的と知ったということで、当院に相談してくださいました。
 
逆子というのは、子宮の中で赤ちゃんの頭が上で、おしりや足が下になっている状態のことを言います。
お腹の中の赤ちゃんは、成長にするにつれて頭が大きくなり重たくなるので、重力の関係で通常は頭が下がっていき、頭が下向きで足が上向きになります。
ただ、まれにそのまま頭が上のままになってしまう赤ちゃんもいます。
そのままの状態で分娩となると赤ちゃんにもお母さんにも危険が伴ってしまうので、帝王切開となることが多いです。
一度、帝王切開になると二人目、三人目の分娩も帝王切開になるので、お母さんたちにとっては、なるべく避けたいところです。
 
本来ならば頭が下になるはずなのに、逆になるということは、何かあるはずです。
 
その患者様にもよくよくお話を聞いていくと、
・冷たい飲み物をよく飲む
・アイスクリームが大好き
・サラダをよく食べる(生野菜)
といった傾向をお持ちでした。
 
この方の逆子の原因は冷えでした。
 
実は、足先などは冷たくなかったのですが、この生活習慣だとおなかの中が冷えてしまいます。
それが逆子の原因になっているはず。
実際に逆子の治療にいらっしゃる患者様のほとんどが冷えをお持ちです。
今まで診させていただいた方の多くもそうでした。
 
その患者様にも、逆子の治療ではなく、冷えの治療をしていくことをお伝えして、
足や腰などにお灸(やけどの心配のないソフトなものです)をしました。
すると、お灸の最中におなかの赤ちゃんがよく動いてくれました。
 
人によって効果の出方も違うので治療回数も異なりますが、この方は反応も良かったので、
3日続けての治療をおすすめしました。
そして、冷たい食べ物や生野菜はおなかを冷やしてしまうので、控えていただくようにお願いしました。
 
2日目、3日目と続けて治療をさせていただき、赤ちゃんの動きが活発になりましたが、
まだ赤ちゃんはおなかの下の方を蹴っていました。
そのあとに産婦人科の健診もあるということでしたので、すこし様子を見るために一週間ほど、治療間隔を空けました。
 
そうして一週間ほど経って、どうなったかと心配していたところ、患者様からお電話をいただきました。
 
健診で逆子が治っていたそうです!嬉しい!!
 
その時にまだ32週くらいで、少し心配もあるので、その後2回ほど治療させていただきました。
 
今では、その赤ちゃんと一緒に治療に通って下さっています。
すくすくと大きくなっていく姿を一緒に見させていただけることは、何よりのご褒美です。
 
この方の場合は冷えが原因となっていましたが、原因はさまざまにあります。
おひとりおひとりのお話を聞かせていただき、その方にあった治療を提案することが大切です。
 
妊婦さんはさまざまな不安やストレスをお持ちも方も多いです。
ストレスが一番体には良くないので、身体的なストレスは私たちが診させていただきます。
当院には、妊婦さんでも受けられる治療がたくさんありますので、いつでもご相談ください。